どれくらい眠っていたのか分からないが、ふいに目が覚めた。

(優香は?)

起きて最初にそう思い、隣を見たが優香はいない。
代わりにベッドから1メートルくらい離れた床に布団が敷いてあって、優香の友達が横になっていた。
向こうの部屋からはドライヤーの音。
しばらくして、真っ暗な寝室に優香が入ってきた。
風呂に入ったのだろうか、キャミソールにパンティだけの薄着だった。

薄目で寝たふりをしていると、「なぁ、このクソガキ帰さないのかよぉ?」と男。

「もーうるさいなぁー、あんたが帰ってよぉ」と優香。

優香は横になっている男を跨いで俺の方へ来ようとしていた。
すると男は後ろから優香の足首を掴んで、「オイィー」と一言。

「もー、今日は帰ればいいのにぃ」と優香。

優香は足首を握る男の手を振り払おうとしているが、男は手を離さず、楽しそうに笑っている。
端から見てジャレているような印象だった。

「なぁ、どこ行くんだよ?」

「ベッドで一緒に寝るの、約束したんだからさぁ、離してよぉ」

「はぁ?そんなガキ放っておけよぉ!俺と寝ようぜ」

「もー、ウザイなぁ、嫌ですっ!マジ離してっ!」

そう言って優香は男の手を振り払おうとしている。
すると男は上半身だけ起こして、立っている優香の下半身に後ろから抱きついた。
そしてパンティ1枚の優香のお尻に頬を擦り寄せている。

「もー」と優香は溜息を吐いて振り払うのを諦めた。

そして俺の方を向いたままその場にしゃがみ、俺の寝てるベッドに上半身を倒して手を延ばした。
そしてベッドの脇、ちょうど俺の頭の隣に両肘を掛け、俺の顔を覗き込もうとする。
俺はとっさに目を閉じた。
ちょっと四つん這い状態の優香。

「可愛いなぁ」

小声でそう呟き、俺の髪を優しく撫でた。
ドキドキした。

(鼓動が聞こえちゃったりしないだろうか?)

ここで目が覚めたふりでもすれば良かったのかも知れない。
しかし俺はこの時、特に考えもなく寝たふりを続けていた。
今でも後悔する。

しばらくして、チュッチュッと音がした。
俺は目を閉じていたが、たぶん後ろからお尻に頬を擦り寄せていた男が優香の体のどこかにキスをしていたのだろう。
たぶんお尻ではないかと思った。
次第に音はエスカレートして、チュパチュパと唾液を含んだ音に。

「ア・・・ハァーン・・・」

優香の吐息が間近で聞こえる。
そして少し遠くで男の鼻息も。

「ちょっとぉ・・・」

優香のヒソヒソ声。
男の方を振り返りながら言ったようだ。
その瞬間、少しだけ目を開けると、男は四つん這いの優香の後ろからパンティを膝の辺りまで脱がせていた。

「もー・・・」

再び優香はヒソヒソ声で言った。

チュパチュパ・・・。

(またお尻を舐めているのか?俺も舐めたことないのに・・・)

「ヤン・・・ダメ・・・そんな所ぉ・・・」

確かにそう聞こえた。

(そんな所?どんな所だよ?まさかアナルか!?)

「恥ずかしいよぉ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

優香のいやらしい吐息。
薄っすらいい匂いがする。
歯磨き粉なのか、ミント味の優香の吐息。
しばらく暗闇の中、唾液を含んだ音と優香の吐息が聞こえた。
恥じらう優香。
こんな優香を見たことがない。
初めて優香に会う前に、もっと女性経験を積んでおけば、こうやってもっと色んな優香を見れたのかも知れない。
閉じた目から涙が溢れそうだ。

「アッ!・・・ふんっ!んんっ!ちょっとっ・・・」

我慢できずに漏れる優香の吐息、時々声も漏れている。
男は後ろから優香のアソコに指を入れ、ピストンで激しく責めているのだろう。

「ほら、来いよっ」

男は声量を抑えることなく普通に言った。

「もー」

優香の声が遠ざかった。
男に引っ張られているのだろうか?
見てみると、男の寝てた少し離れた布団の上で2人は向かい合って座っている。
そのまま男は優香を抱いて濃厚なキスをした。
優香は上半身を仰け反り、少し嫌がっているようにも見えた。
そして男の手は優香の上着の下の方から中に入ってキスしたまま胸を触っている。

