中学2年の夏、父の仕事の関係で俺はアメリカ南部の田舎町に住んでいた。
正規の授業はもう夏休みに入ってたが、俺は外国人向けの英語補習クラスに出席。
クラスは午前中で終わり、家で昼飯を食べようと帰宅した日のことだった。

マンションのドアを開けた。
いつも「お帰り」と迎えてくれる母さんの声がしない。
靴を脱ぎながら(あれ?)と思ってると、寝室のドアが開いて男が出てきた。
PCMAX
俺より頭一つデカい、体重も俺の倍くらいありそうな大男だった。
手には大きな銃を抱えてる。
目出し帽を被っていたが、肌は浅黒い感じだ。

(誰こいつ?)

そう思った瞬間、アゴのあたりに衝撃を覚え、俺はぶっ飛ばされた。
痛みとショックでうずくまる。
考える間もなく髪を掴まれ寝室に放り込まれた。
事情が把握できないまま室内を見ると、母さんがいた。
ベッドに座らされてる。

「ユウ君!大丈夫?」

母さんが小声で心配そうに話しかけた。
恐怖で顔が引き攣っているのが分かる。

「たぶん大丈夫・・・でも何これ・・・?」

「落ち着いて。強盗よ!」

見るとさっきの大男が寝室の入り口に立ち、こっちに銃口を向けていた。
どうやら俺は銃の柄の部分で殴られたらしい。
アゴがまだジンジン痛む。
母さんの説明だと強盗は2人組で、大男とは別の女が他の部屋を漁ってるという。
説明する母さんの顔が少し腫れてるのに気付いた。

(殴られたのか?こいつ・・・)

カーッと頭に血が上り、気が付いたら俺は大男に飛びかかっていた。

「銃を持った奴に襲われたら、とにかく抵抗せず金を出せ」と父には教えられていた。

格闘技経験もないガキが2メートル級の大人に飛びかかるなんて無謀を通り越して馬鹿もいいところだが、あの時は体が勝手に動いたんだ。
巨体はビクともせず、大男は再び俺の髪を掴むと難なく放り投げた。
俺がベッドにもんどり打った次の瞬間、大男の銃からバシュッという音が響く。
テレビや映画でよく聞く、パアァァン!という乾いた銃声じゃなかった。
俺のすぐ横、ベッド脇の電気スタンドが粉々になっていた。
本物の発砲を生で見たのは初めて。
恐怖とショックで全身がすくんだ。

「ダメッ!絶対に抵抗しちゃダメ・・・」

母さんが真剣な表情で窘める。
ようやく俺も父の言いつけを思い出した。
音を聞いたのか、寝室のドアが開いて目出し帽姿のもう1人が中を窺う。
相棒の女らしい。
大男と二言三言交わすと女は再び姿を消した。

大男に見張られ、ベッドの上で母さんと並んで座らされながら、まだ何か反撃する方法がないか、俺は混乱する頭を巡らせた。
常識で考えれば、大人しく嵐が過ぎ去るのを待つべきだったんだろう。
でも、あの時は何かしなきゃと、とにかく必死だった。

(そうだ!携帯!)

当時持ってたのは英文メッセージしか打てない機種だったが、誰でもいいから『強盗。警察呼んで』と送れば何とかなるかもと考えた。
大男が視線を外すのを待って俺はズボンのポケットから携帯を取り出すと、自分の体に隠すように後ろ手でメッセージを打ち始めた。
最悪の愚かな判断だった。
不自然な動きを目ざとく見つけた大男が俺に銃口を向ける。

「そいつを出せ・・・」

訛りが強いというか、アメリカ人じゃないような発音だった。
絶望的な気分でゆっくりと携帯を取り出し、言われるまま前に放り投げる。
大男は銃口を俺に向けたまま携帯を拾うと自分のポケットに入れた。

「まだ持ってるだろう?」

「ないよ」

「本当か?立って服を脱げ」

立ち上がってシャツのボタンを外そうとしたら、大男が銃を構えたまま遮った。

「待て。女、お前がやれ」

命令されたのは母さんだった。
俺が懐から銃でも出すと思ったんだろうか。
指示されるまま両腕を左右に広げて立つ。
母さんは俺のシャツのボタンを外しながら囁くように言った。

