「やっと逢えたね」

「あぁ」

いい匂いがする。
ずっと声しか聞けなかったりなが、傍にいる。
想像でしか抱けなかったりなが、腕の中にいる。
俺たちは自然とキスをした。
PCMAX
優しく唇を逢わせる俺たち。
彼女の舌が俺の唇を舐め回す。

「やすくぅん・・・好き・・・」

彼女が俺を押し倒した。
思わぬ展開に(俺が押し倒すつもりだった)、「ぇ?」と声を出してしまった。

「私が・・・してあげるね?」

(りな・・・可愛いよ)

彼女の舌が俺の耳、首筋を這い回る。
息遣いが肌を通して伝わる。

「やすくんの匂い・・・あぁん、私、変な気分になってきちゃった」

そう言うと彼女はジーンズを下ろした。

「ほらこれ・・・やすくん、水色の下着がいいって言ってたでしょ。どう?」

「あ・・・わざわざ穿いてきてくれたんだ」

左右にリボンが付いた小さなショーツが目に飛び込んできた。
彼女は俺の上に跨がっていた。

「どう?可愛い?」

「うん・・・すごく可愛いよ・・・」

なんとなくいやらしい匂いが鼻にツンと来た。

「やすくんも脱いで・・・」

彼女が俺のズボンに手をかけた。
ゆっくりと下ろされるジーンズ。
その中心はもうビンビンになっている(2週間抜いていない)。

「あぁ、もうこんなになってるぅ、かぁわいぃ・・・」

トランクスの先っぽはすでに濡れている。

「・・・どうして欲しいのかな?・・・言わないとしてあげないぞぉ」

「・・・おい・・・あ、いや・・・触って・・・下さい、お姉さん」

なぜか攻められている俺は、こんな言葉遣いになっていた。

「触って欲しいの?うふふ、可愛いだぁ、ピクピクしてるよ?」

「じ・・・焦らさないで下さい。触って下さい、りなお姉さん」

「・・・しょうがないなぁ。よいしょ・・・っと」

トランクスをずらした彼女は俺の一物に手をかけた。

「あはっ、大きい・・・。すごぉぃ、こんなになってるよぉ?」

彼女の手コキに俺はもうメロメロだった。
俺は耐えきれず体を起こし、彼女のショーツに手をかけようとした。

「だめ!触っちゃダメ!私がしてあげるんだから!」

怒られてしまった。
俺は観念して彼女のされるがままだった。

「舐めて欲しいでしょ?ピクピクしてるよ?」

「は・・・はい。りなさん舐めて下さい」

ちろっ、れろれろっと彼女の舌が俺の一物を這い回った。
2週間溜め込んだ一物は爆発寸前だ。

「り・・・りな!だめだよ!出ちゃう!」

「・・・え?もう?」

口を離し、こちらを見つめる彼女。
その表情がすごく可愛らしく思えた俺は彼女を強く抱き締めた。

「好きだ!りな!」

さっきまでの言い回しから一転、俺は彼女を押し倒した。
シャツを捲ると水色のブラが顔を出した。

「こ、これも・・・?」

「・・・そうだよ。好きって言ってたでしょ・・・だから」

(りなぁぁぁぁ!)

決して大きいとは言えないおっぱいだったが、それを完全に覆うサイズではないブラで、少し乳輪が見えている。
ピンクとは言えないが、薄い茶色。
俺は下着を選んでくれた彼女に感謝しながら背中に手を回し、ホックを外した。
力を失ったブラを上にずらすと、可愛らしいおっぱいが顔を出す。
俺は丹念に愛撫した。
今まで想像でしか愛撫できなかった彼女の胸を精一杯。
幸せだった。
可愛かった。
たまらなく嬉しかった。
彼女も俺の愛撫に応えるように声を漏らす。

