とりあえず手っ取り早いのは出会い系と思い、登録してメールを送ってみた。
別に何歳でもよかったので人妻でもいいかと思い色々な年齢の女性にメールを送ったのだが、返ってくるのは援助希望のメールばかり。
すると、1通だけまともなメールがあった。
『よかったら友達になってください』
ただ1行だけだったが、妙に新鮮に思い、返信をした。
それから1ヶ月くらい真面目にメールのやり取りをして、ようやくメルアド交換もできた。
こんな時は焦らないほうがいい。
とにかく真面目にメル友を続けていると、2ヶ月後に会う約束が取れた。
まだお互いの顔は写メールで送ってはいない。
なぜかというと、僕はイケメンではなく、少し童顔に見られるからである。
いよいよ当日。
朝早くから懸命に仕事をこなし、定時に会社を飛び出した。
駅へ向かう途中で彼女から、『もう着いてるよ』とメールが入った。
まだ会ったこともないのに天に昇るくらい嬉しかった。
駅に着くと、向こうの方にそれらしい服装をした女性が立っていた。
近づいていくと、どこかで見たことある顔。
お互いに顔を付き合わせた瞬間・・・。
「あ!」
同じことを言った。
そう、同期入社の違う営業所で働いている子だった。
「お~、久しぶり」
「ほんとね」
「ここで待ち合わせ?」
「そうなの、今日は特別な日」
「いいな。でも俺もそうなんだ」
「へ~、お互いにいいことがあったらいいね」
「そうだね」
でもよく考えてみると、メールと同じ服を着ている。
そしてお互い離れることなく隣同士で立って待っている。
(もしかして・・・)
そう思ってメールの携帯画面を彼女に見せてみた。
「もしかして、これに見覚えある?」
「あっ、えっ、何これ、これ私のメール!」
「もしかして相手は俺?」
「もしかしなくてもそうかも」
お互い気まずい。
「とりあえず飲みに行こうか?」
「うん」
仕方がないので予約しておいたおしゃれな店に案内した。
店に入り生ビールを注文したが、何から話していいのかわからない。
「仕事は忙しい?」
「いえ、うちの営業所は暇だから」
「俺の方は忙しいよ。でも上がうるさいけどね」
他愛のない話をしてみるが続かない。
「でも世間は狭いよね」
「そうね。でも不思議ね、こんな出会いって」
「そうだね。でも久しぶりに会ったから飲もう」
「そうね、色々言ってもしょうがないし」
それからはお互いの過去の恋愛などをして、酒がまわってくると下ネタも話すようになった。
だいぶ彼女との距離も縮まってきたように思えた。
時間も経って、次をどうするか話そうとしたところ・・・。
「少し歩かない?公園に行こう」
「わかった」
同僚なので会計は割り勘だった。
そして少し歩いた。
夜の街はネオンがきれいで、なんとなくいい感じで、そっと彼女の腰に手をまわすと彼女の体が少しピクっと反応したが、嫌がる気配はない。
それどころか少し寄り添ってきたように感じた。
「なんか恋人同士みたいね」
「そうだね。明日は休みだろ?よかったら俺のマンションに来る?」
「えっ・・・。いいよ、行く・・・」
すぐにタクシーを捕まえてマンションへ。
酔ってもいたし、久しぶりに女性が部屋に来るせいか、股間が次第に反応してきた。
それに彼女は案外可愛いし、スタイルもなかなかである。
そのときパっと頭に浮かんだのは、彼女が上に乗り騎乗位で腰を振っている姿だった。
男はスケベな生き物で、そんなことを考え出すと止まらなくなる。
マンションに着き、ドアを閉めると、いきなり抱き締めてキスをしてみた。
彼女はまったく抵抗しないどころか積極的に舌を絡めてきた。
もう自分の股間はかなり硬直していた。
俺も負けじと舌を絡ませ、唾液がお互いの口の中ですごい状態になっていて、お互いの唾液を吸いながらの長いディープキスだった。
「とりあえず上がろうか?」
「うん、そうね、こんなとこじゃ変よね」
電気を点けると、散らかっているのを忘れていた。
「もう、男って片付け方を知らないんだから」
彼女がてきぱきと片付け始めた。
その時、俺は大事なことに気づいた。
DVDデッキにエロDVDが入っているのを・・・。
彼女は何気なくDVDの再生ボタンを押した。
「まさかエッチなのを見たりしてないよね?」
「そんなの見ないよ」
しかしテレビ画面に映し出されたのは明らかに男女が抱き合っているエッチなシーンであった。
「ふ~ん、やっぱり見るんだ」
「あっ、昨日友達が・・・」
「言い訳しない。これ見て何してたの?」
「え、いや、何もしてないよ」
「そうなんだ、シコシコしてるんだ」
「バカ言うなよ」
俺はすぐに消したが、彼女は俺の股間を触ってきた。
「あっ、やっぱり大きくなってる」
「さっきキスしたじゃん」
「エッチなシーンを見たからでしょ」
「じゃあ、ほんとに勃起してるか見てみる?」
着替えの途中だったが、パンツを下ろした。
「あ~、すご~い、大きくなってる」
