俺とSは学校の休み時間も一緒にいることが多かったので、付き合っているのかと勘違いされることもあったが、恥ずかしさから頑なに否定していた。
しかし俺はSのことをずっと好きで、後から知ったがSも俺を好きでいてくれた。
あの事件が起きるまでは・・・。
高校最後の夏休みの出来事だった。
あの日は学校が終わった後、俺の家で友達のAとBと俺の3人で酒を飲みながら夜更かしをしていた。
AとBは隣町から学校に通っていて、高校入学と共に仲良くなり、悪さを吹き込まれた。
高校生活はこいつらとバカをして過ごしていた。
そして夜も更け、話はクラスの女子の話に。
もちろん下衆い話だ。
A「クラスの中だと誰とヤりたい?」
B「やっぱ委員長でしょ!あのデカパイは堪らん!」
俺「委員長いいよな!いい匂いがしそうだし、あの巨乳揉みてぇ!」
俺はまだ童貞だった。
自分の中ではSが初めての相手と勝手に決めていた。
A「Tはまだ童貞だもんな。よし!これから女子を呼んでよ、3人で強姦しようぜ!」
Aがガッツポーズをしてニヤッと口角を上げた。
俺・B「いいねぇー!」
B「もちろん委員長だよな!」
Bがキラキラした目でAを見る。
A「ちっちっ!呼ぶのはSちゃん!」
俺は耳を疑った。
まさかここでSの名前が出るとは・・・。
色気も何も感じなかったのにSが選ばれた。
俺「ちょ、Sはないだろ!あいつは背も小さいし、胸だってあるかどうかも分からないくらいだし!」
笑いながら必死に止めようとした。
しかしAとBはすでにノリノリだった。
A「T、俺はロリコンだ」
その後も俺はSは止めようと説得したが聞く耳を持たなかった。
そして俺も内心、酒も入っていたのでSを犯してみたいという気持ちがあった。
俺「電話してみるわ。出なかったら委員長な」
時刻は23時。
家はさほど遠くないし、今までもこの時間に行き来したことがある。
普段なら宿題を頼む電話だが、この時は違う。
Sを騙して犯すための電話だ。
しかし誰も電話には出なかった。
留守番センターに変わり、俺は電話を切った。
ホッとする気持ちと残念な気持ちが交ざる。
俺「やっぱ出ねぇわ。委員長にしようぜ!」
Aはテンションが下がり、Bは喜ぶ。
その時、俺の携帯が光った。
A「Sちゃんじゃね?」
ベッドに倒れていたAがガバッと起き上がり目を輝かせた。
俺「ああ・・・Sだわ・・・」
俺は静かに電話に出た。
S「もしもし?ごめんね!お風呂上がりで出れなかったんだよね。こんな時間にどうかした?また宿題?」
いつも通りに話すS。
今から犯すから来い、とは言えない。
俺「いやぁそうなんだわ!それでAとBも来ててさ、2人もまだやってないんだってよ。良かったら今からウチに来れないか?ダメだったらいいんだけど!」
Aが「ふざけんな!」と小声で俺の肩をどつく。
(頼むから来ないでくれ)
俺は心の中で叫んだ。
S「あっ、全然いいよ!A君たちって面白いから行く!おばさんたちはもう寝てる?ピンポンしない方がいいかな?」
本当に気が利いてやさしい女の子だ。
いつも俺の両親を気にかけて本当の家族のように接してくれる。
今日は両親とも不在で、近所の農家の飲み会に出掛けていた。
たぶん朝まで帰ってこないことをSに伝えると、支度をしてすぐに来ると言って電話を切った。
AとBはすでに股間を膨らませて待っている。
俺は楽しみなことを装いつつ、すぐにでもやめさせたい。
だけど犯したい。
その葛藤が胸を痛めた。
時間が経つのは早く、インターホンが鳴った。
2人は財布からゴムを取り出して机に置いた。
ドアの横で2人が立って待ち伏せ、入り際にSを押さえて速攻で犯る段取りだった。
階段をトストスと軽い音を立てて上ってくるS。
コンコン。
S「ヤッホー!来たよー・・・」
ドアを開けて部屋に入るなり、AとBに腕と腰を掴まれて動けなくなるS。
A「Sちゃん、ちっこくて可愛いー!」
B「マジだ!めちゃ可愛いじゃん!」
Aは同じクラスでSのことをよく知っているが、Bだけが別のクラスでSのことはあまり知らない。
Sが一方的に俺伝いにBを知っているだけだった。
そして2人は俺とSの関係をよく知っている。
