一番古い記憶は、俺が小5で妹が小4くらいの頃だったと思う。
まだ一緒に風呂も入ってたから、妹と自分の体の違いにはすごく興味があった。
全てを鮮明に覚えてるわけじゃないから所々端折るのは勘弁してくれ。
ある日、俺たちは全裸で布団の上にいた(急展開でスマン)。
親は1階の寝室で、2階の子供部屋には俺たちだけ。
おやすみを言った後だから、親が来ることはまずなかった。
まあ、もし来ても階段を上がる音で気づけるわけだが。
兄妹2人だから登場人物は他にいない。
どういう経緯でとか、どんな言葉を交わしてその状況になったかも覚えていない。
俺と妹はお互いに頭と足が逆を向く、いわゆる69の状態になっていた。
今までも風呂で何度か見てたが、妹の股間をまじまじと見たのは初めてだった。
とりあえず、つついたり撫でたり開いたりしてみた。
少しねちゃねちゃしててオシッコの匂いがした。
妹も俺のナニを触ったり掴んだりしていた。
特に知識があったわけでもないが、なんとなく舐めてみた。
最初ちょっとしょっぱかったのは覚えているが、その後は無味無臭だった。
俺が舐めはじめるとつられてなのか、妹も俺のナニを舐めてきた。
正直、気持ちいいとかはなかったと思う。
単純にくすぐったかったような気がする。
当時のことを思い出すと、本能だったとしか言いようがない。
知識もないのに、よくあんな事をしてたなとw
それからも割りと頻繁に俺たちはそんな事を続けた。
本当にただの興味本位だったので立ったこともなかったんだが・・・。
ある日、いつものように妹とそれをしている時のこと、何を思ったか、俺はアソコに指を突っ込んでみた。
妹が微かに、ほんとに小さな声で、「あ」とか「ん」とか言った。
なぜか俺は興奮していた。
いつもより鼻息が荒くなって、いつもより舐める時の唾液が多くなって、いつもより股間が熱くなったのを覚えている。
すると、その日初めて、今まで舐める程度だった妹が俺のナニを咥えた。
射精はしなかった。
というか、俺はその時点で、まだオナニーも覚えていなかった。
ただよくわからないが、舐められてただけの時よりも「気持ちいい」という感情はあった。
俺たちは夢中でお互いの股間を弄り合い、舐め合った。
初めは無言で黙々とそれをやっていたのに、気づけばお互い荒い息遣いの合間に声が漏れるようになっていた。
夜中にするエッチなことは中学に上がってからも続いた。
妹の胸が膨らみはじめてからは胸も弄った。
中学生になってオナニーを覚えた俺は、妹の股間に自分のナニを擦りつけるというオナニーもした。
いわゆる素股ってやつだが、勿論そんな知識はなかった。
ただなんとなく、(ここに擦りつけてみよう)と思っただけだが、これが気持ちよすぎて止まらなかった。
妹の股間に自分のチンコを擦りつけながら、膨らみ始めたばかりのささやかなおっぱいを揉んだり舐めたりした。
俺が動くたびに妹の口から漏れる吐息や声が妙に俺を興奮させた。
俺たちはそんな事を無言で頻繁に行なった。
ただあくまでもそれは夜寝る前の行為であり、それがなんとなく良くないことのような気はしていたので、普段妹とその話をすることはなかった。
夜も、どちらからともなく無言でその行為を始めた。
終始無言でいることで、その夜のことはなかったことになるような気がしていたのかもしれない。
そんなある日、俺は部活の先輩に借りた本で衝撃的なことを知った。
その本を読んで俺は、“セックス”ってものを初めて知った。
と同時に、すさまじい罪悪感が俺を襲った。
知識が付くにつれ、今までやっていたことがいけないことだったと気づいた。
いや、なんとなくいけないことだとは気づきはじめていたので、正しくは、『お前たちのやっていることはイケナイことだ』と確信させられた。
挿入こそしたことはなかったが、それ以外はもうほとんど経験済みだった。
本に載っている写真を見るたびにアレもコレも経験があることが、なぜか怖かった。
本で読んで、友達や先輩から聞かされて、情報が増えれば増えるほど辛くなった。
それから俺と妹が夜な夜なエッチな行為をすることはなくなった。
俺自身、子供部屋を出て、親父が昔使っていた書斎を自分の部屋に当ててもらった。
初めのうちは妹が夜に俺の布団に潜り込んでそういうことをしようともしたが、俺は妹に、「もうこういうことを兄ちゃんとしちゃダメだ」と伝えた。
なかなか聞き分けてくれなかったが、いつしか妹が俺の部屋を訪ねてくることはなくなっていた。
お互いに大人になった今、特にこの話を妹としたこともないが、忘れてはいないと思う。
でも、お互いにあの頃のことは話さないという暗黙の了解みたいのがある気がする。
だからといって仲が悪いわけでもないし、どちらかと言えばそれ以降も仲はいい方だ。
妹との話はこれで終わり。
文才がなくてほんとごめん。
じつは妹がこの間、3人目を妊娠したという報告を受けて、なんとなくこのことを思い出して投稿した。
今まで誰にも言えなかったから、どっかに吐き出したかったんだと思う。
ここまで読んでくれた人ありがとう。