(予めこうなることを想定して旅行にビデオを持参していたのか・・・)
もしそうなら、社長の思惑通りに進んでいるということです。
黒人たちに部屋を出る前に用意させたのはビデオのことだったのでしょう。
カメラは誰が操作しているのか、社長なのか、それとも誰か他の人物なのかわかりませんが、横たわっている妻を足から少しずつ上へ映していきました。
妻の浴衣は乱れておらず、真っ直ぐな姿勢で眠っていました。
私はもう最悪の事態を覚悟しました。
覚悟したというより、画面に映されているのはもう過去のことです。
今さらじたばたしてもどうしようもないことです。
妻を下半身から上半身、そして顔まで映し終わると画面が固定され、浴衣を着た社長が現れました。
社長はゆっくりとした足取りで妻に近づくと、浴衣の帯に手をかけました。
(やめろ!脱がすな!)
私は思わず心の中で叫びましたが、社長は帯を解いて浴衣を脱がしはじめました。
解かれた帯は無造作にベッドの下に捨てられ、ゆっくりと皮を剥くように浴衣が脱がされていき、妻はブラとパンティだけにされてしまいました。
すると社長は画面から消え、再びカメラは妻を下半身から上半身へと映していきました。
まるでこれからじっくりと獲物を料理するところを楽しんでいるようでした。
下着だけにされてしまった妻でしたが、睡眠薬でも飲まされているのか、まだ眠ったままでスースーと寝息を立てているようです。
再び社長が画面に現れました。
どうやら部屋の中は妻と社長がいるだけで、カメラの操作は社長がしているようです。
社長は妻に近寄ると、寝顔をしばらく見た後、妻の背中に手を入れ、ブラのホックを外しました。
肩紐を抜き取ると、ブラに締め付けられていた胸は、やや弾みながらその全容をカメラの前に晒しました。
社長はブラを床に投げ捨てると、パンティの両端に手をかけ、ゆっくりと引き下ろしていきました。
妻の濃い陰毛が露わになり、パンティは太股から足首まで引き下げられて抜き取られてしまいました。
そして社長が再び画面から消えると、全裸になった妻が下半身から上半身へと映されていきました。
大きめながらやや垂れかかっている胸は両側に少し広がり、妻の呼吸に合わせて少し揺れていました。
ややこげ茶色の乳首が妖しく上を向いています。
そして閉じられた股の頂点には、こんもりと生い茂った陰毛が蛍光灯に照らされて光っていました。
全身をゆっくりと映したカメラはやがて固定されました。
しばらくすると再び社長が現れました。
カメラの方を向いて正面に立った社長は、明らかにカメラを意識していました。
いずれこの画像を見ることとなる私に対して見せつけようとしているようにも思えました。
社長は浴衣を脱いでブリーフ1枚になりました。
競泳選手のような逆三角形の上半身は、男の私が見ても惚れ惚れするような見事な体格でしたが、私の視線は社長の下半身に釘付けとなってしまいました。
ブリーフの前は中身の形がわかるくらいに極端に盛り上がって突き出ていたのです。
ボクサータイプのブリーフ1枚だけとなった社長は、カメラの方を向いてしばらく立っていました。
(DVDをわざわざ私に見せる社長の意図は何なのか?)