なのに、この状況を生み出したのは友情なのか、それとも嫌がらせなのか。
後から聞いたが、特に何も考えてなかったらしい。
Aらしい馬鹿な答えだった。
S「ちょっとー・・・なんかA君近くない?えへへ、照れちゃうし!」
笑いながら冗談だと思っているが、身体は逃げようと必死に動かす。
Sが困った顔で俺を見た。
S「T・・・宿題だよね?」
不安そうな表情で俺に助けを求めるS。
AとBはSの腕を掴んだまま俺をニヤニヤ見ている。
俺「あぁ・・・宿題だよ。でも、その前にSをこれから犯さなきゃダメなんだよね」
まともに顔も見れず、煙草をふかしながら答えた。
AとBは待ってましたと言わんばかりにSの身体を弄り始めた。
S「や、やめてよっ・・・T・・・」
Sはとうとう泣き出し、鼻をすすり始めた。
何度も俺の名前を呼ぶS。
AとBは真剣な表情になり、Sの胸を揉み、ショーパンから伸びるスラッとした足を撫でる。
Sができる抵抗は足をできるだけ閉じることだけ。
やさしい性格だから暴力的な抵抗は絶対にしない。
それだけは確信があった。
俺は部屋の入り口で行なわれている光景を座椅子に座って煙草をふかしながら見ているだけだった。
A「なあ、Tは混ざらないの?」
AはSの胸を身体の後ろから揉みながら言ってきた。
俺「煙草がなくなったらな・・・」
Sは涙で頬を濡らしながら俺を見つめていた。
『今すぐやめて。助けて』
そんな声が聞こえるようだった。
A「Tはね、Sちゃんを犯すことを断ってたんだよ。幼馴染だもんね?幼馴染に今から犯される気分はどう?俺らのも入れるんだけどさ」
いやらしい顔でSの耳元で呟くA。
Sは泣き声をさらに強めて首をブンブンと回す。
BがSのパーカーを脱がせる。
前開きのチャックをゆっくりと下げていく。
中はすぐに下着で、白い無地の子供くさい物だった。
Sは腕を身体の前に動かそうとするが掴まれて微動だにしない。
そしてBがSのブラをゆっくりと上にズラしていく。
意外とCくらいあった胸がプルンと揺れて露わになった。
S「いや・・・やめて・・・いやいやいや・・・」
顔を真っ赤にして泣くS。
それが俺達が興奮することを知らない。
A「ずりーよ、B!代われ!」
「へいへい」と返事をして身体を入れ替えるAとB。
Aが何も言わずにSの乳を鷲掴みすると、ピクっとSの身体が反応した。
A「すげぇ・・・子供みたいな身体。可愛いしおっぱいもあるなんてエロいね、Sちゃん」
ぺろっと舌でSの乳首を舐め上げる。
ピンクの小さな乳首が静かに跳ねた。
S「恥ずかしいから・・・もうほんとやめて・・・いやぁ・・・」
A「恥ずかしい?可愛いねーSちゃん!それじゃこれ、舐めてみようか」
Aがジーンズを脱ぎ、ブリーフ姿になった。
Sはその姿を見てジタバタと逃げようとするがBに掴まれ動けない。
涙を流しながら顔を横に背けた。
AがSの手を取り、ブリーフ越しに股間を触らせようとした。
A「Sちゃん、男のコレ触るの初めて?それとも、もうTとした?」
Sは手をグーにしているが、Aはそのまま小さな手を股間に撫でつける。
気持ちよそうに吐息を漏らし、Sの髪を撫でる。
BはSを立ち膝になるように座らせた。
A「そんなに抵抗してたらタダでは済まないよ?写メ撮って校内にばら撒いちゃうからね?」
Aは携帯を取り出してSに向けた。
Sは首をブンブン振り、取られる前に手を開き、ゆっくりとAの股間に宛てがった。
A「ほら、モミモミ手を動かして。男はここを触られると気持ちいいんだよ。生で触ろうか」
ボロンとブリーフからペニスを出したA。
俺よりは小さいが立派な物だ。
Sは驚き、しゃくりあげて泣く。
生のペニスを握らせ、上下にSの手を動かす。
A「気持ちいいー・・・Sちゃんの手、小さくてホント小学生みたいだね。ほら、気持ち良くて先から出てきたよ」
Sの手のひらで亀頭を撫で回す。
大量のカウパーがSの手を犯した。
S「やだ・・・やだっ・・・!」
震えるS。
その様子を見て、Aが俺の方を向いた。
A「T、交代。まだ乗り気じゃないみたいだし、Sちゃんの初めてはTが貰えよ。俺もうイキそうだし」
笑いながらブリーフを上げ、パンツ一丁のまま俺の方へ来るA。
俺も腰を上げてSの前に立った。
<続く>