去年の夏のことです。
そのとき付き合っていた彼と受験勉強を一緒にしようということになりました。
私は数学が苦手で理科が得意。
彼はその逆で、「お互いに教えあえるね」みたいな話はしていました。

場所は彼の家になりました。
PCMAX
友達にそのことを話すと、「絶対に目的は違うよねw」「彼の家には行かないほうがいいと思うよ」と反対するのでやめようかと思ったんですけど・・・結局行くことになりました。
彼の家に行くのはその日が初めてで、なんか色々緊張ました。
でも彼と言っても、ずっと友達感覚で付き合ってたから、そういう空気にはならないと思ってたんです。
でも家に入ると彼が一言。

「今日は親いないんだ。だからゆっくりしてって」

マンガとかでよく出てくる言葉だったんでドキッとしました。

(まさか・・・?)

とか思ったんですが、あまり深く考えないほうがいいかなと思って普段通りにしていました。

彼の部屋に入って最初に目に付いたのは本棚にある大量の文庫本でした。
なんか意外でした。
これだけまじめ彼なら大丈夫だろうと自分に言い聞かせて2人で勉強を始めることにしました。

2時間くらいすると彼が、「ちょっと休憩しよっか、なんか観る?」とDVDの用意をはじめました。
なんとなく『踊る大捜査線』にしました。
2人でベッドに座って観はじめました。
最初はちゃんと観ていたんですが、寝不足だったせいかウトウトし始めてしまって・・・。
私は体操座りの格好で膝に頭を乗せて寝はじめてしまいました。
気がついたとき、何か違和感を覚えました。
ゆっくり目を開けると、目の前に彼の顔がありました。
びっくりして思わず突き飛ばしてしまいました。
彼もびっくりした顔をしていました。

「あ・・・ごめん」

「ごめん。嫌だった?」

「いや・・・あの・・・」

どう言っていいかわからなくて気まずい雰囲気になっちゃいました。
すると彼がぼそっとつぶやきました。

「・・・していい?」

突然言われて頭が真っ白で、とりあえず「え?・・・うん」と返事をしたら、どんどん近づいてきて、彼は私のアゴを持ち上げてキスしてきました。
最初は軽くだったんですが、だんだん濃厚なのになって、ついに舌も入ってきました。
私は何がなんだか分からなくなってそのままされるがまま。
でも、さすがに胸を揉まれたときは抵抗しました。
必死に押し返して彼と離れてほっとしていると、彼が怒っているっぽいのに気づきました。

「なんか・・・怒ってない?」

「別に・・・」

「うそ。怒ってるじゃん」

「・・・そんなにイヤ?俺とするの」

「え?」

「震えてるし、本気で抵抗するし。涙目だし」

「・・・」

「いいよ。そんなにイヤなら無理しなくても。別にお前とやりたいから家に呼んだとかそういうわけじゃないから」

「ごめん・・・」

「お前が謝ることじゃないだろ」

彼は私の頭をポンポンと叩いて新しいDVDをセットしました。
大事にされてるのかなって勝手にこのとき思っちゃったんですが、実は今日、私は彼に言いたいことがあったんです。
じつは彼の家で勉強をすることが決まった数日後、元彼から『よりを戻さないか?』というメールがありました。
一応断った感じのメールをしたんですが、正直言うと、まだ私も元彼のことがやっぱり好きで、改めて考えることにしたんです。
元彼からそういうメールがあったことは彼に伝えてありましたが、そのときは「断った」と言っていました。

