シホは、さっと衣服を脱ぎ捨てると先に湯船に浸かって僕を待っていた。
恥ずかしかったけど、僕のは早くも大きくなっていて、タオルで前を隠しながら風呂場に入っていった。
妹に背を向けて身体を洗いはじめると、背後でシホが湯船から上がる音が聞こえた。
「背中、洗ってあげる」
シホはそう言うと、僕の手からタオルを取って僕の背中を擦り始めた。
時々、シホの胸が僕の背中に当たるのを感じた。
「はい、こっち向いて」
言われるがままにシホの方を向くと、細くてしなやかな妹の裸体が目の前にあった。
陸上を辞めた今も体脂肪のついていない身体はすらりと細く、胸も小さくて円錐形だったが、思っていたよりは膨らんでいた。
シホに前も洗われながら聞いた。
「シホは、もう経験あるの?」
妹は一瞬手を止めて答えた。
「ないよ。でもたまにオナニーはしてるし、友達と話もしているから、色々知ってるよ」
「どうして、シホは、そんなにあっけらかんとしているの?恥ずかしいとか思わないの?正直、びっくりなんだけど・・・」
「うーん、どうしてかなぁ・・・。でも、昔一緒に部活をやってた子がいて、その子、お兄さんとのことで色々悩んでたんだけど、『自分の気持ちに素直になったら楽になった』って言ってたから、私もそうなろうかなって・・・」
シャワーで石鹸を洗い流してもらったところで、僕は浴槽の縁に座ってシホを膝の上に座らせると、身体を引き寄せて抱き締めた。
口では平気そうなことを言っていたが、微かに震えているのがわかって、ちょっと安心した。
「心臓がドキドキしてる・・・」
耳元で囁くシホの言葉を受けて、僕はまだ小さなシホの胸に手を当てた。
「ドキドキしてるの、わかる?」
「シホの心臓か僕の心臓か、よくわからないや」
正直にそう言うと、妹は大人っぽく微笑んで僕に唇を重ねてきた。
収まりかけてきていた肉棒が再び暴走モードに突入。
僕はシホの胸に吸いついた。
小さくても乳首はしっかりと硬くなっていて、舌で転がすとシホは小声で呟いた。
「お兄ちゃん、気持ちいい・・・」
次にシホの腰を少し浮かせて僕の両膝に跨がるように座らせると、両腕を僕の首の後ろに回してきたので、膨らみ切っていないシホの両胸が目の前に迫った。
今度は思いっきり乳房を揉んで、強めに乳首に刺激を与えた。
「あんっ・・・、あんまり強くすると、痛いよ」
シホは僕との間に少し距離をとって、手を僕の股間に伸ばしていくと、ゆっくりと僕を撫で始めたので、僕も妹の亀裂をなぞった。
「んっ、お兄ちゃん、そこっ!」
僕の指がシホの突起に触れると、シホはピクッと身体を震わせて指に力が入ったので、そこを中心に擦ったり、揉んだり、撫でたりした。
「もう少し強くして、あっ、そう・・・」
妹の肉壺からヌルヌルした液体が溢れてきて、それをすくうようにしてクリを擦ると、シホが再び首に強く抱きついてきたので、僕も妹の背中に腕を回してシホの身体を支えた。
「あ、あ、あ、あ、もっと・・・。あ、お兄ちゃん、そこっ!ん、ん、ん、んーっ、もっと・・・、あ、もっと・・・、あーっ」
シホは声を発し、細かく身体を震わせると僕に身体を預けてきた。
息が整い、耳元でシホが涎をすする音がする。
「お兄ちゃん、すごかった・・・、涎出ちゃった」
笑ってキスをしてきた。
「続きはベッドでして」
シホがそう囁いてきた時、(どっちが年上かわからないな・・・)と思ったが、素直に妹に従うことにした。
我が家では、何事においても兄よりも妹の方がしっかりしているのだ。
妹が先に風呂を出て、僕がバスタオルだけを腰に巻いて妹の部屋に向かうと、高校時代の僕の制服のワイシャツを身に纏ったシホがいた。
長すぎる袖を腕捲りしながら・・・。
「一度、これ着てみたかったんだ。このだぶだぶ感、エロくない?」
そう言って舌をペロッと出す仕草が、たまらなく可愛い。
シホを抱き締めて長い長いキスをすると、ベッドへと誘った。
妹は僕のバスタオルを取ると、ベッドの腰の辺りに敷いた。
「汚れちゃうからね」
そう言って、自分の腰がバスタオルの上に来ているのを確かめると、ワイシャツのボタンを外してベッドに横になると、両腕を僕の方に突き出してきた。
「お兄ちゃん、来て」
前を開いた、ぶかぶかのワイシャツから覗くシホの幼い乳房がエロくて、僕は妹に導かれるまま覆いかぶさり、そのまま入っていくことにした。
半分くらい入ったところでシホが、「ひいっ」と声を上げて腰を引いたので、僕はするっと抜けてしまった。
「いったぁい!」
シホは首を少し持ち上げて涙目になって僕のモノを見つめると・・・。
「お兄ちゃん、ごめん・・・、私、ダメかも・・・」
(ええーっ!?ここまで来てそれはないんじゃないの?)
