たまに声をかけてみても不発続きだった。
時間もかなり遅くなってきて、あと1組声をかけてダメだったら今日は諦めよう。
そんな話をしながらオレ達は目を凝らした。
そこに後ろ姿のイケている女2人組が。
それなりに可愛い子ではないかと期待を込めて声をかけてみた。
その2人の女の前に周り混みながらの声をかけた瞬間、オレ達の顔が歪んだ。
1人はイケている女だった。
10人中8人が「可愛い」と認定するだろう当たりの女だ。
しかし、もう1人が・・・。
ここまで期待を裏切るかというくらいのブスである。
なぜもっとちゃんと確認しなかったのかと後悔するオレ達。
しかし、すでに声をかけてしまっているので後には引けない。
オレ達はなるべく可愛い方を見ながら、申し訳ない程度にブスにも話をした。
とりあえず軽くお酒を入れて、何とかこのブスを引き離すチャンスを窺おう。
オレ達はそういう作戦をナンパ師のテレパシーで感じ合っていた。
またここで、まさかの出来事が。
「あのね!私たちそんな暇じゃないから!!アンタたちとは違うの!」
思いっきり門前払いを食った。
しかも周りの人たちに聞こえるくらいの大きな声で。
しかも、それを言ったのはブスの方。
隣の可愛い子もちょっとびっくりしていたくらい。
何とも最悪な展開で、可愛い子は勿体ないが、ブスが混ざっていたので今日は諦めることにした。
とりあえず女たちと別れて、さっきのブスの話を摘みに軽く飲みながらご飯を食べた。
そんなことをしている間に雨まで降ってきた。
なんともついてない日だ。
オレ達は食べ終わると解散して、お互いの家路に就いたのである。
その途中、雨が強くなってきてしまい、かなり濡れてきた。
これではまずいと思って100均で傘を買おうとした。
傘を見つけて取ろうとすると、偶然にもさっきの2人組の可愛いほうがいた。
「あ、あの、さっきはどうも・・・」
焦りつつも声をかけた。
彼女もオレに気づいて、戸惑いながらも挨拶を返してくれた。
「ごめんなさい、あの子ったら急にあんな酷いことを言ってしまって・・・」
まあ彼女は謝ることもないのだが、とりあえずあのブスとは解散したらしい。
そこで可愛い彼女はオレを見て言う。
「すごい濡れてますよ・・・もしよかったら家で乾かしますよ・・・私の家、ここから近いんです」
知らない男にそんな優しいことを言ってくれるなんて、なんていい子なんだ。
オレはムスコともども期待を込めて彼女の言葉に甘えてしまった。
しかし、彼女は実家住まいだった。
(本当に今日はこんなのばっかり・・・)
まあ服を乾かしてもらうだけでもありがたいと、オレは彼女の家にお邪魔した。
すると、とりあえず今は誰もいないとのこと。
ただ、彼女の両親がいつ帰ってくるか分からない。
そんな状況だ。
下手なことはできない。
「とりあえず脱いでください・・・」
そう言うとオレをパンツだけの姿にしてヒーターを点けてくれた。
代わりのトレーナーなどはないらしい。
まあいいかと思いつつ、オレの息子はいけないことを考えはじめていた。
ムクムクと膨らんできた。
そんなオレの股間を彼女は見ていたようだ。
「あれ?こんなになっちゃったんですか。ちょっとだけなら舐めてあげますよ・・・」
ビックリした。
なんでそんなことをしてくれるのかと。
しかも彼女は積極的にオレの股間に手を当てて優しく擦ってくる。
そしてパンツからカチカチなムスコを出すと、微笑みながらフェラをしてくれた。
「さっきの・・・お詫びです・・・」
そう言いながら唾液をいっぱい肉棒に絡ませてしゃぶってくる。
かなり大胆なフェラの仕方だ。
いつ親が帰ってくるか分からない状況で、こんなことをしてくれるとは。
しかしそんなドキドキがオレの肉棒をさらに興奮させる。
彼女のフェラの音が部屋の中に奏でられていると、先っぽからは我慢汁が滲み出てきた。
彼女はさらに、タマを含んで口内で舌を滑らせたり。
指でカリ周りをフェザータッチしたり。
もう肉棒はいつ爆発してもおかしくない状態だった。
思わずソファーに寝転んで、リラックスした体勢になる。
すると、なんと彼女はオレの上に逆に乗っかってきて、自分の股間をオレの顔の前に持ってくるではないか。
その状態でフェラが続けられた。
可愛い子の恥部を目の前にして我慢できるはずもない。
思わずパンティーをずらしてクンニを始めた。
彼女のヴァギナやクリトリスはもう完全に濡れている。
オレはクリトリスに吸いつくと、彼女も体をピクッと震わせてくれる。
シックスナインで興奮度はマックス。
オレはもう昇天が近いが、彼女もまた相当に気持ちいいのか、さっきから腰がヒクヒクとしっぱなしだ。
そんな彼女に今まで以上のクンニをお見舞いする。
「やぁぁあ・・・あんん・・・はあっぁあ・・・あん!!」
絶対に親には聞かせられない声をあげて感じる彼女。
オレが指をヴァギナの中に入れると絶叫が止まらなくなった。
「ハァァァん・・・私・・・もう挿れて欲しい!」
お互いにイキそうなところで彼女はオレのムスコに跨がってきた。
そしてオレは彼女に軽く腰を振られただけでイッてしまったのである。
彼女の中にオレの精子が流れ込んでいく。
彼女も体全体を痙攣させるように震わせて絶頂に辿りついたようだ。
そのままソファーの上で肉棒を挿入したまま抱き合って過ごした。
親が帰ってこないかだけが心配だった。
「心配しなくても、親は旅行に行っているから今日は帰ってこないよ(笑)」
こんなナンパの成功パターンもあるのかと思った一瞬だった。