先月、幼稚園から中学で俺が転校するまでずっと一緒、塾まで一緒だった幼馴染のT美が結婚することになった、と友人から電話があった。
もともと仲は良かったが、お互い性別とか関係ない感じで転校する時もあっさりしてて、正直連絡も取ってなかったし、(そんなんいてたなぁ)くらいにしか思ってなかった。
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で、電話をくれた友人ってのがT美とは高校まで一緒で、結婚するまでに同窓会を兼ねたお祝いに俺を呼ぶようにT美に頼まれたと。
断る理由もないから参加してみたら、最初のうちに参加者に挨拶を済ませたT美が俺の横に座って言った。

「後で話したいことがあるんだけど、時間いい?」

別に約束もないし、同窓会がお開きになった後、T美と待ち合わせてちょっとしたバーへ行った。
バーに入って30分くらいは黙って飲んでたんだけど、しばらくしたらマリッジブルーになってたT美が愚痴りだして、俺はそれを聞いてるだけ。
地元を離れてる俺には愚痴りやすいんだろう、くらいに考えて適当に相槌を打ってたら、いきなりキレるT美。
なぜか子供の頃のことまで持ち出してきて独演会状態に。
そんな感じで1時間ほどした頃、今度はT美が突然泣き出した。

「わかってんのぉ?あたしはねぇ、S(俺)がずっとず~っと好きだったんだよぉ~。なのに転校しやがってさぁ。たまにこっちに来てたの知ってるんだよぉ~。会いに来てくれるの待ってたんだよぉ~」

あっさりしてたって思ってたのは俺だけで、T美は相当落ち込んだらしい。
ついでに前述の友人が俺と繋がりがあると知って、勢いで呼ぶように頼んだと、ここで自白した。
ここまで来ると酒の力もあってか怖いものなしになったT美。

「やぁっと諦めがついて結婚しようとしたら出てきやがってぇ!責任取れぇ!今からホテル行くぞぉ!」

とか言いながら俺の腕に抱きついてきて、バーを出てホテルへ。
部屋に入り、すぐに抱きついてきたわけだが、いかんせんもうすぐ他人の妻になるわけで・・・。
踏ん切りがつかない俺と、「シャワー行こう」と脱ぎだすT美。
時間が経てば酔いも醒めて落ち着くだろうと足掻いてみたが、T美の勢いは止まらず、結局一緒にシャワーを浴びることに。
バスルームに入ると、T美は途端に大人しくなった。

「どうしよ、今からするんだよね?大丈夫かな?ちゃんとできるかな?」

ハイ、まさかの処女でした。
旦那とはなんだかんだ理由をつけてしてなかったけど、一応経験済みってことにしてたらしい。
いくらなんでもそりゃマズイだろうと説得を開始。
ホテルのバスルームで裸の男女がヤるヤらないで押し問答。
結局バカバカしくなってきて根負けした俺。
で、違う根は元気いっぱいだし、まぁいっかなって。

「っていうかさぁ、そんなん入るの?」

初めて臨戦体勢のブツを見たT美が不安がるので、バスルーム内でキスしながら手をおまんこに当ててゆっくり動かしてやる。
すぐにヌルっとした感触と小さな喘ぎ声。
初めてだと出血する恐れもあるからと、よくわからない理由をつけてバスルームにコンドームを持ち込み、備え付けのマットにT美を寝かせる。
そこから首筋、胸、脇腹等に舌を這わせていき、おまんこに到達。
うっとりしてたのに、クンニの体勢に入ると強烈な拒否反応を示す。

「恥ずかしいからダメぇ~」

っていう姿に萌えたものの、嫌がることはしない主義なので断念。
コンドームを装置して合体をしようとした瞬間・・・。

「それ、ない方がいいなぁ、安全日だし。外して」

なんて甘えてくるT美。
なんかの本に、処女が相手の時はコンドームを付けない方がいいと書いてあったような気がしたので、剥き身のままで真っ直ぐにダイブを決行した。

ただ、ここで気付く。
セックスに対して悪い印象を与えるとセックスレスになり、旦那涙目。
まあ結婚直前に俺が貫通式をしてる時点で旦那涙目ではあるが・・・。
とか考えてたら、すんなり貫通式は終了。
T美は痛みがあまりないタイプだったようで一安心。
つか、よがり狂ってて、「本当に処女?」って聞いたら思いっきり引っ掻かれた。
バスルームで一戦交え、寝る前にベッドでもう一戦、翌朝チェックアウト前にもう一戦と、都合3回ヤった。

で、T美を送って行く途中、携帯を取り上げられ、強制的に連絡先の交換。

「次に会うのは式の時だね」

って満面の笑顔を見せるT美を家まで送り届け、T美の母に、「S君、大きくなったねぇ」なんて言われてその日は解散した。

送り届けた後、飯でも食うかと移動しようとした時にT美から着信あり。

「今何してんのぉ~?」

って数分前に別れたばかりですが?
まだあなたの家からほとんど離れてませんが?

「暇ならご飯行こ~」

とか言いやがるのでUターン。
つか、俺甘すぎじゃね?
とにかくわずか数分で再合流し、T美オススメのパスタ屋に行くことになった。
そのパスタ屋の駐車場にて、T美の旦那(あ、まだ婚約者か)と鉢合わせ・・・。

「昨日なんで電話に出なかった?つか、そいつ誰?」

(うん、婚約者さん、あんたは正しい。つか、ちゃんと捕まえとけ!)

