主人に相談すると、「アルバイト代は自分の小遣いにしていいぞ」と。
『自分の小遣い』という言葉に惹かれました。
1ヶ月もアルバイトをすると結構な金額になるのです。
でも結婚してからは外でお仕事をしたことがないし、ましてや夜のお仕事は一度も経験がなくて、お酒も弱いし・・・。
私が不安を口にすると、「笑って男性のお話を聞いてあげて、お酒を注いであげればいいのよ」と叔母に言われて、それくらいだったらと思い決めました。
働きはじめて2週間が経ってだいぶ慣れてきた頃、その日は叔母の誕生日で、常連の50歳くらいの『部長さん』と呼ばれているお客さんの奢りでシャンパンをご馳走になりました。
口当たりが良くて少し飲み過ぎました。
アフターで部長さんがママと私にお寿司をご馳走してくれることになって、その夜は主人は夜勤でいないこともあって私も行くことにしました。
そこで調子に乗って日本酒を飲み、意識が飛んでしまいました。
胸が苦しくて目が覚めてビックリ。
部長さんが私の上にいました。
そして私の中にはオチンチンが入れられていて、部長さんは汗を流しながら腰を動かしていました。
「何をしているんですか!やめてください!」
私は身体をひねって離れようとしました。
「もう少しだから!」
部長さんは私の腰を押さえつけて、そのまま中に出したんです。
軽くパニックになって押しのけて、お風呂ですぐにシャワーで流しました。
家に帰ったのは午前5時。
子供たちは寝ていました。
私はベッドで泣きました。
その日は日曜日で、10時頃に主人が家に帰ってきました。
昨夜のことを知られないように、いつもと同じ振る舞いをしました。
主人が仮眠し、子供たちも遊びに出掛けたので、お店を辞めることにして叔母に電話をしました。
でも、「もう少しだけ」と何度も頼まれて、アルバイト代も上げてくれると言うのです。
それでも断っていると・・・。
「あれから部長さんと何かあったの?」
私が返事ができないでいると、叔母に部長さんと関係したことを見抜かれました。
3人でお寿司屋さんを出た後、部長さんが「もう一軒行こう」と言いだし、叔母は朝早くから用事があるので帰ったそうです。
酔った私はそのままついて行ったそうです。
・このことは主人や母には内緒にしておく。
・部長さんは出入り禁止にする。
そして、「お酒には気をつけましょうね」と説得されて続けることにしました。
1ヶ月経った土曜日、40代半ばの素敵な紳士2人がお店に来ました。
大きな会社の社長さんと常務さんで話題も豊富、ジョークを交えたおしゃべりで私の方が楽しんでしまいました。
翌週の土曜日。
新しい女の子が決まり、お店を辞める日でした。
11時過ぎに社長さんが1人でお店に来ました。
お店を辞めること伝えると、「残念だ、せっかく良い女の子と会えたのに」と言ってくれて、それが何かすごく嬉しくて。
「この後、1時間くらいワインバーでもう少し飲まない?」
誘われて行くとお洒落なお店でした。
高級ワインをいただいき、素敵な女性だと褒めてもらって私はすっかり有頂天に。
2時半頃にお店を出ました。
「酔ったね。少し休もうか?」
その言葉が何を意味しているのかわかった上で私は頷いて、社長さんの腕をギュッと握ってついて行きました。
広くて落ち着いた感じのお部屋でした。
2人でお風呂に入り、社長さんの背中を流すと、私の身体を洗ってくれました。
ベッドに入ってからも社長さんはとても優しくて、私は久しぶりに感じました。
恥ずかしいのですが、私の方から「入れて」とお願いをしてしまうくらい。
ちゃんと避妊もしてくれて、とても素敵な夜になりました。
家に帰ると朝の6時近くになっていました。
9時頃に帰って来た主人と子供たちと一緒に朝食。
「ママ、何かいいことがあったの?ホッペが緩みっぱなしだよ」
いきなり主人に言われてビックリしました。
「昨日でお店が最後だったの。アルバイト代が結構入るから、それでニヤニヤしてたのかな~」
言い訳をするのに必死でした。
それから10日後、社長さんからメールが来ました。
『週末、友人たちとパーティーがあるんだけど、ご一緒してくれませんか?』
『私でいいのですか?ドレスも持っていないし、恥ずかしいな』
『服装はカジュアルでOK。気軽なパーティーです』
その日は主人も夜勤の日なのでお誘いを受けることにしました。
当日、待ち合わせ場所に行くと、社長さんは先に着いていて笑顔で迎えてくれました。
行く先は有名なシティホテルのスイートルームでした。
入ると2組のカップルがいました。
5分ほどすると、もう1組のカップルが来ました。
司会者らしい若い男性が言いました。
「皆さん集まりました。それでは乾杯しましょう!」
誰もが知っている高級シャンパンがみんなに出されました。
テーブルの上には高級オードブルがいっぱい。
シャンパンのおかわりも自由です。
30分が過ぎた頃から身体が熱く感じ始めました。
(お酒のせい?)
1時間後、1人の女性が女性たちを隣の部屋に呼び、用意してあったコスチュームに着替えるように言いました。
「エッ!これを着るんですか?」
「何を言っているの?当たり前じゃない」
渡されたコスチュームは布の面積が少なく、大事な部分を隠すことができないものでした。
そのとき初めて、このパーティーがどんなものかわかりました。
私はリビングに戻り、社長さんに泣きそうな声で言いました。
「こんなの聞いていません!帰ってもいいですか?」
「ま~楽しんで行けよ!ホラッ。ここは正直だ!」
熱くなって濡れてしまった私の中に指を入れられると、思わず声を出してしまいました。
社長さんは指の動きを速めながら言いました。
「いい子だ。この人に可愛がってもらいなさい」
お腹が出ている中年男性が私の腕を掴んでベッドのある部屋に連れて行かれました。
その人は笑いながら私の中にオチンチンを入れてきました。
「イヤ~!やめてださい!」
私が何を言っても男性はニヤニヤと私を見下した顔のまま、「ウゥ~ッ!」と唸るような声を出すと私の中に出しました。
「イっ、イッちゃうー!あぁぁっ」
大きな声がして隣のベッドを見ると、若い女性が男性2人に挟まれて、大事なところとお尻の穴にオチンチンを入れられていました。
その光景をぼーっとしながら見ていると、いきなり四つん這いにされ、また別の男性が当たり前のように避妊しないで私の中に入ってきました。
結局私は2時間で3人の男性から4度も中に出されてしまいました。
優しい紳士だと思っていた社長さんに、遊びの道具として使われたのが悔しくて、その夜、私は眠れませんでした。
翌朝、いつものように10時頃に主人が帰って来ました。
「楽しかった?」とパーティーのことを聞かれ、「まぁまぁかな」と返事しました。
夜のアルバイトでお小遣いを得るよりも、主婦をしている方が私には合っていると思い知らされました。