たぶんこの後、妻は社長の餌食になってしまうのでしょうが、それを私に見せて妻を差し出させて離婚させようとしているのか、ただ単におもしろ半分に人妻を強姦するところを見せつけようとしているのか、本気で妻をAV女優やソープ嬢にしてしまうつもりなのか・・・。
社長は、目線をカメラに向けたままブリーフを脱ぎはじめました。
私は妻を凌辱される屈辱感もさることながら、ママや従業員たちが噂していた社長の下半身がどんなものなのか少し興味があり、画面を凝視しました。
やがてブリーフを脱いだ社長のモノが画面に晒されました。
思わず息を呑みました。
それは、大きいとか太いとかいう言葉では表現できないくらい巨大なものでした。
全裸の妻を目の前にして、すでに準備は整っているのか、斜め45度くらいに赤黒くそそり立ったモノは、大きい胡瓜のように反り返っており、太い血管が何本も浮き出ています。
亀頭の張り具合を見てもかなり使い込んでいることが一目瞭然でした。
数え切れないくらいの女をものにしてきた・・・。
それは決して大袈裟に言ったのではないでしょう。
鉛か何か異物のようなものが入っているのではと思うほど、ずっしりと重量感があり、同じ男としては羨ましいくらいの持ち物でしたが、これでは相手が限られてくるでしょう。
(いくら出産経験のある妻でも、こんな巨大なモノを入れられたら壊れてしまう・・・。もうやめてくれ、見たくない・・・)
私は画面を見ながら思いました。
社長が画面から消えると、再び全裸の妻の全身が映されました。
そして画面の右側から社長が現れ、妻の身体に覆い被さっていきました。
私は思わず、「あああっ!!」と声を上げてしまいました。
社長の背中には刺青があったのです。
肩のあたりから尻のすぐ上まで、背中一面に見事な唐草模様が彫ってありました。
以前ママが、「あの社長は若い頃は極道だったけど、正義感が強くて自分から堅気になった」と言っていたことを思い出しました。
しかし、いくら今は堅気の人間であっても、普通の人間にとって刺青というのは受け入れがたいところがあります。
私は背筋がゾクゾクしてきました。
大柄の社長が上に乗ると、妻の身体はすっぽりと社長の身体に隠れてしまうくらいでした。
社長は妻の唇に吸いつきました。
そして口の中に舌を入れた時、ようやく妻が目を覚ましたのです。
妻は自分が今どのような状況に置かれているのかわからないようでしたが、全裸にされ、自分の上に社長が乗っていることに気づき、一瞬驚いたような顔をして、あたりを見回しているうちにカメラの方に目線が行きました。
自分の姿がビデオに撮られていることも気づいたのでしょうが、意外にも表情を変えることなく視線を社長の方に戻しました。
(美由紀は一体どうしたんだ?なぜ社長を払いのけて逃げようとしない・・・?)
2人はしばらく無言で見つめあっていましたが、やがてどちらともなく顔を寄せて唇を重ねていきました。
お互いの舌を絡ませ、唾液を交換するような濃厚なキスがしばらく続きました。
それは妻を陵辱されることより、ある意味私にとってはショッキングな光景でした。
愛し合っている恋人同士のようなキスを見せつけられたのですから・・・。
やがて社長は妻の唇から顔を離すと、首筋に舌を這わせながらゆっくりと乳房を揉みはじめました。
下から持ち上げるように乳房を寄せ、円を描くように揉んだ後乳首を口に含み、じっくりと舌で転がすように吸い続けました。
両方の乳首をたっぷり時間をかけて吸った後、胸から少しずつ下へおりていき、臍のあたりまで来ると、社長は妻のお腹に頬ずりして妊娠線のあたりを舐め回しはじめました。
妊娠線を気にしてお腹を見られることを嫌がっている妻の心を読み、羞恥心を取り除くように妊娠線の浮き出たお腹を舐めたり吸ったりしました。
「ううっっっ・・・う~ん・・・う~ん・・・」
妻は目を閉じ、口をやや開けて社長の入念な愛撫を受けていました。
妻の身体を背中一面刺青の男が貪っている・・・。
私は屈辱感を通り越し、興奮すら覚えながら画面を見ました。
その後、社長は一気に妻の足元まで下りていき、足の先から舌を這わせ、やがて太股の奥まで辿り着くと、手を使わずに股間の中に顔を押し付けて、少しずつ股を広げていきました。
妻の濃い陰毛の中に社長は顔を埋めると舌を使ってクリトリスを押し広げ、噛むように口を動かしていきました。
「ああっっ・・・ああっっ・・・」
妻は眉間に皺を寄せ社長の舌技を受けていました。
クチュクチュと音を立ながら妻のクリトリスを十分味わった社長はゆっくりと起き上がりました。
(・・・とうとう・・・なのか・・・?)