「とにかく・・・大人しくしてれば殺されやしないから」

粗相した小さな子供みたいにシャツとズボンを脱がされる。
脱いだ服を放り投げると、トランクス1枚で再びベッドに座らされた。
大男が今度は母さんに銃口を向けた。

「お前、携帯電話は?」

「持ってません」

「本当か?服を脱げ」

相変わらず簡単な単語しか使わない大男。
銃を構えたままアゴで俺に指示する。

「今度はお前が脱がせろ」と言いたいらしい。

「いいから言うこと聞きなさい」

母さんが囁く。
俺は震える指で母さんのブラウスのボタンを外し始めた。
中は白のブラジャーだった。
何とか脱がせ終わり、おずおずと大男を見る。

「下もだ」

銃を構えたまま指示を出す。
立ち上がった母さんのスカートのジッパーを下ろした。
夏だからストッキングは穿いてない。
上と同じ白のパンティーだった。

母さんは比較的若く俺を産んだから、当時まだ30代半ばだった。
家族だしエロい目で見たことはなかったが、まあまあ美人なんだろう。
胸は結構大きいし、ウエストは一応くびれてるし、ヒップラインも丸くてきれい。
グラビアモデルとは違うけど、同年代の日本人の中じゃスタイルは良い方だと思う。

もちろん観賞してる状況じゃないが、母さんの下着姿を見てなぜか緊張した。
ただでさえ恐怖でドキドキしてるのに、心臓の鼓動がさらに上がる。

「それも脱がせろ」

大男がぶっきらぼうに言う。
ブラのことらしい。
母さんは黙って俺に背を向けた。

(なんで俺と母さんがこんな目に・・・)

屈辱的な思いにまみれ、俺は背中のホックを外しにかかった。
女のブラを外すなんて初めてだったし、そうでなくても手が震えてる。
手間取って男を怒らせたら・・・と考えると、焦ってますます指が言うことを聞かない。
時間をかけてどうにかホックを外すと、母さんが自分で腕を肩紐から抜いた。
ブラがはらりと落ちる。
肩越しに見えるオッパイは、さっきより少し垂れた感じもしたが、それでもかなりのボリュームだった。

「坊主、触れ」

「・・・できません」

再び、バシュッ!という音が響く。
今度は壁に掛かっていた時計が砕け散った。

「ユウ君、いいから言う通りになさい」

泣きそうな声の母さんに促され、俺はおずおずと後ろから大きな膨らみに手を添えた。
十何年ぶりの感触。
とうに記憶から消えていたが、母さんのオッパイは柔らかかった。
弾力性のある肉に指が埋まる。
手のひらから母さんの鼓動が伝わってくる気がした。

「指を動かせ」

何をさせたいのか分からなかったが、とにかく白くて豊かな乳房をゆっくり揉む。
頭の中は相変わらず恐怖と緊張に満ちてるのに、なぜか興奮でクラクラした。
母さんは身を固くして耐えてるみたいだ。
俺も我慢しなきゃと思った。
必死で揉んでたら偶然、指先が乳首に触れた。
母さんが体をビクッとさせる。
ドキッとした。
置かれた状況を一瞬だけ忘れ、無性にもう一度触ってみたくなった。
両手で乳房全体を揉みながら、2本指で両乳首を挟むようにしてみる。
硬いような、でも少し柔らかいような不思議な感触だった。
指先で転がすようにすると、母さんが小さく、「あっ・・・」と声を漏らした。
あの状況で、どうしてそんなことをしたのか分からない。
今から思えばだけど、何でもいいから恐怖以外のことに気持ちを向けようとしたのかもしれない。

「坊主、腰を前に突き出せ」

訛りの強い英語で男が命令する。
一瞬薄らいでいた恐怖が蘇った。
銃口は俺の腰の辺りに向いてる。
正直焦った。
いつの間にか俺は勃起してた。
あんな状況で自分でも信じられなかったが、極限状態で神経がどうにかしてたんだと思う。
ゆったりめのトランクスだったから、大男からは俺の下腹部がテントを張ってるのがはっきり見えたはずだ。

さすがに、この状況で勃起するのが異常だという自覚はあったんだろう。
後ろから母さんの胸を触りながら、俺は無意識に腰を引いた体勢になっていた。
命令する大男の目は笑ってない。
俺は仕方なく乳房を揉みながら腰を前に出した。
当時、俺と母さんの上背は同じくらいだったと思う。
いきり立ったペニスがトランクスの布地越しに母さんの尻に触れる。

「あっ・・・」

母さんがまたビクッとした。
恥ずかしさと屈辱感で消えたくなった。

「ごめんママ、そんなつもりじゃ・・・」

「いいのよ・・・」

パンティーに包まれた張りのある尻に沿って、ゆっくりとテントの先端を動かす。
母さんが身をよじるように腰を小さく左右に振った。
股間から刺激が全身に広がる。

(この状況で気持ち良いとかあり得ないだろう?)

