時間が経ち、女が1人潰れた。
この女はいつも潰れるので想定内。
みんな勤務先がビジネスホテルで、潰れた子は翌朝から仕事だったので、勤め先のホテルの部屋に寝かせようという話になった。
最年長の俺と潰れた子、そして電車がなくなったという新人の女の子の3人でタクシーに乗り、前の自分の勤務先に行った。
潰れた子はまともに歩けない状態だったので、俺がおんぶして部屋まで連れて行った。
そしてベッドに寝かせると服を着たまま、あっという間に眠ってしまった。
(潰れた女は重いな・・・)
そう思いながら一息つくと、隣にもう1人女がいる。
新人の女だった。
この子もかなり酔ったらしく、潰れた女と同じベッドで寝ていくと言う。
じゃあ俺は帰ろうと思い、腰を上げた途端だった。
新人の女の子が抱きついてきた。
ちょっと待てよと思いながら、一緒にベッドに倒れ込んでしまった。
(潰れて寝てる後輩の女と同じベッドで、初めて会った新人女とセックス・・・)
頭の中で天使と悪魔が戦っていた。
結局、酔いも手伝って新人の女と唇を重ねてしまった。
しかし!!!
ゴムがないことに気がついた。
最初にも言ったが、下心のある飲み会ではなかったので、こんな展開を想定していなかったのだ。
俺「・・・ゴムないから無理だって!」
新人「外に出してくれれば大丈夫ですよ~」
今日会ったばかりの可愛い女の子にこんな言葉を吐かれた俺は、ついに理性を失ってしまった。
新人はこのシチュエーションも手伝ったのだろうが、かなり感じやすい子で、触るだけでビクンと体が反応していた。
そんな感じなので、紐パンを脱がすと、もうクンニする必要などないくらいの洪水状態。
それを見てますます俺も興奮してしまい、隣(ダブルベッドの端っこ)に後輩が寝ているのも気にせず、生のまま深く挿入してしまった。
チンポを何回かリズム良く打ちつけると、袋が当たるペタぺタという音が部屋にいやらしく響き、後輩が起きないか冷や汗ものだった。
2人ともすぐ横で後輩が寝ているというシチュエーションにかなり興奮状態だった。
程なく・・・。
新人「◯◯さん、イッちゃう!!!」
俺も普段は彼女とはゴム付きなので、生の快感に耐えられず、すぐに射精感に襲われた。
最後は、もう後輩女が起きてもいいやと思い、新人の腰を両手で掴んで思いっきり突いた。
(出るっ!)
慌てて抜いたと同時に射精した。
すごい勢いでかなりの量が出て、新人の顔にまで飛んでしまった。
新人「私、顔に出されたの初めてです。・・・なんか温かいですね」
翌日、後輩から感謝のメールが届いた。
『昨夜は介抱させてしまってすみません』と。
隣で行なわれた情事には全く気付いてないようだ。
俺は心の中で、(こちらこそ、潰れてくれてありがとう)とつぶやいた。