妻が社長の餌食に・・・。
終わったこととはいえ、私は画面から目を背けたくなりました。
社長は自分のモノを持つと、そのまま妻の股間に押し当て、少しずつゆっくりと腰を押し進めていきました。
(せめて・・・避妊だけでも・・・)
しかしスキンを使う気などさらさらないのでしょう。
というより、あんなに大きなモノが入るスキンはないのかもしれません。
社長の背中の刺青、そしてどれだけ巨大なモノかわかっているのか、社長のすべてを受け入れるかのように妻は足を開き、目を閉じてその瞬間を待っているようでした。
妻の腰に手をかけ、ゆっくりと優しく社長は腰を進めていきました。
「ああっっっ、あーーーっっっ」
とうとう社長のモノが妻の中に入ってしまった瞬間でした。
極太棒の半分くらいをメリメリと膣の中に押し込むと、社長は一旦腰を引いて抜いてしまい、再びゆっくりと押し込みはじめました。
「ああっっっ、あああああっっっ・・・、おっ、おっきぃぃい・・・」
膣の中に極太棒が入るたびに、妻はその大きさと太さを体感するかのように喘ぎました。
すると社長はもう1度、腰を引いて抜いてしまいました。
(もうこれで止めるのか、止めて欲しい、止めてくれ・・・)
そう思った時、社長の表情が一変しました。
獣のような鬼の形相に変わった社長は妻の両足を掴んで思いきり両側に広げると、反動をつけて極太棒を一気に根元までぶち込みました。
「ぎぃやややぁぁぁぁぁーーーー!!!」
妻は部屋中に響き渡るほどの悲鳴を上げました。
妻と知り合ってから16年以上が経ちますが、今まで聞いたことのない声です。
激痛に耐えられないのか、悲鳴を上げながら妻は身体を仰け反らせて横向きになりましたが、その瞬間、社長は妻の肩を掴んで身体を反転させると、極太棒を根元までねじ込んだまま、妻を無理やり四つん這いにさせてしまいました。
「ぎゃゃゃゃ・・・あああああぁぁぁぁぁ!!!」
子宮をえぐり取られてしまったのかと思うような叫び声でした。
四つん這いになった妻に、社長は先ほどまでのゆっくりした挿入から、突然豹変したかのように強烈なピストン運動をはじめました。
妻の腰を持ち上げ、尻を高く突き上げさせると、腰を大きく後ろに引き、力任せに極太棒を妻の中にぶち込み始めたのです。
「ぎゃゃゃゃゃーーー!!やっ、やめてっっっっ!!」
数回突かれると、妻はバッタリとその場に倒れてのびてしまいました。
しかし社長は容赦なく再び妻の腰を持ち上げて尻を高く突き出させると、またもやピストン運動をはじめました。
部屋中に社長の腰と妻の尻がぶつかり合う鈍い音が響き渡りました。
「いやぁぁぁぁぁぁ・・・死んじゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
妻は悲鳴を上げながら、またしてものびてしまいました。
それでも社長は手を休めず、またもや妻の腰を持ち上げ、尻を高く突き出させると、さらに豪快な高速ピストンをはじめました。
パーン、パーン、パーン・・・。
「いやぁぁぁぁーーー、いやぁぁぁぁーーー、もうやめてぇぇぇ!許してぇぇぇぇ!!」
とても見られる光景ではありませんでした。
これはセックスではなく、拷問でした。
妻は髪の毛を振り乱し、ベッドのシーツを掴んで必死に耐えていましたが、拷問のようなセックスは続けられました。
「もうぅぅぅ・・・やっ、やめてぇぇぇ・・・」
社長の性欲のはけ口のように扱われ、妻はもうフラフラです。
妻は決して小柄な方ではありませんが、明らかに体格の違う大柄な社長に子宮が壊れるばかりに何度も突かれては体力が持つはずがありません。
社長が言う『肉体的な悦び』とはこのことなのか・・・。
しかし、これでは悦びを感じる前に妻が壊れてしまいそうです。
止めに入りたくても止められない・・・すべては過去のこと、温泉旅行の深夜のことです。
こんなことがいつまで続くのか・・・。
私は過去のことながら、妻が死んでしまうのではと怖くなりました。
疲れを知らないセックスマシーンと化した社長に、妻は極太棒をぶち込まれてはのびてしまい、休むことなく尻を高く持ち上げられて、またぶち込まれてはのびてしまう・・・。
そんなことを何度も繰り返されました。
(とても見てられない・・・もう、いいかげんにやめろ!)
