確かに近所の人が言うように怖かったですが、ただ僕は、その日に初めて別のすごいことを体験したので、個人的には違う思いを抱いています。
集中豪雨のおかげっていうか・・・。
あの日、我が家の床上に水が来始めたのが12時過ぎでした。
1階で寝ていた母さんが慌てて僕の部屋に飛び込んできて、2人で1階の荷物を必死で運び上げました。
あんなになるとは思ってなかったのですが、2時くらいには2階の床くらいまで水が来て、もうどこにも行けなくなってしまいました。
僕のベッドの上で母さんと2人で座り込んでいました。
父さんは高松支店に単身赴任して、去年から居ませんでした。
水音が、まるで川の中に居るように聞こえ続けて、時々何かが家の外壁にぶつかっては家が揺れました。
一段と大きい音がして家が揺れた時、母さんが声を上げて僕にしがみついてきました。
連続して何かがぶつかる音がして、周りが静かになるまでそれから1、2時間、2人で抱き合っていました。
母さんは「怖い怖い」と言っていましたが、僕は違うことを考えていました。
僕にしがみつく母さんの身体は温かくて、柔らかくて、いい匂いがしました。
僕は母さんの身体をぎゅっと抱き締めていました。
ペニスが硬くなってきました。
「今死んだら、僕、童貞のままだ・・・」
震えていた母さんが暗闇の中で小さく笑いました。
「何言ってるの・・・こんな時に」
「お母さん、触ってくれない?」
「えっ・・・」
僕は母さんの片手をペニスの方に引き寄せました。
かちんかちんになった僕のペニスに母さんの手が触れて、びくっと震えました。
「何するの・・・」
身体を固くした母さんが逃げようとしたのを、ぎゅっと抱き締めたまま、僕はキスしようとしました。
どんって音がして家が揺れて、母さんが慌ててしがみついてきました。
僕は母さんの寝巻きの裾から片手を差し入れて、ショーツ越しにあそこに触りました。
びくっと母さんが身体を固くしましたが、家の揺れに気を取られていたのか、僕の指がショーツの脇から直接あそこを触っても何も言いませんでした。
僕は夢中で指を動かして、終いにはショーツをほとんど脱がせてしまいました。
母さんが僕の肩に頭を寄せたまま喘ぎ声を上げ始めました。
指を入れてあそこを嬲りました。
濡れてきました。
僕は片手で自分のパジャマの下を脱ぎました。
母さんの身体を膝の上に抱え上げようとしました。
「・・・だめよ・・・」
僕に身を任せたまま、うわ言のように呟く母さんの身体を両手で抱えて、僕は自分の膝の上に下ろしました。
ヌルッとペニスが熱い母さんの中に包まれていきました。
母さんが僕の頭を抱き締め、何かを叫びました。
僕は母さんを下から突き上げるように腰を動かして射精してしまいました。
瞬間、母さんが呻いて、僕の肩に爪を立てました。
そのまま、しばらく抱き合っていました。
母さんとキスしました。
母さんが身動きすると僕のペニスは締め付けられて、また大きくなってきました。
繋がったままの姿勢でベッドの上に倒れこんで、2回目のセックスをしました。
途中で母さんも僕も裸になって、射精する頃には夢中になって、豪雨の音も忘れていました。
朝になって明るくなるまでに、もう1回セックスしました。
もう母さんも夢中になってくれて、声を上げて応えてくれました。
水が引くまでに、もう1回セックスしました。
外に出られるようになって被害を目にした時も、2人ともぼんやり立ってるだけでした。
それから家の修理が終わるまでの間、母さんと僕は毎晩のように僕の部屋でセックスをしました。
強い雨が降るたびに、僕はあの晩のことを思い出します。