大学生の頃、登山同好会というものに入っていた頃の話。
メンバーは男性5人、女性4人。
いつもは地元の山や少し遠出して県外なども行ったりしていたが、一度外国の山にも挑戦してみようということになった。
メンバー全員、外国へ行けるということでワクワクしていた。
PCMAX

ただ、今回は外国ということもあり、山登りをしている社会人の団体と一緒に行くことになった。
そしてその方達と初顔合わせ。
数人の大人達に混ざって若い女の子がいた。
年を聞いてみるとまだ女子高生だった。
どうやらそのグループの中の人の知り合いの子供らしい。
AKBの指原によく似た、足の綺麗な女の子だった。
俺はひと目で惚れてしまった。

そして外国へ出発して、いざ山を登ることになったのだが・・・。
2日目、山の天候が急に悪くなってしまい、これ以上は危険だと判断して下山することになった。
あまりの悪天候で、救助隊を要請しなくてはいけないほどのレベルだった。
連絡を取ろうと何度も無線機で呼びかけてみたが応答がない。
とりあえずテントを張り、残る人と降りる人を決めた。
俺たち大学組のうち、残ったのは俺と女子2人。
社会人組は男性1人と少し年配の女性と高校生の女の子。
それから1日ずっと待っていたが誰も来る気配はなく、みんなテントの中でじっと待っていた。
食料も少しは持ってきたが、そこまで長居するつもりはなかったので余裕もなかった。

すると、社会人組の1人が近くで小さな廃屋を見つけたらしい。
ただ全員は入れないので、女性を優先してそこで寝泊りさせて、俺たち男はテントで眠っていた。
幸い夏でそこまで寒さに凍える心配はなかったが、空腹でみんな疲れ果てていた。
とりあえず近くで少しでも食料になるものを探そうと、俺と年配の女性と大学生の女子で辺りを散策していた。

これが間違いだった。
今、廃屋に残っているのは、社会人の男性、大学生の女子、高校生の女の子。
忘れ物を思い出したので一旦廃屋に戻り、中に入ろうとした瞬間。

「んっ!んっ!」

中から喘ぎ声が聞こえてきた。
窓からそっと覗いてみると、同じ大学の女の子が社会人の男に覆い被さられ、何度も腰を打ち付けられていた。
レイプされていたのだ。
服が捲られていて胸が丸見え。
そしてズボンは脱がされて、男に何度も突かれていた。
手で口を覆われ、声を出せない状態の喘ぎ声が廃屋の中に響いている。
時折男の手が外れて、「やめて!」と懇願している声が聞こえるが、空腹で体力が落ちているせいかほとんど抵抗出来ないでいた。

「やめろ!何してるんだ!」

俺はドアを勢いよく開けて男に掴みかかった。
男はびっくりした顔で、「ごめん、出来心だったんだ!」と言っていたが、腹が立った俺は一発顔にパンチをお見舞いしてやった。
そのまま男は服を抱えて逃げていった。
危機一髪中出しは免れたようだが、大学の女の子は精神的ショックで涙を流しながら呆然としていた。

そういえば高校生の女の子がいない。
不安になって辺りを探してみたが見つからない。
最初にキャンプしていた場所まで行ってみると、テントがひとつだけ残っていて、そこに人影が見えた。
次の瞬間、頭に衝撃が走り俺は意識を失ってしまった。
目が覚めたとき、俺はガチガチに縛られた態でテントの中で横たわっていた。
その横では、高校生の女の子が先程のレイプ男に無理やり犯されていた。
男に体中を舐め回されている。

「やっぱり若い女の体はいいな。たっぷりやらせてもらうからな」

無残にも男のモノで何度も突かれていた。
高校生の子もほとんど力が入らないのだろう、泣きながら何度も男に突かれていた。

「今度こそ中に出してやる」

「嫌ぁぁぁ!」

女子高生は必死に抵抗したが、膣内に出されてしまったようだ。
縛られた俺はその一部始終を見せられた。
そして事が終わると、男はまたどこかへ逃げていった。
その後、食料を探しにいった年配の女性がテントにも来てくれて、ようやく俺は解放された。
1週間後、ようやく救助隊が来てくれたが、色々な意味でみんな意気消沈だった。
処置が間に合わず、女子高生は妊娠してしまった。
逃げた男は他でも外国人女性を何人もレイプして逮捕された。
現地のニュースでそのことを知った。
大学の登山同好会は、帰国後解散した。