「昨日は酔ってたから電話に出なかっただけ、この人は幼馴染で一緒にご飯に来ただけだよ」

(ちょっ、T美さん、素っ気なさすぎるから。それじゃ婚約者さん、もっと怒るよ)

「はぁ?そんなの聞いてないし、つか酔ってても電話くらい出れるんじゃねぇの?」

(ダメだこりゃ、会話になんねぇ。腹減ってんだからさっさと終われよ~)

そのまま口論を始めた2人を放っといてて、婚約者さんの友人とお互いの車の話で盛り上がってた。
しばらくして、パアァン!って音。
振り返るとT美が頬を押さえてうずくまってる。
ここで婚約者さんの友人に一言断りを入れる。

「すんません、しばらく口も手も出さんとってもらえますか?」

幸い理解ある人で了承してくれた。

「お前さぁ、いくらなんでもやって良いことと悪いことがあるんじゃねぇの?口で無理なら力で言うこと聞かせるとか、マジ最低なヤツがすることだろうが」

とか言いながら婚約者さんとT美の間に入る俺。
こっから口論になるわけだけど、あまり覚えてないのでカット。
最終的にT美はキレ泣き。

「もういい!もう別れる!もう結婚なんかしない~!」

これには婚約者さんも慌てふためき、あれやこれやと説得にあたるもののT美は聞く耳を持たず。
その時の婚約者さんの言葉から、T美がなぜマリッジブルーになっていたのかわかった。
T美の考えを真っ向から否定していたんだな、婚約者さんは。
親と同居はしない、落ち着いたら仕事を始めたい、子作りは数年後にしたい・・・などがT美の意見。
それに対して婚約者さん、結婚するなら親と同居、仕事はしないで家庭に入れ、すぐに子供が欲しいと。
最後は婚約者さんの友人が婚約者さんを引きずるように連れて行き、車に押し込めた。
そんな婚約者さんにT美が言い放った言葉がこちら。

「あたしはこの人(俺)のことが好き。あんたとはこの人を諦めるために付き合っただけで、この人がこうしてそばにいてくれるならもういらない!」

ちょっと婚約者さんに同情した俺の横を通り、婚約者さんに指輪の返還が行なわれた。
と言っても、車の中に投げ込んだだけだけど。
その後もT美は号泣してたので車に乗り、とりあえず落ち着くまで走ることに。
少し走ると落ち着いたT美が口を開いた。

「どっか騒いで遊べるとこに連れてって」

つうことでスポッチャに行った。
ボウリングをしたりカラオケをしたりバッティングをしたりして目一杯遊びつくしたとこで何も食べてないことに気付く2人。

「ホテルのルームサービス食べてみたい」とT美。

なんつうか、今日は言うことを聞いてやろうと決めてたんでホテルへ。
結局、ルームサービスを頼む前にやったけど。

部屋に入りドアを閉め、俺が自動精算機でお泊り料金の前払いをしてから部屋に入ると、T美はすでに臨戦体勢だった。
犬にするように「待て」をかけて、「テレビ点けてみ」と軽いドッキリを仕掛けてみた。
経験された方もいるでしょうが、なぜにラブホのテレビはAVに設定されているのだろうか。
T美はAVすら初めてだったようでリアルにドン引き。
けど目は画面から片時も離さない。
風呂を用意しながら様子見をする俺。
モゾモゾしだすT美。
見てるだけで濡れたみたい。
そっと後ろに回り込んでも気付かれなかったので、後ろから耳元で・・・。

「何もしてないのに濡れてんだ?エッチだね」

と囁きながら抱き締めると、ビクッと跳ねる身体。
そのまま左手を胸に、右手をクリに配置しつつ首筋にキス。
ゆっくりと力が抜けていき、静かに喘ぎながら腕に抱きつくT美。

「ソファーでいい?ベッドにする?」

まぁ言葉責めなんかしたことがないからグダグダになりつつも、T美の「すぐがいいよぉ」の返答でソファーに決定。
前日と同じくコンドームは拒否され、またもや剥き身のままで真っ直ぐにダイブ。

「生でヤったらできるかもよ?」

入れてから言っても遅いんだけども一応言ってみると・・・。

「できてもいいよぉ、Sの赤ちゃん産むのぉ」

若干ヤバいかな?と考えるも快感には勝てず、結局中で放銃。

一戦交えた後、改めてルームサービスを頼み、食事をしながらT美が見てたのはAV。
ちょうどフェラのシーンで、かなりのシュールさに笑いをこらえるのに必死な俺と、画面の中で何が行なわれているのかわからないT美。
食後に解説を求められたが、俺の説明ではイマイチ理解できなかったらしく、ならば実践あるのみとパクり。

「歯が当たらないように吸い込みながら舌も使って」

そんな指導を試みるも、初めてなこともあって口内での放銃には至らず、そのまま2回戦へ。
その後、風呂に入り、バスローブを着てベッドでゴロゴロしてる時にT美が核心を突いてきた。

「ねぇ、あたしとSって、今の関係はなんだろうね?幼馴染ぃ?友達ぃ?恋人ぉ?」

ちょっとイタズラ心が湧いた俺は・・・。

「さぁどれだろね?T美はどれがいい?」

T美、再度号泣。

「あたしの気持ち知ってるくせにぃ、S酷いよ、酷いよぉ」

なんかすんげー罪悪感。

「まぁ、もともとフリーな俺と今日フリーになったT美がこの状態なわけだから、恋人だな」

T美、さらに号泣。

「恋人?ほんとに恋人?やっとSと恋人になれた、嬉しい!」

抱きつきいてきたから頭をポンポンしてやってるとT美は爆睡。
かなり寝苦しい夜になった。
だって俺の左腕を抱き締めつつ頭を俺の胸に乗せ、脚まで絡めてたからね(笑)