「ねぇー、遊びいこうよぉ。新しい水着、せっかく◯◯の好きそうなのにしたのに勿体ないじゃん」
「んー?じゃあ夜に。暑くて昼間はパス」
「あっそ。じゃあ1人で遊んでくる。ナンパされても知らないからね!」
返事をする間もなく出ていく彼女。
帰ってきたら機嫌を取らないとなーとか思いながらも、ダルいから追いかけないで昼寝を継続。
夕方頃に彼女が部屋に戻ってきた。
試しに声をかけたら、意外にも機嫌が良かった。
シャワールームに入った彼女に・・・。
「ね、背中流してよ。ベタベタしてて気持ち悪いんだぁ」
と声をかけられたんで、俺もシャワールームへ。
こっちに背中を向けて座ってる彼女の体をスポンジで洗いながら談笑。
薄く小麦色に肌が焼けていた。
「焼いてきたんだ?」
「うん。なんか焼いてたら外人さんが3人くらい来て、『オイル塗ってあげようか?』って。ホントにナンパされちゃった~。アハハ」
「マジで?あー、一緒に行かなくてゴメンな」
「もういいよ。別に平気だったから。それよりさ・・・」
そこで言葉を止めると、すっと立ち上がってクスクスと悪戯ぽく笑う彼女。
「綺麗に焼けてるかな?」
隠しもせずに全身を見せてくる。
乳房も陰部もすべて。
水着対策でお手入れされた陰毛が普段よりも小さく薄くて、奥に肉色の割れ目が見えるのがいやらしくて興奮した。
「ああバッチリ、綺麗だよ。・・・あれ?」
普段とは違う、日に焼けた彼女の裸に興奮して手を伸ばしかけたとき、妙なことに気付いた。
水着の跡がない。
ビキニを着てったはずなのに、背中のブラ紐どころか、乳房もお尻も陰部の周りも・・・水着に覆われていたのだから白いままの部分が一箇所もない。
「なぁ・・・水着の跡、なくない?どうしたの?」
妙に声が乾いていたのを覚えている。
「どうって、フフフ。さっき言わなかったっけ?外人さんにナンパされてサンオイルを塗ってもらっちゃったって。それもたぁ~くさん、ね」
俺にしなだれかかって首に腕を回して耳元でクスクス笑う。
「嫉妬してくれるんだ?なら、もうあんまり放っておいちゃヤダよ?」
彼女は俺の性癖を知っている。
嫉妬で硬く勃起したモノを指先で撫でられた。
「・・・オイルを塗っただけ・・・だよな?」
間の抜けた質問だったが、そんな風に聞いたと思う。
「さぁ、どうでしょ?外人さん、◯◯のより大きいし太くてたくさん出るから・・・体の隅々までいっぱいかけられてぇ・・・。あ、サンオイルの話だからね。じゃあお先に~」
挑発するような意味深な言葉を残してシャワールームを出る彼女。
すぐに後を追いかけて、更衣室で押し倒してセックスした。
やりながら彼女を問いただしたけど、最後まで自白しなかった。
腰を振って喘ぐ彼女を見ながら、外人野郎に輪姦されて、デカいチンポを突っ込まれてヒィヒィ喘いでいる彼女を想像したらたまらなく欲情した。
バックで突きながら小麦色に焼けたお尻がプルプル揺れるのを見下ろして・・・。
(さっきまで、ここにもっとデカいのをハメられてたんだ・・・)
なんて想像して鬱勃起。
いつもの何倍も激しかったと思う。
結局、いまだに真相は不明。
このところセックスもマンネリ気味だったし、かまって欲しかった彼女が俺の寝取られマゾを逆手に取った狂言だったのか、それとも・・・。
まあ、あえて曖昧なままにしておくほうがお互いに楽しいかなと思っている。