僕:27歳、サラリーマン。
ママ:52歳、主婦。
2人のセックスはもう10年近く続いてる。
きっかけは両親の離婚。
離婚の原因はパパの浮気。
離婚してからママは落ち込んで、いつも布団の中で泣いていた。
可哀想になって毎晩一緒に寝るようになった。
僕は高校生だった。
ある夜、一緒に寝てて、むこうを向いてこっそりオナニーをしてたら、ママが手伝ってくれた。
「おっぱいに触っていいのよ。可哀想に・・・」
そんなことをママが言ったと思う。
僕はママのおっぱいにむしゃぶりついた。
その夜からママとのセックスが始まった。
ほぼ毎晩、ママを抱いた。
そんな僕にも恋人ができた。
去年の秋だった。
同じ職場の後輩。
香里、25歳。
可愛らしくて誠実な子だった。
ママより女としての魅力があった。
身体だって若くてピチピチしてて弾力があった。
僕はついにママを卒業することになった。
そのことをママに話したら、意外にもわかってくれた。
「香里さんに悲しい思いをさせちゃだめよ、和人には男としての責任があるんだからね。パパみたいな浮気男になったら承知しないわよ」
彼女ができてからママとのセックスはなくなった。
そして香里と結婚の約束をした。
話はとんとん拍子で進んで挙式の日取りも決まった。
新居も借りた。
後は式を挙げて入籍するだけだった。
結婚式の数日前、香里が僕の家に泊まりに来た。
「お母様とゆっくりお話がしたいの。教えて頂きたいお料理もあるし」
香里は嬉しそうだった。
ママも楽しそうだった。
「こんなに可愛い娘ができて嬉しいわ」って。
でもその夜。
香里と2人で寝てたらママからメールが来た。
『和人、今日が最後かと思うとママ寂しい。今晩だけ一緒に寝てくれない?香里さんのことが気になるんなら2、3時間だけでいい。そばにいて欲しいの』
10年近くセックスしてきたママだ。
気持ちも分からなくなかったし、僕もちょっとだけ寂しい気がした。
『わかった。行くよ』
香里に気づかれないようにそっと部屋を出て、隣のママの寝室に忍び込んだ。
枕を並べて寝てるうち、昔そうしてたようにママが僕の身体に触れてきた。
乳首とかペニスとか。
ママはどうやったら僕が感じるかよく知っていて(たぶん香里よりも)、あっという間に僕のモノをビンビンにしてしまった。
こうなるともう我慢できない。
僕は久しぶりにママの身体にむしゃぶりついた。
50歳を過ぎても、ママはまだ現役だった。
張りはないけど胸は豊かですべすべしている。
僕たちはパジャマ脱いで裸になった。
香里のことは頭の片隅にあったけど、考えまいとした。
今はママとの最後のセックスに集中したい。
それだけだった。
「ああ、ああっ・・・いい・・・」
「ママぁ・・・ママ、いいよう」
「はあ、はあ・・・はあ、はあ、ああん」
「香里に聞こえたらまずいよ、ママ」
お互いなるべく押し殺すけど、どうしても声が出てしまう。
「あぁっ・・・あぁあん」
ママの悩ましい声が薄暗い部屋の中に響き渡る。
そのときだった。
「ぎゃー!何!何なの?いやだあ!!!」
一糸まとわぬ姿で絡み合っているところを見事に香里に見られた。
ちょうど激しいピストンの最中だった。
香里は隣の部屋の異変に気づいたのだろう。
狭い家だから無理もない。
香里はそのまま荷物をまとめて出ていった。
当然だけど結婚も破棄された。
そして香里は退職した。
何もかもが消えて、僕とママだけが残った。
「和人、ごめんね」
さめざめと泣くママ。
「仕方ないよ、ママ」
僕とママはずっと一緒にいるしかないのかもしれない。
真面目にそう思う。