自分の体が信じられなくなった。
肉体的な快感を覚えたことへの罪悪感と、母さんに勃起を悟られた恥ずかしさ。
半ば破れかぶれになって俺はギンギンのペニスを母さんの柔らかい腰に擦りつけた。
母さんは尻肉の谷間に俺の肉棒を挟み、腰を後ろに突き出すように迎え入れてくれた。

「坊主、前から触れ」

抑揚のない声が俺を現実に引き戻す。
母さんは黙って俺の方に向き直った。
正面から見た2つのオッパイはヌードグラビアの白人モデルほど大きくないが、とてもきれいな形で扇情的。
乳首はピンクのような肌色のような色だった。

母さんは目を固く瞑り、頬が少し赤らんでる。
屈辱に耐えてるんだと思った。
ふるふる揺れる大きな乳房を下から支えるように持ち、ゆっくりと揉み始める。
軟らかな肉が手の中でひしゃげる。
さっきと同じように乳首を摘むと母さんは、「あ・・・んん・・・」と声を漏らした。
息が少し荒くなってるようだ。

「吸え」

相変わらず銃口は俺に向いてる。
恐怖感は変わらないが、母さんの体を触ることへの抵抗感は薄れていた。
自分で自分が分からなくなる。
目の前で、少し形の崩れた可愛い乳首がつんと上を向いていた。
俺はゆっくりと口に含む。
母さんの体がまたビクッとなる。
懐かさとも少し違う不思議な感覚。
俺は夢中になって突起を吸い立てた。

「舌も使え」

大男は目出し帽を少しまくって口の部分だけ出し、舌を突き出す仕草をしてみせた。
口元と肌の色から見て、やっぱり黒人のように思えた。
片方の乳房を揉み、指先で乳首を転がしながら、もう一方の乳首をペロペロ舐める。
母さんは歯を食いしばっていたが、時おり、「あっ・・・」「んっ・・・」と声が漏れた。
豊かなオッパイに吸い付きながら、舌をレロレロと回転させてみる。
口の中で乳首が大きく硬くなっていくのが分かる。
母さんの息がさらに荒くなった。

「女、坊主を脱がせろ」

女の声がした。
見ると大男の隣に、さっきまで家捜ししてた女が立っていた。
俺はトランクス1枚。
気張りきったテントの先端に黒っぽい染みが広がってる。

「こいつら狂ってるよ」

「ユウ君!いいから・・・」

母さんは意を決したように俺の前に跪くと、トランクスをゆっくり下ろす。
弾けるようにペニスが飛び出した。

(こんな大きかったっけ?)と自分で思った。

極限状態とはいえ、実の母親に勃起を見られる屈辱感は大きい。
だが銃口はこっちを向いたまま。
恥ずかしいとか言ってられる状況じゃなかった。

「吸え」

また女が命令した。
母さんはペニスに手を添え、顔を上げる。
俺と目が合った。

「我慢してね・・・」

硬い竿を握って何度かしごきながら母さんが顔を下腹部に近づける。
舌先のペトッとした感触。
今度は俺の体がビクッとした。
母さんは丁寧に竿全体を舐め回してから、亀頭をゆっくり口に含んだ。

「うっ・・・」

思わず漏れた声を俺は慌てて呑み込んだ。

ジュバ・・・ジュバ・・・。

音を立てながら、膨らんだ亀頭が母さんの唇を出入りする。
どうしようもなく気持ち良い。
もちろんそんな事態じゃないのは分かってるが、見知らぬ大男に銃を突きつけられながら、母さんが俺のペニスをしゃぶってる。
その異常な現実に興奮していた。
先端から先走り液がドロドロ流れ出した。

毎日2~3回はオナニーする年頃だ。
これだけの刺激を受けたら1分ともたずに発射しても不思議じゃなかったが、なぜか射精感は襲ってこない。
恐怖と緊張で睾丸が縮み上がっていたせいかもしれない。
母さんが口を離す。
亀頭から唇まで唾液が糸を引いてて、たまらなくエロかった。

「坊主、女を脱がせろ」

パンティー1枚の母さんが立ち上がる。
ここまで来て抵抗できないのは分かってる。
俺は身を屈めてパンティーのゴムに指をかけ、少しずつ引き下ろした。
目の前に菱形のような陰毛が現れる。
小さな布地をゆっくり脚から引き抜いた。

<続く>