「ンン・・・」と優香の声。

優香は胸を触る男の手を押さえて、「駄目だってぇ・・・」と言った。
男は優香の耳元でわざとらしくボソボソと呟いたが聞き取れない。
篭った声はコソコソ声より聞き取りづらい。

「え?何ぃ?」

優香も聞き取れなかったらしい。
再び男。

「本当は隣にあいつが寝てて興奮してるんだろ?」

そんなニュアンスのことを言ったようだった。

「馬鹿じゃない?変態」

呆れた感じの優香。
すると男は急に優香の上着を捲り上げて、大きな胸を無理やり露出させた。
風呂上がりだからかブラは着けていない。

「立ってるぞ?」

「ちょっとぉ・・・」

優香は捲り上げられた上着を元に戻して胸を隠そうとしているが、男はしっかり服を掴んでいて無理だった。
そのまま男は優香の乳首へと首を伸ばした。

(舐める気か?)

優香は男の肩を掴んで押し返そうとしている。

(頑張れ、優香!)

そう思っていた。
しかし男の力には勝てない。
次第に男の口は優香の乳首に届き、チュパチュパといやらしい音が響いた。

「アッ・・・」

優香は男の肩を掴んだまま上を向き、吐息を漏らし始めた。

「ハァ・・・ハァ・・・」

チュパチュパ・・・。

男の肩を掴む優香の手から次第に力が抜けていく様子が暗くても見て取れた。
それを確認した男は押さえつけるのをやめ、優香の胸を激しく揉んだり、乳首をコリコリ摘んだり、思う存分に優香の胸を弄んだ。
そして優香は男の肩を掴むのをやめ、両手を下ろして体を支えた。
完全に無防備になった胸。
男はそれをひたすら無邪気に弄び、優香は控え目に喘ぐ。
俺は止めに入るチャンスを完全に失って金縛り状態だった。

「気持ちいい?」

男が乳首をチュパチュパ舐め回したながら聞く。

「ウン・・・」

優香が恥ずかしそうに答えた。
しばらくすると男は立ち上がり、ズボンを下ろして、「次はお前の番な?」と言った。

(舐めないで!!)

心の中で叫んだ。
優香は男の竿を掴み、しばらくピストンさせ、俺の方をチラリと見た。
そして再び向き直り、チロチロと舐め始めた。
男の吐息が漏れる。
次第に激しくチュパチュパと音が響いた。
男の吐息も激しい。
終いには竿の奥まで咥え込み、頭全体でピストンさせた。
俺は体が石になったようにその過程を見守り続けた。
もしかしたらそんな俺の存在さえも2人を興奮させていたのかも知れない。

「ハァ・・・ハァ、バカバカッ!イッちゃうだろ!」

男は優香の頭を押さえて激しいピストンを無理やり止めた。

「お前、もしかして、さっさとイカせて終わらすつもりか?」

「だってぇ・・・」

「正直になれよ?本当は興奮してるくせに」

男はそう言って座ると優香の股を強引に開かせ、M字開脚になった両足を両手で押さえつけた。
そのまま優香のクリを舌先でピチャピチャと刺激した。

「ン!・・・ンンッ!ダメ!・・・声出ちゃうってばぁ!」

知ったことかと男の舌は加速してゆく。

「お前、ビショ濡れじゃん?」

男は嬉しそうに言った。

「ハァ・・・ハァ・・・気持ちいい・・・」

そう呟いて、優香はアソコを執拗に舐め回されたまま自分の胸を激しく揉みしだいた。
当時の俺にはあまりにも衝撃的な光景。

「やっぱ隣で寝てる奴がいると興奮するか?」

優香は何も答えない。

「もし起きたらどうすんだ?」

男がいやらしく聞いた。

「アン・・・アン・・・ベッドに座って・・・見ててもらう・・・」

優香は途切れ途切れに言った。

「やっと素直になったな」

その瞬間、俺は自分が何も出来ないことを悟った。
もっと早い段階で止めれば良かったのか?
たぶんそれも違う、俺はただの餌で、最初から最後まで2人のプレイだったんだ、きっと。

