いつも一緒に遊んでいたのですが、恋人同士だったのは岩倉と佳奈だけでした。
それでも休みの日には一緒に買い物に行ったり、しょっちゅう誰かの家に集まったりしていました。
それは高校3年のクリスマスのことでした。
複数で入れるというラブホテルで6人でクリスマスパーティをやろうということになり、ケーキやウィスキーなど色々持ち込んでパーティをやりました。
酔ってくると話は下ネタに・・・。
「阿形君ってまだ童貞なのぉ~?私が教えてあげようかぁ~?」
麻美がトロンとした眼で言います。
阿形は童貞と言われて少しバツが悪そうでしたが、私の手前、童貞であることを否定もできず苦笑い。
岩倉と佳奈はすでにイチャイチャ状態で、イチャイチャしながら佳奈は、「阿形く~ん、麻美に頼んじゃいなよぉ~」などと言っています。
私が「じゃあ俺は愛とやる!」と言うと、「じゃあって何よぉ。私、マックなんかとやんないよ~!」と。
そう言われて私は、「ゴメン、ゴメン、愛さんとさせて頂きたいです!」と言いました。
実際、思いっきりやりたい気分でしたし、それなりに愛のことを気に入っていましたから。
しかし照れ隠しに冗談っぽく言ったのが災いし、愛は「ばーか」と受け流しています。
(失敗したな~、今の言い方)
そう後悔していると、佳奈が助け船を出してくれました。
「愛~、あんたらがしないと、麻美と阿形君がしにくいんじゃない?それに本当はマック、あんたのことが結構好きなんだよ」
ここがチャンスとばかりに、「そうなんだ、俺、愛のことをいつもオカズにしてオナってるんだぜ~、せっかくラブホにいるのに~」と哀願しました。
さらに麻美が、「みんなでしないと阿形君とできないよぉ」と言いました。
このとき麻美はアルコールが入って欲情していたようです。
しかも、結構阿形のことを前から気に入っていたみたいでした。
「愛ちゃ~ん!」
私が愛を抱き寄せてキスしようとすると拒否の姿勢。
しかし構わず強引に唇を奪うと途端に脱力しました。
ここぞとばかりに舌を差し入れると、観念したのか発情したのか、愛も舌を絡めてきます。
横目で麻美を見ると、「阿形君、私とする?」と面と向かって訊いています。
このシチュエーションで、「しない」と答える馬鹿はいないでしょう。
阿形は、「麻美はいいの?」と訊いていました。
「いいよ・・・」と麻美。
麻美が横になると阿形がのしかかっていくのが見えましたが、こちらもそれどころではありません。
愛のセーターを脱がし、ブラジャーを外すと乳首に吸い付きました。
愛は感じやすい体質らしく、かなり身悶えしていますが、声を出すのが恥ずかしいらしく必死で押し殺しているようでした。
パンティの中に手を入れるとソコはもうビショビショで熱く潤っていました。
クリトリスを指で触ると、ブリッジでもするかのように背を弓なりに反らしましたが、それでも必死で声を殺しています。
そのうち佳奈の、「あっ、あっ、あっ・・・」という声が聞こえてきたので、チラっと見ると、岩倉がバックから攻めているのが見えました。
佳奈の声を聞いて愛の緊張の糸もプツンと切れたようです。
「あぁぁ~っ、あっ、あっ・・・」
クリトリスが凄く感じるらしく、大きな声をあげます。
入れたくなった私は、愛を全裸にすると足の間に割って入りました。
「あっ、ゴム!ゴム付けなきゃ駄目だよ!」
慌てて指示する愛。
岩倉を見ると、ニコっと目配せして、自前で持って来たスキンを投げてくれました。
さらに「麻美!」と声をかけ、麻美の方にも投げてやっていました。
フェラチオをしていた麻美が口を離して上手くそれをキャッチすると、「ありがと!」と言って阿形にそれを渡していました。
スキンを装着すると、私は一気に愛の中に挿入しました。
今思い出すと、入れたい一心で前戯も短く、拙いセックスだったなと思います。
愛は私のモノを受け入れると背中に回した手にギューッと強く力を込めてきました。
