しかし、その日はたまたま弟と時間が重なったので同じバスになったんです。
バスはかなり満員で、すし詰め状態でした。
私は発車するギリギリで駆け込むようにバスに乗ったので、私も弟も一緒のバスになったことはお互い気が付いていませんでした。
私はバスの後ろの方に立って乗っていたのですが、バスが出てから数分ほど経ってふと前をみると、バスの真ん中あたりに吊り革を持って立っている弟を発見しました。
声をかけようとそばに行こうとした時、異変に気が付きました。
弟の左手が、弟の前に立っている女子中学生のお尻を触っていたのです。
最初は当たっているだけなのかなと思いましたが、何度も弄るようにかなりしつこく触っていたので、これはマズいと思いました。
このままではいけないと思い、私は弟に声をかけました。
私に気づいた瞬間、弟はヤバいというような顔をしていました。
次の停留所で弟と一緒に降り、近くの公園まで行きました。
「あんた、何やってんの?」
「・・・ごめん」
「私に謝ってもしょうがないでしょ。なんであんなことしたの?」
「だって我慢できなくて」
「普通は我慢するもんでしょ。あんた、犯罪者になりたいわけ?警察に突き出されたらどうするのよ?」
「わかってるけど、どうしても我慢できなくて」
「できなくても我慢するの!」
「我慢できないんだからしょうがないだろ」
「じゃあどうするの?あんた、これからもするつもり?」
「そうじゃないけど・・・じゃあ、お姉ちゃん触らせてよ」
「は?」
「ね、お願い?ちょっと触るだけ、それだけ」
「なに言ってんの?あんたバカじゃないの」
「ちょっとだけだから、それでもう痴漢はしないから」
正直、弟の頭はおかしいのかと思いました。
だって、実の姉の体を触らせてくれなんて・・・まともじゃないですよね。
「それはダメだよ」
「じゃあ俺、また痴漢しちゃうかもしれない」
「・・・」
困りました。
弟がもし痴漢で捕まったりしたら近所でも噂になるし、そうなったら最悪です。
「・・・ちょっと触るだけだからね、それで我慢しなさいよ」
「わかったよ。じゃあ、あっち行こう」
弟はそう言うと、私の手を引いて公園にある障碍者用トイレに向かいました。
これで弟が痴漢しなくなってくれればと思ってのことでしたが、私の考えは甘すぎました。
トイレに入ると弟は鍵を掛けました。
「ちょっと触るだけだからね」
私がそう言った瞬間、弟は抱きついてきました。
すごく興奮して息を荒げています。
そしてお尻や太ももを激しく触りまくってきます。
「はぁ、はぁ、お姉ちゃん」
「ちょっと、何してるの?」
「はぁ、はぁ、だって・・・触ってもいいって」
「ちょっとだって言ったでしょ」
「はぁ、はぁ、お姉ちゃん、俺チンチン勃ってきた」
弟は私の手をとって股間を握らせました。
「ちょっと、いやっ」
「はぁ、はぁ、チンチン擦ってよ、ちょっとだけだから」
弟は尋常じゃないくらいに興奮し、私の手をズボンの上から股間に押し当てます。
「もう、触るだけって言ったでしょ」
「はぁ、はぁ、でも我慢できないんだよ」
弟の行動はどんどんエスカレートしていきました。
ズボンのチャックを下ろしてオチンチンを出すと・・・。
「はぁ、はぁ、・・・姉ちゃん擦ってよ、ねえ」
「あんた、いい加減にしなさいよ」
私は弟から離れようとしましたが、強い力で抱き締められて逃げられませんでした。
「はぁ、はぁ、お願い、お願いだからしてよ。イッたらそれで終わりにするから、はぁ、はぁ、お願い」
私は仕方なく弟の要求に応じました。
弟のチンチンを手でしごきはじめると、「ぁっあ~、ぁあ、姉ちゃん、はぁ、はぁ、気持ちぃい~」と声をあげます。
私は早く終わらせたくて、むちゃくちゃ激しくしごきました。
「うぅ、ぁあ・・・はっ、ハっ、あぁっ・・・ダっダメ、俺っ、もうっ・・・ハっ、ハっ・・・ぁああ!!でっ・・・出るぅっ!!!」
弟は1分も経たないうちにイキました。
たぶん女の人にしてもらうのが初めてだったんでしょう。
興奮が尋常ではありませんでしたから。
「早くズボン穿いて」
私はとにかくここから早く出たいと思いました。
床に飛び散った精液もそのままにトイレから出ると、急いで2人で家に戻りました。
結局、2人ともその日は学校に行きませんでした。
「今日みたいなことはもうしないからね。あんたも絶対に、もう痴漢なんかしないでよ」
「・・・うん、わかった」
弟はもう痴漢はしないと約束しました。
しかしこの日を境に、弟は私を性の対象として見るようになりました。
いつもいやらしい目で私を見ていて、今にも犯されそうです。
この先どうなるのか・・・正直、怖いです。