そう思った僕はシホの太もも抱えると、半ば強引に挿入しようとした。
「いたっ、いたたたた・・・、痛い!痛い!お兄ちゃん、タイム・・・、お願いだから、待って!」
シホの悲痛な声を聞くと気弱な僕はそれ以上は進めなくて、腰を引くと妹の横に寝転がった。
痛みをやり過ごそうと、じっと目を閉じて耐えているシホが痛ましくて、僕はベッドに胡坐をかくと、シホの首の下に腕を差し込んでもう片方の腕で上体を抱かかえ、子供をあやすように上体を揺らした。
しばらくそうしているうちに、シホが耳元で囁いた。
「お兄ちゃん、ごめんね・・・」
「うん」
「こんなに痛いと思ってなかったから・・・」
「うん」
「うん」しか言わない僕は、妹の目には拗ねているように映ったのだろうか。
妹は大きく息を吸い込むと、思い切ったように言った。
「お兄ちゃん、私、大丈夫だから、もう一度して」
「ホントにいいの?」
妹の顔を見つめて尋ねると、シホは僕の目を見つめながら頷いた。
その時、シホが頭の上にピコンと電球が点ったような顔をしてみせた。
シホはワイシャツを掴むとそれで前を隠しながら部屋を出ていくと、どこかからゴムを持って帰ってきた。
「お父さんのとこにあるの、取ってきちゃった」
そう言うと、またぺロッと舌を出して、「えへへ」と笑った。
「これ付けると、うまくいくこと多いんだって」
どこでそんな情報を仕入れてくるのかと感心しながらも、僕はシホを抱き締めた。
「ちっちゃくなっちゃったね」
妹はそう言うと僕をビンと指で弾いたので、「イタっ!」と大袈裟に痛がって見せると、真顔になって、「ゴメン・・・、そんなに痛かった?」と心配して見せた。
「うそだよ。そんなでもない」
シホは「ふふふ」と笑い、「ジュニアくーん、おっきちまちょうね」と赤ちゃん言葉で言って、そっと唇を寄せてきた。
舌先でチロチロと先っぽを舐められるだけで僕のジュニアは復帰を遂げ、シホの指に支えられなくてもそそり立った。
すかさずゴムを被せ、妹の足を割って入り、幼い割れ目に宛てがうと、少しずつ入っていった。
半分くらい入ったところでシホが固く目を閉じたのがわかったが、僕はそのまま押し込むと、後はすんなり根元まで入った。
すっぽりと入ったところで、シホは「うっ」と呻いたが、声が出ないようにすぐに手で口を覆った。
その後、シホが首にぎゅっと抱きついてきたので、僕はしばらくシホに包まれながらその温かさを楽しんでいたが、抱きついた腕の力が緩んだところで、「シホ、動くよ」と言うと、目を閉じたまま頷いて見せたので、僕はゆっくりと出し入れし始めた。
シホが痛がっているのかどうかわからないまま、激しく腰を打ち付けると、僕は今までに感じたことのないような快感に包まれて、ジュニアが大きく波打つと一気に放出した。
途端に気持ちが静まって、シホから出すと、腰の下に敷いたバスタオルが赤く滲んでいた。
どこからこんな情報を仕入れるのだろうと改めて感心しながら、僕は妹の頬を両手で包み、薄い唇に口付けをした。
5つも年下の妹にリードされて、僕と妹はその日、ひとつになった。