「あの・・・話があるんだけど」

「・・・」

「あのね・・・」

「言わなくていい」

「え?」

「なんとなくわかるから」

「・・・」

「◯◯(元彼)のことだろ?」

「・・・うん」

「噂が流れてるんだよ。あいつとお前が付き合ってるって」

「え・・・?」

「お前・・・あいつのことが好きなんだろ?」

「・・・」

「いいよ。正直に言って」

「・・・わかんない」

「そっか・・・」

再び気まずくなったんで、私は帰る用意をしました。
そして玄関を出るとき・・・。

「お前のしたいようにすればいい。俺、なんとなくわかってたから覚悟はできてる」

「ごめん・・・」

みたいな会話をして帰りました。
私は家に帰っても、そのことを考えていました。
好きなのは元彼ですが、まだ信じきれないのもあったし、今の彼に悪いところがあるわけではないんです。
友達に相談したら「好きなのはどっち?」と聞かれ、私は元彼の名前を言いました。

「だったら好きなほうと付き合えばいいじゃん」

友達の言うことはもっともです。

だけど私はどうしても割り切れず、それから1週間が過ぎました。
結局私は元彼とよりを戻さず、彼と続けることに決めました。
メールで『話がある』と伝えて、彼の家に行きました。
彼の表情はいつもと変わりませんでした。
テーブルに向き合って座り、話を切り出しました。

「あの・・・」

「より、戻すことになった?」

「え?」

「◯◯(元彼)と。そうだよな、仲いいもんな。あいつがお前のことを好きだっていうのはほとんどの人が知ってるし。あいつは自覚がなかったみたいだけど(笑)」

「・・・なんで笑ってるの?」

「え?」

「本当は△△(彼)が私と別れたがってるんじゃないの?」

「これでも平静を保つのに必死なんだけど」

「・・・」

「お前の目を見てりゃ分かるよ。無理してるって。俺のために俺と続けようとしてるんだろ?で、今日はその話するために来たんだろ?」

「・・・うん」

「でも、本当は◯◯(元彼)のことが好きなんだろ。お互いに好き同士なのに、付き合わないのはおかしいと思わない?」

「違う。ちゃんと△△(彼)のこと好きだから・・・だから続けたいの」

「ちゃんとってどういうこと?」

「え?」

「ちゃんとって、自分に言い聞かせるために使う言葉じゃない?」

「・・・」

「だから正直に言えって。なんなら俺から振ろうか?」

「どうしてそこまでよりを戻させようとするの?私と別れたいならはっきり言ってよ。迷惑なら正直に言ってよ」

「別れたいわけないだろ!でもお前、あいつといたほうが楽しそうだし、俺といてもあんまり笑わないし。この前抵抗したのも、俺のことが好きじゃないからじゃないの?」

「あの時はまだ早いと思っただけだよ。怖かったの」

「本当にそれだけ?」

「うん・・・」

「本当にいいのか?あいつとよりを戻さなくて」

「だからいいって言ってるでしょ。もう決めたの」

彼は、「そっか」と言いながら私を抱き締めました。
何度も「本当にいいんだな?」と聞いてきて、私は笑いながら、「本当に本当にいいの」と返しました。
彼はそのまま私を床に倒してキスしてきました。
一瞬戸惑いましたが、また抵抗すると問題が発生するかなと思い、彼に従うことにしました。
耳や首筋を舐められて、体がビクッとしました。

「弱い?」

そう聞かれて顔が真っ赤になり、横を向きました。
彼は片手で器用にボタンを外して直接胸を揉んできました。
気持ちいいとかはよく分からなかったけど、自分以外の誰かが触っているのが変な感じがして、だんだん息が荒くなっていました。
彼の手がスカートの中に入ってきて、あそこを撫でられました。
乳首を座れたり舌で転がされたりしました。
彼がいきなり「濡れてる」と言ったのでさらに顔が真っ赤になり、どんどん声も出始めました。
でも恥ずかしかったので手で口を押さえていると、「声、出していいよ(笑)」と言って私の手をどけました。
それでも歯を食いしばってなるべく声を出ないようにしていたんですが、彼がパンツを脱がせてあそこを直接触ってきたとき、思わず「んあぁ」と声が出てしまい・・・彼は笑っていました。