腰を動かすと、その律動に合わせて可愛い声をあげます。
隣を見ると今度は阿形が麻美にクリニングスをしていて、麻美が頭を左右に振りながら悶えています。
「阿形く~ん、来てぇ~!」
麻美の甘い声に誘われるように阿形はスキンを装着すると、麻美にのしかかっていきました。
友人の初挿入場面などなかなか見られるものではありません。
麻美も、「う・・・ん・・・」とな呻き声を上げて阿形の背中に手を回しています。
私はそれを見ているだけで興奮しました。
どんなAVよりも臨場感がありました。
その向こうでは、バックから側位に変わった岩倉が結合部をこちらに見せつけるかのようにガンガン突いています。
負けじとこちらも愛を責め立てていると、佳奈の、「あぁぁぁ~っ!イッちゃうぅぅ~!」という絶叫が聞こえました。
その途端、私の発射ボタンが押されてしまったようで、私も愛の中でドクドクと精液を放ってしまったのです。
スキンが外れないように愛の中から自分のモノを引き抜くと、「ごめん、早かった?」と訊きました。
愛が「早過ぎ・・・」と言うので思わずガクッと頭を下げると、「嘘だよ、私、エッチではどうせイケないから大丈夫」と言ってくれました。
「エッチではイケないって、オナニーならイケるの?」
思わずそう訊くと、愛は「バカ・・・」と言うだけで否定も肯定もしませんでした。
岩倉と佳奈を見ると、彼らもフィニッシュしたようで、佳奈が岩倉のモノをティッシュで拭いてやっていました。
肝心の阿形はと言うと、まだ真っ最中です。
思わず彼らがやっている横に行って観察していると、岩倉達も傍らに来て彼らの行為を見つめています。
「やだっ!見ないでよぉ!」
目を開けた麻美が慌てて言うのを無視して見ていると、「やだ、見ちゃやだ!」と言いながらも凄く感じている様子。
見られることで、かえって興奮しているみたいでした。
追い討ちをかけるように、「麻美、感じてる?」などと訊いている佳奈。
「やだ、見ないで・・・見ちゃやだ・・・見ちゃやだぁ~!」
麻美は言葉とは逆にどんどん昇りつめていくようです。
ついに枕に頭をガンガンぶつけるようにしながら絶頂に達してしまいました。
「すげぇな、阿形。初めてで麻美をイカせちゃったじゃん!」
岩倉が賞賛の言葉をかけます。
私は、「阿形、お前もイケ!」と発射を指示。
阿形は頷くと、麻美の両足を持って猛攻撃を加え、やっとフィニッシュしました。
「麻美、阿形のってそんなに良かったのか?」
思わずそう訊く私に麻美は、「なんか見られて興奮したのかもしれない・・・」と言っていました。
「じゃあ見られながらやろうか!」
岩倉の提案に反対する者は誰もいませんでした。
高校生だけに、好奇心の方が恥ずかしさに勝っていたのかもしれません。
まずは、最初に発射してしまった私と愛から。
「愛、しゃぶってあげなよ」
「マック、舐めろ」
「最初は愛が上になれよ」
余計なお世話の指示が来るも、その通りする私たち。
愛の騎乗位に麻美が横で、「こうだよ、こう」と実際に腰使いを見せての技術指導。
「後はお好きなように・・・」
そう言う岩倉の言葉に、わざと結合部が見えるように愛を仰向けにして上に乗せて下からガンガン突くと、「見えちゃう、見えちゃうよ~!」と言いながらも、かなり感じている様子。
岩倉が、「愛、本気汁が垂れてるぞ~」と言うのでミラーを見ると、私のモノに愛の本気汁が絡みついているが見えました。
「やだ、この格好やだよぉ~」
愛がそう言うので正常位に変えましたが、両足を肩に担いでガンガン突くと、「この格好も見えちゃう、見えちゃう!」と頭を振っていましたが、やがてガクンガクンと頭を縦に震わせました。
「イッちゃったの?」
私がそう訊くと、「うん、うん」と頷きました。
初めてセックスでイッたそうです。
それからは、もう3組で時間のある限りやりまくりました。
ペアを替えることはしませんでしたけど。
今となってはいい想い出です。