そう思いかけた時、社長は妻の両腋の下に手を入れて無理やり妻の身体を起こし、両肩を掴んで後ろへ引っ張り、身体を弓のように反り返させると、極太棒を根元まで突き刺したまま腰を左右に大きくグラインドさせました。
「ああああっっっっ!!!いいいいゃゃゃあああ!!!」
フラフラになっていた妻は、身体に電流を流されたかのように顔を天井に向けて悲鳴を上げました。
そして腰を揺らしながら社長の手が妻の肩から胸に伸びていき、下から持ち上げるように大きく揉みはじめました。
妻の胸が社長の手の中で大きく波打ち、もみくちゃになりました。
数十分間バックから強烈に串刺しにされた妻は、やがて精魂尽き果てたように前に倒れて動かなくなりました。
社長の容赦ない攻撃にイカされてしまったのか、全身の力が抜けたように妻が前へ倒れると、社長も挿入したままその上に覆い被さり、しばらくじっとしていました。
妻が普段から大事に手入れしていたストレートの栗色の髪は水を被ったように濡れてボサボサになっていました。
身体中から汗が吹き出て、ぐっしょりと濡れています。
やがて社長は起きあがると、極太棒をゆっくりと抜いていきました。
改めて見ると、本当にこんなモノが入っていたのかと思うほどの長さです。
膣内の粘膜でキラキラと輝いていましたが、どうやら射精はしていないようでした。
社長は立ち上がると仁王立ちになって、のびきってしまった妻を見下ろしていました。
呼吸はやや乱れていましたが、極太棒は相変わらずそそり立ったままです。
恐ろしいほどの体力と精力・・・。
妻はとんでもない男の相手をさせられていたのです。
しばらく妻を眺めていた社長は、再び妻に近寄り、妻の肩と腰を掴んで身体を仰向けにすると、両足を掴んでM字に開脚させました。
妻は目を閉じたまま眉間に皺を寄せ、やや苦しそうな表情をしましたが、完全に無抵抗状態でした。
その後、社長の姿が画面から消え、妻の姿が上から下へ映されていきました。
極太棒で何度も子宮の奥まで貫かれ、拡張されるかのように掻き回された膣がパックリと口を開けていました。
DVDがやっと終わったのか、画面にENDマークが出て暗くなりました。
時間としては30分程度でしたが、見終わった私は言葉が出ませんでした。
やはり妻は社長とセックスしていた。
あの晩、妻は同じホテルに夫の私がいるにも関わらず社長に抱かれていたのです。
それにしても・・・あまりにひどい、ひどすぎます。
これは凡人のすることじゃない・・・。
私はなんとかして社長に報復したいと考えました。
もし万一、このことが原因で妻と別れることとなっても、絶対に社長をなんとかして懲らしめたい・・・。
しかし、私にはどうしても腑に落ちないことがありました。
DVDの中の妻の様子と翌日の妻の様子が、どうしてもオーバーラップしないのです。
こんなにひどい目に遭わされたのに、社長と親しげに話し、若い女性のような短パンを穿き、へそを晒していた妻・・・。
社長の極太棒の餌食になりながら、妻は肉体的な悦びを感じてしまったのだろうか・・・。
しばらく考えていた私は、ふと思いつきました。
(もしや・・・)
私は慌ててDVDの録画リストのボタンを押しました。
やっぱりでした。
私が今見た映像以外に、もう1つリストがありました。
DVDにはまだ続きがあったのです。
私はもう1つのリストを再生させました。
画面に出てきたのは社長の部屋の寝室でした。
レイアウトはまったく変わっておらず、手前のベッドに妻が眠っていました。
社長の性処理奴隷のように扱われ、そのまま眠ってしまったのか、仰向けに大の字になった状態ですが、身体には毛布がかけられていました。
先程からどのくらい時間が経過したのかわかりませんが、妻の髪の毛は乾いており、周りも少し明るい感じでした。
やがて社長が画面の右側から現れました。
ブリーフも何もつけず全裸のままで、さすがに極太棒はだらりと垂れ下がっていましたが、それでも私の勃起時以上はありそうな大きさです。
(今度は何をするつもりなのか・・・?早く妻が目を覚まして逃げて欲しい・・・)