「やすくぅんやすくぅん、あはぁんあ!」

俺は右手で彼女のショーツの結び目を外した。

「・・・きゃっ」

小さく叫ぶ彼女の口を塞いだ。
そして鼻がぶつかるくらいの距離でこう呟いた。

「見せて・・・くれる?」

彼女は俺の目を見つめ、小さく頷いた。
俺はまた彼女の唇を塞ぎ、舌を絡めた。
唾の混ざり合ういやらしい音。
右手で茂みをかき分け、その先にある溝に中指を這わせた。

くちゅ。

もう十分に濡れているようだった。

「こんなに濡れてるよ?」

「・・・やだ・・・恥ずかしい・・・」

これ以上ないくらい近づいたお互いの顔。
息遣いが聞こえる。
俺は彼女を寝かせると、彼女の溝に目をやった。
少し濃いめの茂み下に男性を受け入れるべく溝には雫が溢れている。
俺は舌でその雫をすくった。

「きゃはぁん!」

びくっと反応する彼女。
俺は丹念に溝を舐め上げ、その上方にある少し大きくなった粒を口に含んだ。

「だ、だめぇ・・・それ気持ちいい・・・やすくぅん!」

「りな・・・すごいよ、もうびしょびしょだよ」

溢れんばかりに濡らし、俺の愛撫に感じる彼女。

「だめ・・・やすくん、欲しいよ・・・欲しいよぅ・・・ねぇ?」

「・・・りなりなりな!」

溝と粒を愛撫しながら名前を呼び続けた。

「やすくぅぅぅん!」

俺は仰向けになった。
一物は脈打ち、その先から透明な液体が溢れている。

「・・・やすくん・・・これ付けるね・・・」

バッグからコンドームを出した。

「付けてくれるの?」

「・・・うん・・・ホントはね、ホントは・・・」

「ん?」

「ホントはいつも(電話)のように、生のやすくんを感じたいんだけど・・・そのね、実は先週、生理が来ちゃって・・・」

「え?」

「予定だと、本当は生の・・・やすくんを・・・感じられるはずだったの・・・けど・・・」

(りな・・・可愛すぎ!)

「・・・そうだったんだ」

「うん。行こうと思った矢先に始まっちゃって・・・ごめんねごめんね・・・」

コンドームの袋を開ける彼女が少し泣いているように見えた。

「いいんだ、りな・・・いいんだよ。嬉しいよ、その気持ちだけで」

「・・・ごめんね・・・」

彼女は俺の一物にコンドームを被せた。
そして仰向けなった俺の上に跨がり・・・。

「入れる・・・ね?」

「あ、あぁ」

初めてのメールから1年。
想像でずっと愛し合ってきた俺たちが、ついに一つになった。
間にはコンドームという物があるけれど、お互いの体温を繋がったところで確かめ合う。

「大きい・・・大きいのぉ・・・やすくぅん!!!」

長い髪が大きくなびく。
俺の一物を受け入れ、腰を動かし、感じる彼女。
俺はもうメロメロになっていた。
ただでさえ溜まっているのに、彼女のあそこはものすごく気持ちいい。
きつくはないけれど温かい。

「りな・・・だめだ・・・りな・・・もうイキそうだ・・・」

「・・・や、やすくぅん!・・・あぁん!・・・」

「・・・へ?」

一物を通して感じられていた心地よい感触。
彼女の性器の感覚が突如無くなった。
もう間もなく、こみ上げていた物を解放しようとした矢先だったため、俺は何か拍子抜けしてしまった。

「・・・」

彼女は俺の隣に座り、コンドームを被り、ピクピク動いている一物を見ていた。

「・・・やっぱり嫌・・・温かいやすくんが欲しい・・・」

「・・・え?でも・・・ほら?」

「ううん。やっぱりこれ、取っちゃうね」

ぱちん!