「お前も見せろよ」
「だめ」
「じゃあ力ずくで脱がしてやる」
彼女を押し倒すと、スカートを捲り上げてパンティの中に手を突っ込んだ。
かなりグチョグチョになっていた。
「やっぱ濡れてんじゃん」
「いやん、あんなシーン見せるから」
「お前が見たんだろ。で、ここに突っ込んで欲しいんだろ?」
「えっ、そ、そんな~・・・いやらしい~」
「今日は寝かせないからな」
そう言ってまたキスをすると完全に彼女は身を任せてきた。
「先にシャワー浴びていい?」
「いいよ」
彼女にジャージを渡すと彼女は風呂場に向かった。
彼女の後ろ姿を見ていると、お尻の大きさも俺好みで、勃起が収まらなかった。
シャワーを浴びているのを覗きたくなって風呂場に行くと、急に彼女がドアを開けた。
「キャー、何よ?」
「いや、なんでも」
「覗こうとしたんでしょ?」
「そういうわけじゃ」
「洗ってあげようか?」
彼女はボディソープで俺のアソコを丁寧に洗ってくれた後、シコシコしながら口に含んでフェラチオを始めた。
「あっ、気持ちいい、ああっ」
「気持ちいいの?」
「あ、ああ」
舌を全部を使い、亀頭を丁寧に舐めあげていく。
経験したことのない気持ちよさだった。
「あっ、で、出る、イクっ」
俺は彼女の口の中に濃厚な精子を出してしまった。
「いっぱい出たね」
「巧すぎるよ、どこで覚えたの」
「自然と身についたの」
「ということは、根っからのスケベなんだ」
「違う!噛み切るわよ」
彼女がギュっとペニスを握った。
お返しに俺はボディソープをいっぱい手にとり、彼女の全身、特におっぱいをヌルヌルさせながら洗ってあげた。
彼女は大きな声を出した。
「ああっ、いいっ、自分でするよりいい~」
「え、もしかしてオナニーしてるってこと」
「え、あ、気にしないで、独り言だから」
「聞き流すわけにはいかないな~」
「終わったら、さっさと上がる!」
命令口調で言われ、俺は先に風呂から上がった。
彼女も風呂から上がってきて、ビールでもう一度乾杯をした。
俺はけじめをつけたくて、彼女にこう言った。
「よかったら付き合ってもらえないかな?」
「え、本気で言ってる?」
「嘘じゃ言えないだろ」
「いいよ。あなたのこと、だいぶわかったから」
「何がわかったの?」
「1人でエッチなビデオを見ながらシコシコしてるってこと」
「それは違うよ」
「何が違うの?シコシコしてたって言えばいいじゃない」
「だったら、お前も家でオナってるんだろ?」
彼女は急に真っ赤な顔になった。
「だったらどうなの?」
「図星だ」
「もう、いや」
俺は彼女を抱き寄せてキスをした。
「それで返事はどうなの?」
「いいよ、でも私は・・・」
「私は何?」
「いいの。今日はいっぱい抱いて」
俺は天にも昇る気持ちだった。
少し気は強いが可愛い女である。
そしてまたキスをして、電気を消して、ベッドでもう一度抱き合った。
もう彼女は自分を見失っていて、俺も自分を見失ってた。
エッチなビデオのようにお互いの性器を触りあい、舐め合った。
「ああ~、いいわ~、あん、あん、あん」
「すごくいいおっぱいだよ、気持ちいいよ」
「あっ、もっと、もっと強く揉んで~」
俺は力いっぱい揉み、力いっぱい吸い上げた。
彼女のフェラチオもより高速になり、唾液でヌルヌルさせてねちっこく舐めあげ、玉の裏からお尻の穴まで舐めてくれた。
俺も負けじと、彼女のお尻の穴まで、全身ベトベトになるまで舐めた。
そしてもう我慢ができなくなった。
「入れていい?」
「いいよ、いっぱい突いて」
正常位のままゆっくりとペニスを入れると・・・。
「あっ、す、すごい、こんなの久しぶり~」
「締まりもいいし最高だよ」
「ああっ、突いてっ、もっと、もっとよ」
「こうか!こうか!」
俺は力を入れて、突き上げるようにピストン運動をした。
「ああ~、いい、いい、いやん、ああっ、だめっ、イッちゃう~」
「気持ちいい?俺もすごくいいよ、イキそうだよ」
「あっ、だめよ、い、一緒に、一緒にイこう」
「あっ、もうだめ、あっ」
「あっ、私も、ああっ、イクっ、イクっ、ああああ~!」
2人同時にイッて、俺は彼女の中に精子をいっぱい出した。
そのままの体勢でしばらくお互いに動かずに、ずっと抱き合ったままキスをして、やっと離れた。
彼女がトイレに行き、俺も処理をして、またベッドの中で抱き合った。
「できたかな?」
「たぶん大丈夫」
「できたらどうする?」
「私は産むわ」
「まだ俺たち付き合って1日目だよ」
「しょうがないじゃない、あなたが中で出すからよ、責任取って」
「わかった、仕事頑張るよ」
結局その3ヶ月後、彼女の妊娠がわかった。
俺は彼女のことが好きだったし、彼女もそう言ってくれてるから、小さな結婚式を挙げた。
知り合って長いけど、付き合ったのは3ヶ月だけ。
会社のみんなも驚いていたが、まさか出会い系で再会したとは言えるわけもなかった。