しかし、目の前の画面は私の思い通りにはなりませんでした。
社長は毛布をまくって、添い寝をするように妻の身体に自分の身体を密着させると、先程とは別人のごとく、妻を労るように髪の毛を撫でました。
ようやく妻が目を覚まし、やや眠そうな表情で社長を見ました。
「・・・どうだった?」
妻は無表情で答えました。
「・・・死ぬかと・・・思いました・・・」
「いずれ快楽に変わっていくさ。そうなれば、お前は俺なしにはいられない」
社長は妻の頭の下に腕を入れながら言いました。
「でも、私はこれ以上は・・・うぐっっ・・・」
社長は妻の上に覆い被さり口を強引に押し付けて、言葉を遮りました。
「うぐっっ・・・うぐっっ・・・」
口を塞がれながらも妻は両手で社長の両肩を押して抵抗しましたが、敵うわけがありません。
そして・・・社長の新たな攻撃がはじまりました。
口を塞がれた妻は社長の肩を押して必死に抵抗していましたが、やがて力尽きて諦めてしまいました。
抵抗しなくなった妻を見て社長は起き上がりました。
すかさず妻の身体を裏返してうつ伏せにすると、腰のあたりに馬乗りになりました。
「あっっ!!」
一瞬のうちに裏返しにされ、上に乗られて身動きが取れなくなった妻は何が起こったのかわからない感じでした。
馬乗りになった社長は床に落ちている浴衣の帯を拾い上げると、妻の両手を掴んで後ろ手に縛りはじめました。
「痛いっ!なっ、何するんですか!」
妻の悲鳴を無視して社長は両手を縛り上げると、再び妻の身体を仰向けにしました。
「やっ、やめて・・・ください」
後ろ手に縛られ、上半身の自由がきかくなくなった妻は、今から何をされるのかわからず震えている様子です。
社長は妻の下半身まで下りていくと、妻の左足を掴んで自分の右肩に置き、左足を使って妻の右足を大きく開いていきました。
社長の容易に手が届くところで妻は上半身と下半身を固定されてしまったのです。
「もう、お願いですから・・・離してください」
力では敵わない妻は哀願しましたが、社長は離そうとしません。
やがて社長は剥き出しになった妻の股間に手のひらを置くと、ゆっくりとマッサージをするように触りはじめました。
手のひら全体を上下左右に動かした後は円を描くように・・・。
妻は社長の愛撫を無視するように顔を壁に向けていましたので表情はわかりません。
しかし、妻の身体が少しずつ反応しはじめました。
肩や腰がだんだんと揺れ出しました。
すると社長は人差し指と中指を使って、ゆっくりと割れ目をなぞりはじめました。
膣口のまわりにゆっくりと指を這わせていき、Gスポットのあたりまでくると集中的に刺激しはじめました。
「ああっっっ・・・」
顔を壁に向けて社長のすることを無視することで抵抗していた妻でしたが、ついに耐え切れなくなり声を上げてしまったのです。
すでに妻は社長の巨大なモノで何度も貫かれていたのですが、もうこれ以上は拒否しようとしたのでしょう。
しかし、妻の些細な抵抗は社長に完全に飲み込まれようとしていました。
割れ目をなぞっていた社長の指は、やがて膣の中に侵入していきました。
「ああっっ、ああっっ・・・」
人差し指と中指が膣の中で踊りはじめると、妻の喘ぎ声はだんだん大きくなりました。
「やっ、やめてぇ・・・入れないでぇぇぇ・・・」
言葉では拒否をしても、妻の腰は社長の指を欲しがるように妖しく動いていました。
「あああっっっ・・・、いっ、いっ、いっ、いっ・・・」
人差し指と中指の動きは一層激しさを増していきました。
グチュ・・・グチュ・・・グチュ・・・グチュ・・・グチュ・・・グチュ・・・。
2本の指に掻き回され、膣はすでに洪水状態です。
激しい指の動きに合わせて水滴が飛びはじめました。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・いいっ、いいっ、いいわぁぁぁ・・・」
社長にレイプまがいに犯されたことは私にとってこの上ない屈辱ですが、あんなにひどい目に遭わされた社長を妻は自分から求めようとしているのか・・・?