彼女がコンドームを外した。
期待を裏切られた一物は硬さを少し失っていたが、次の瞬間、また新しい刺激が訪れるとわかり、みるみる硬さを戻す。

「い、いいの?」

「う・・・うん。けど・・・中に出しちゃダメだよ」

この時の表情がものすごく可愛かった。
もうどうにでもなれって思ったのは事実。
正直、(中に出しちゃっても)って思った。

「はぁぁぁ・・・やすくぅぅんのあったかぁぁい・・・」

先程までとは違う生の感触。
十分に濡れてヌルヌルな溝の中に俺の一物が埋まっていく。
温かいヌルヌル感が先程までとは全く違う。
そして、寸止めっぽいのを食らっていたため、なんとなくまだ持ちそうな感じもあって、十分に彼女の粘膜を一物で感じることが出来た。

「りな、りな!」

「やすくんすごい・・・いい!・・・いいのぉ!!」

1年間、電話で愛し合った分を取り戻すべく、俺は下から彼女の割れ目の中に一物を送り込んだ。
彼女の溝もそれをしっかりと受け入れ、後から後から潤滑油が溢れてくる。
時折ピクピクと締め付ける。
長い髪、小振りなおっぱい、大好きな色の下着、全てがこの営みを演出する。
繋がったところから漏れるいやらしい音。
お互いの息遣い、喘ぎ声。
お互いを求め合った、愛し合った。
そろそろ一物が放出を求めてくる。
今まで(電話)は、このまま彼女の中に放出する。
いつも、「な、中に・・・やすくんのを私の中にいっぱい射精して!」と言ってくれるところだが、現実はそうはいかない。

「り、りなもう・・・イキそうだよ・・・」

ずっと俺の上で腰を動かす彼女が腰の動きを止め、俺を見つめた。
そして覆い被さるようにキスをしてきた。
絡み合う舌、交わる唾。
俺は彼女を抱き寄せて応えた。
そして再び俺の目を見つめ、彼女はこう呟いた。

「・・・やすくん・・・中に・・・中に・・・来て」

「・・・え?」

再び彼女が上下運動を始めた。

「う・・・うぁ!・・・い・・・いいの?」

「・・・来て!やすくん、奥にたっぷり欲しいのぉ・・・!」

「だ・・・だって・・・」

「やすくん出して、いっぱい出して・・・」

俺に再び覆い被さり、唇を塞がれた。
腰の動きが長く深いピストンを求めた。
一物の根本から熱い物が込み上げてくる。
俺は決心し、下から突き上げた。

「ふぁ・・・ふぁすよぉ?(だ、出すよ?)」

「ふぅうふぃふぇ(うん、来て)」

唇を求めながら俺は彼女の中にたっぷりと一物を送り込んだ。

「・・・!!!」

「・・・!?!?!」

「ぶはぁ!」

「きゃぁぁぁ!」

どくん!

溜まりに溜まったものが解放される。
俺は彼女の背中に回していた腕を彼女の腰に回して、しっかりと固定した。

ぴゅるぴゅるる・・・ドクドク・・・。

中出し特有の腰が引けるような感覚。

「はぁぁぁ・・・」

「うぅぅぅ!」

5回6回と脈打ち、彼女の溝深くに放出される。
彼女もその感覚に集中しているようだ。

「はぁぁ・・・すごい・・・」

俺は何度も放出される快感に身を任せた。
すごく気持ちいい包まれてる感触。
生の体温。
射精の快感。
1年間、想像でしか成し得なかったこの瞬間を感じていた。

「・・・やすくん・・・」

射精の後、俺たちは唇を求め合った。

「・・・あったかぁい・・・いっぱい出たね」

「・・・あ、あぁ・・・でも良かったのか?」

「・・・うん、大丈夫。やすくんのが欲しかったの。生のやすくんと生のやすくんのを出して欲しかったの。いつもそうしてたじゃない・・・」

「・・・あ、あぁ」

俺たちはしばらく抱き合ったままでいた。
そして彼女の溝から一物を解放した。

ぷ・・・ぷくく・・・。

溝から白い物が溢れた。
彼女は溝を指でかき分け、中にたっぷりと放出されたものを掻き出した。
その光景にまた俺はこみ上げるものを感じ、押し倒してしまった。