案内された後、歯科衛生士のお姉さんがやって来ました。
見たところ20代中半ばくらいでした。
「今回担当する、◯◯◯です。よろしくね」
声は見た目よりも若かったです。
僕は低い位置に寝かされて、その人を下から見上げていました。
目の前には被さるような胸。
やがて検査が始まると、その胸は僕の顔に自然にくっついてきます。
僕はドキッとして自分の口を覗き込むお姉さんの顔を見ました。
が、全く気にする様子はありません。
「今、何年生なの?」
「中3です」
いつの間にか血流が高鳴る心臓から腰に、そして先端へ。
マズイと思った時にはもう遅く、これまでにないほど硬くなっていました。
どうにか元に戻らないかと念じました。
「可愛い顔してるし、モテるでしょう?」
さらに胸が強く押し当たります。
ゼリーのような柔らかさ、それでいて温かく心地よい感触です。
(もう身を委ねようか・・・)
そう思った時、胸は離れ・・・。
「先生に訊いてくるので、うがいして待っていてくださいね」
お姉さんは席を立ってしまいました。
(もう一度、あの感触を味わいたい)
その思いが、お姉さんがいた右側へ僕の身体をずらしていきました。
お姉さんが帰ってくると、そこで気がつきました。
僕が勃起をしていて、変な体勢で寝ていることに。
お姉さんは少し口元に笑みを浮かべると、また定位置につきました。
胸が先ほどより強く当たり、柔らかな肉の中の乳腺まで感じとれます。
自分が動いたせいだけではなく、お姉さんもぐっと近くにいるのです。
まるで心臓を鷲掴まれたかのような感覚でした。
「気持ちいいの?」
お姉さんの顔を見ることは出来ませんでした。
「仕方ないよね、男の子だもんね」
お姉さんの右手が僕の腰に張ったテントを小指からゆっくりと触れます。
しなやかな指先が前立腺をズボン越しに撫でました。
決して肌と肌が触れることはなく、布越しの胸、布越しの手。
そしてお姉さんはゴムの境界を越え、ズボンの中へ手を入れてきました。
僕の陰茎に手を平行にして擦りました。
顔にお姉さんの吐息がかかります。
「出る時は言ってね?」
そう言われた時は、すでに絶頂を迎える直前でした。
お姉さんはズボンから手を引き抜くと、白いそれを愛おしそうにひと舐めしました。
その日はパンツを濡らしたまま治療を受けました。
そして、僕のパンツの中にはお姉さんの電話番号が書かれた紙がありました。