私は耐えられませんでした。
妻は社長を欲しがっているのか?
あんなにひどい目にあわされたのに・・・。
グチュ、グチュ、グチュ、グチュ、グチュ・・・。
部屋中に膣を掻き回す音が響き渡りました。
「あっあっあっあっ・・・」
妻は身体をよじらせて喘ぎまくりました。
社長は左手で膣をぐちゃぐちゃに弄り、右手でバストを鷲掴みにしました。
ぐっしょりと濡れた妻の股間からは、社長の激しい指の動きに合わせて噴水のように水しぶきが飛び散りました。
「イク!イク!イク!イク!いっく~う」
水しぶきは社長の腕や肩、妻の下半身に飛び散り、シーツにやや黄色がかった大きな染みができました。
私の拙い経験でも妻は濡れやすいという認識はありましたが、画面の光景は初めて見る異様なものでした。
もしや妻は失禁しているのか?
それすらわからないくらい、社長にメロメロにされているのか?
一体どうなるんだ・・・。
そう思った時、DVDが終わったのです。
DVDが突然終了してしまい、かえって私は腹が立ちました。
妻と社長にしかわからない秘密の部分を隠されてしまったようで、私の知らない妻の恥ずかしい姿を私以外の男が知っているということがやりきれません。
もしかしたらまだ続きがあるのではないかと思いましたが、何も残っていませんでした。
私は仕方なくDVDを取り出し、ケースに戻しました。
(さて、これをどうしたものか・・・)
いずれにしても、私は妻を問い詰めたい気持ちでいっぱいでした。
その時です。
台所で水が流れる音が聞こえてきました。
(妻が帰っている・・・)
私はDVDに夢中になり過ぎて、妻が帰っていることすら気がつきませんでした。
私はDVDのケースを持って居間を出ると、台所のある部屋に入りました。
妻は食器を洗っていました。
私が帰っていることはわかっているのでしょうが、無視するかのように黙ってキッチンに立っていました。
私はDVDのケースをテーブルに置いて椅子に座ると、黙って妻の後ろ姿をしばらく見つめました。
自分の妻が、美由紀が本当にあんなことをしたんだろうか?
もしかしたらDVDに映っていた女性は別の女性じゃなかったのか?