「なんで笑うの!」

「だって・・・なんか・・・笑うしかないし」

彼がクリトリス触ってきて、私は声が出っぱなしでした。

「ん・・・ぁあぁ・・・はぁ・・・やっ・・・」

「気持ちいい?」

「そんなこと・・・はぁはぁ・・・聞かないで・・・やぁあ!」

「正直に言えよ」

「やぁ・・・ぁだ・・・」

「じゃあやめちゃおっかな」

「やぁあ・・・はぁ・・・あぁぁぁ・・・いじわる・・・」

「じゃあ気持ちいい?」

「はぁはぁ・・・ぁぁ・・・う・・・ん・・・」

(分かると思いますが、後から聞くと彼はSだったらしいです)

彼はスピードを速めてきました。
今まで以上に変な感覚があって、(もうだめ!)と何かを直感して、腰が浮き上がりました。
彼に、「イッちゃった?」と聞かれて、(これがそうなんだ・・・?)って感じでした。

彼は指を止めてくれず、また同じ感覚がしてきました。
そのときスルッと何か入ってくる感じがして、痛みがありました。
すっごく濡れていたので、彼の手があそこに入ったんだと思います。
思わず「痛っ!」と言うと、彼は「ごめん」と言ってすぐに抜いてくれました。

彼の顔がどんどん下にさがり、あそこを舐めてきました。
割れ目を下から上に一気に舐められるとビクッとして感じてしまいました。
舌は手よりもあったかくて、ザラザラした感じがすごく気持ちよかったです。
やっぱり声を我慢できず、今度はすぐにイッてしまいました。
彼は、「またイッちゃった?」と笑っていました。

彼はおもむろに立ち上がり、引き出しの中から何か出しました。
箱の中から連なった小袋が出てきて(なんだろ?)と思っていると、袋の中から出てきたのはコンドームでした。
彼は後ろ向きで付けてたみたいでした。
彼が振り返って、私の足の間に入ってきました。
彼はいきなりは入れずに、私に覆いかぶさってキスをしたり耳を舐めたりしてきました。
そして起き上がって、「入れるよ」と言ってゆっくり入れてきました。
私のあそこはビショビショに濡れてはいたんですが、さすがに痛くて、「ちょっ待って!痛い・・・」を繰り返し言っていました。
彼は「ごめん、大丈夫?」と優しく何度も声をかけてくれていました。
聞いてはいたけど、こんなに痛いものなのかと、自分の想像を遥かに超える痛さに涙がでました。
やっと入ったところで、彼はすぐに動きたそうでしたが、痛みが引くまで待ってもらいました。

「もういい?俺、我慢の限界かも」

「たぶん・・・大丈夫」

彼はゆっくり動き出しました。
最初はもちろん痛さの方が多かったんですが、次第に気持ちよくなっていることに気づきました。

「ん・・・はぁあぁぁぁ・・・やっっ・・・ぁあぁぁあ・・・」

彼がスピードを上げたとき、初めてなのにイキそうでした。

「やぁぁ!ぁっっぁぁぁああ!・・・あぁ・・・はぁ」

「ごめん・・・イク!」

彼がグッと深く入れてきて、2人で肩で呼吸をしていました。
そのまま寝たいくらい気持ちよかったです。
ちなみに彼は経験があったらしいです。

「お前さ、本当にいいの?・・・やっちゃった後に聞くのもあれだけど」

「何が?」

「だから・・・あいつとのこと。俺、不安なんだ」

「何で?」

「だって見るからにお前・・・あいつのことが好きそうだから」

「信じてよ」

「だってお前、迷ってただろ」

「・・・」

「ごめん。ちょっと意地悪だったな。俺、お前と別れる気なんてないから。それだけは覚えといて」

私をがばっと抱いて彼は言いました。
そのときは本当に幸せだったんですが・・・今の彼は元彼です。

下手な文章ですみませんでした。