「じゃあもっと恥ずかしいことするか?」

男がそう言うと、2人は69の体勢になった。
しかも向きを変え、わざと優香のアソコが俺の場所から丸見えになる感じで。
2人は完全に興奮しているようだ。
激しく音を立て必死で舐め合っている。
俺は下唇を噛み、ギュッと目を閉じた。

「アァン・・・恥ずかしいよぉ・・・」

「それがいいんだろ?もしこいつが起きちまったら、まず最初に見るのがお前のビショ濡れのマンコだぞ」

「イヤッ・・・恥ずかしいこと・・・言わないで・・・イッちゃう・・・」

それからも男の舌と言葉責めは続いた。
優香が言葉責めを受けるたびに傷付く俺。

「アッ・・・もう駄目ぇー!・・・イッちゃう!」

優香は控え目だったが、これまでで一番大きく喘ぎながらイッたようだ。
しかし、チュパチュパと男が舐める音はまだ続いていた。

「駄目!・・・もう、くすぐったいよぉ・・・」

(もうイッたんだからいいだろ!?)

俺はゆっくり目を開けた。
男は優香の尻を揉みながら、まだ舐め続けている。

「アン・・・ちょっとぉ・・・」

目を懲らした。

(!)

俺は素早く目を閉じた。
男と目が合った気がしたからだ。
今でも分からないが、あれは気のせいだったのだろうか?
それとも男は、どの段階かで俺が起きてることに気付いていた?
その上で興奮材料に?

しばらくして、「おら・・・俺もイカせてくれっ」と男の声。

パチッと尻を叩く音も聞こえた。
『上からどけ』の合図で尻を叩いたのだろう。
俺はゆっくりと目を開けた。
するとぐったりして息を切らせている優香に男がバックから入れている最中だった。

「アッ・・・」と優香の吐息。

ゆっくりしたピストンが次第に激しくなり、パン!パン!とすごい音がした。

「アン!アン!気持ちいい・・・」

優香の胸が激しく揺れている。
男はそのまま優香のうなじや背中をベロベロと舐め回した。

「このガキのはどうだったんだ!?」

(やめろ・・・そんなこと聞かないでくれ!)

「アン!アン!・・・だって・・・まだ・・・初心者・・・だもん・・・」

優香は途切れ途切れに答える。

(もうやめろ!俺をネタに興奮するのは!)

パン!パン!パン!

獣のように激しく後ろから襲われている優香を見ながら涙がこぼれていた。

「アン!アアン!もう無理ぃ・・・」

「ハァ・・・ハァ・・・もうイクぞ!」

男はラストスパートをかけると、喘ぎながら大量の精子を優香のお尻にぶっかけた。
優香はそのまま息を切らせてバタンと倒れ込んだ。
倒れ込んだ優香の体は激しく呼吸をして、いやらしく揺れて見えた。

「マジでお前って淫乱だよな」

男が嬉しそうに言った。
そして何も答えられない優香のアソコに指を入れた。
クチュクチュと音をさせる。

「ハァ・・・ハァ・・・もう・・・勘弁して」

(やっと終わった・・・)

歯の食いしばりすぎで、こめかみが痛くなっていた。
しばらく余韻に浸った後、2人はバスルームへ向かった。
シャワーの音、そしてまた優香の喘ぎ声・・・。
俺はその隙にベッドから起き上がった。
ずっと寝ていたのにフラフラだった。

「アン!アン!」

バスルームから喘ぎ声が漏れる。
気付かれないように外へ出て、マンションの前の公園へ。
しばらく声を押し殺して泣き、日が昇る少し前に駅前の公園に移動した。
公衆便所に篭り、学校もさぼり、間抜けにオナニーした。
出せば出すほど、どんどん自分が惨めになるだけだった。