そう思えるほど、妻の後ろ姿は普段と変わりませんでした。
ジーンズに包まれて丸みを帯びた妻の下半身。
本当にこの中に社長のモノが・・・。
私は妻に話しかけました。
「美由紀・・・ここに座れよ」
私の言葉が聞こえないかのように妻はしばらく黙ったまま食器を洗い続けていましたが、やがて手を拭きながら私の前の椅子に座りました。
しかし、私とはまったく視線を合わそうとしません。
「このDVDに何が映っているか・・・わかっているだろうな?」
妻はDVDをちらっと見ましたが、すぐ視線をそらしてしばらく黙ったままでした。
「なんか言えよ」
私はややイライラして言いました。
すると妻がようやく口を開きました。
「あの夜の・・・ことでしょ・・・」
私とは視線を合わさず、無表情で話す妻に私はキレてしまいました。
「どういうつもりなんだ!!!」
もっと冷静に話をすべきだったのでしょうが、一旦大声を張り上げてしまった私は糸が切れたかのように妻を責め立ててしまいました。
「お前は自分のしたことがわかっているのか!なんだこのザマは!独身の女ならまだしも、母親のくせに若い男とセックス三昧か!恥を知れ恥を!この売女!」
私はテーブルを叩きながら一方的にまくしたてました。
テーブルをバンバン叩いた時は妻はさすがに身体を身構えていましたが、相変わらず無表情です。
一方的に怒鳴り散らし、私は肩で大きく息をしました。
しばらく台所に静寂の時が流れましたが、やがて妻が口を開きました。
「・・・あなたの言いたいことは、それだけ?」
やや挑戦的な言い方に腹が立ちましたが、その時には私はやや冷静になっていました。
「なんだ?言い訳でもするなら言ってみろ」
すると妻は私の方をまっすぐ見て言いました。
「あなたに一方的に言われる筋合いはないわ」
「どういう意味だ?」
「そんなこと・・・言わなくてもわかるでしょ。私はあなたに裏切られていたのよ。私の気持ちも考えてよ」
ママのことを言われると、さすがに返す言葉がありません。
自分のことは棚に置いて妻を一方的に責めてしまった私は、何を言って良いかわかりませんでした。
私は何も言えなくなり、しばらく黙っていましたが、妻も俯いたまま何も言いませんでした。
遠回しに妻の顔を覗き込んでみると、目元がやや潤んでいるようにも見えました。
何か言おうと思いましたが、何か言えば自分が不利になってしまう・・・そう思うと言葉が出てきませんでした。
お互い黙ったままどのくらいの時間が経ったのかわからないくらいでしたが、妻がゆっくりと立ち上がり、無言のまま部屋に入っていきました。
「おっ、おい・・・」
私は妻を呼び止めようとしましたが、妻は部屋に入ったまま出てきませんでした。
これから俺たちはどうなるのか?
このままでは離婚に至らないまでも妻はどこかへ行ってしまうのでは・・・。
あんなことがあったとはいえ、私は妻とは別れようとは少しも思いませんでした。
心の底から妻を愛してました。
ただ、今回の一連の出来事は、もともとの原因の作ったのは私です。
スナックのママと社長は許せない思いもありましたが、やはりここは自分が反省しないといけないとも思いました。
しかし、あのDVDを見た後では、どうしても妻に頭を下げる気になれませんでした。
モヤモヤして落ち着かないまま、私は妻とは別の部屋で眠りに就きました。
明日起きたら、もしかしたら美由紀はいないかもしれない・・・。
いや、そんな早まったことをするような女じゃない・・・。
いつ眠ったのかわからないくらいでしたが、翌朝になりました。
(妻は、美由紀は・・・いるのか・・・?)
台所で物音が聞こえます。
部屋からそっと台所を覗くと、妻はキッチンに向かっていました。
妻の姿を確認して私はとりあえずホッとしました。
私は服を着替えて部屋を出ました。
(自分から妻に声をかけよう・・・)
そう思った時、2階から息子が勢いよく階段を駆け下りてきました。
「おはよう!」
高校でバスケット部に入っている息子は身長も180センチ近くあって、スポーツマンらしくハキハキした学生で、息子がいるだけで家の雰囲気が変わるくらいでした。
妻と2人きりでは気まずくなるところでしたので私はホッとしましたし、妻もそう思ったでしょう。
妻の用意した朝食を食べて、私は会社へ、息子は学校へ行きました。
それは、いつもの我が家の朝の風景でした。
(このまま、平和な生活が続いて欲しい・・・)
私は心の底から思いましたが、そんな私の願いも虚しく、その後の生活は徐々に変わっていきました。
<続く>