しばらくしたある日、また隣の部屋から女の喘ぎ声が微かに聞こえだしたので、部屋の灯りを落として隙間から覗いた。
すると、若い女の子と隣の部屋の若い男が裸で抱き合っていた。
若い女が男に跨がって、乳房を揉まれながら腰を振って喘ぎ声を堪えていた。
一戦終えて、若い女が帰り支度を始めたので、俺は急いで静かに部屋を出て、隣の部屋から出てくる女とすれ違うように、部屋へ帰るふりをして女の顔を確認した。
(か、可愛い・・・)
女は若くて可愛かった。
俺は隣の若い男が心底羨ましかった。
俺は東京出張の際に秋葉原でCCDカメラのセットを買い込んで、隣の部屋を本格的に覗き見した。
店のオヤジに、「覗きですか?だったらカラーよりモノクロの方が綺麗に映りますよ」と勧められて、教えられた通りにハンディカムの画像端子に接続した。
ラッパ状の集音装置を壁に当てて、ハンディカムのマイクをセットし録画した。
男のチンポをパックリと咥えて、顔を前後に揺らしてスローとしていた可愛い女の子。
「おお~、気持ちいい・・・」
男の顔が恍惚の表情になった。
無修正のモノクロ画像だったが、斜め上からの撮影なので、正常位以外では女のマンコは映らなかったし、映っても詳細には見えなかった。
ただチンポが出し入れされているのは、はっきり映っていた。
声も耳で壁越しに聞くより拾えていた。
「ああっ・・・感じる・・・」
ベッドの上で四つん這いになって後ろからチンポを出し入れされて、可愛い女の子が喘ぎ声をあげていた。
「ああん・・・もっと・・・」
パンパンパン・・・。
「あああ~~~」
やがて可愛い女の子の背中に男が精液をぶちまけた。
可愛い女の子が若い男にマンコを舐められて・・・。
「ああーーーっ!だ、だめぇ・・・か、感じるぅ・・・」
女の子がベッドの上に仰向けで両足を思い切り広げられて、クンニに喘ぎ声をあげていた。
やがて女の子は髪をポニーテールに束ねると、男に跨がってクイクイ腰を振り、自分で乳房を揉みながらポニーテールを振り乱しながら喘いだ。
最後は正常位で、両足を限界まで大股開きされた恰好でチンポで突かれ・・・。
「ああん・・・そろそろ生理なの・・・中にちょうだい・・・ああああ~~~」
なんと女の子は中出しを懇願し、男は精液を女の子のマンコの中にたっぷりと射精して、女の子はマンコの奥で熱い精液を感じて完全に耽溺していた。
うら若き可愛い乙女が、はしたない姿を男に晒してぐったりとしていた。
男は女の子のマンコから流れ出る精液をティッシュで拭い、後始末に余念がなかった。
約1年間の覗きで、その動画は120分テープに20本になったが、それを編集する作業が裏ビデオ作成のようで楽しかった。
2月下旬のこと、ベッドの上で今までになく激しく抱き合い、お互いの肉体を貪るように交わる動画が撮れた。
「好き・・・ああ、愛してる・・・」
「愛してるよ・・・死ぬまで君のことは忘れないよ・・・」
「ああ・・・私も・・・」
突然可愛い女の子が上体を起こし、男のチンポを口に咥えて扱きだし、口の中で精液を受けた。
女の子が身支度を整える。
「じゃあ元気でね・・・」
「君も元気でね・・・」
2人が画面から消えて、しばらくして玄関のドアが閉まる音がした。
これが最後の覗き撮影となり、数日後、隣の部屋は空き部屋となった。
あの若い男は大学生で、大学を卒業して親元に帰ったのだ。
彼女との最後のセックスはいつもより激しかったがいやらしさは少なく、別れゆく2人の切ない愛を感じた。
女の子は隣の部屋に泊まることはなかったから、たぶん地元の子なんだろう。
それにしても可愛かったなあ。
女子高生だったのかなあ。
いや、一度も制服姿を見ていないから大学生かなあ・・・。
オンボロアパートに住んで2年目、大家から来年の3月での立ち退きを求められた。
敷金も礼金も戻してもらい、最後の3ヶ月の家賃は立退料だと言われてタダにしてもらったので、俺は比較的広いアパートに移り住んだ。
家賃は1.5倍になったが、部屋は綺麗で新しかった。
入社3年目になり、新しい取引先を任されて挨拶に行った。
窓口で対応してくれた女子社員を見てハッとした。
オンボロアパートの隣の部屋で、若い男と若い性愛にまみれていたあの可愛い女の子だった。
「あれ、どこかでお会いしましたっけ?」
俺が固まってしばし見つめていたので、そう言われた。
「え?そう言えばどこかで・・・気のせいですよねえ・・・」
あまり否定しては不自然に思われるので、適当に合わせておいた。
しかし、この出会いが、俺と可愛い女の子をぐっと接近させて、出会って半年で俺から告白して交際が始まった。
彼女は地元の子で、短大を出て2年目のOLだった。
交際して3ヶ月の頃、俺は初めてモノクロでない彼女の裸を見ることができた。
そして、何となくしか映っていなかった実物のマンコを至近距離で拝めた。
やや左側が伸びたマンビラが、あの若い男との激しいセックスを思い起こさせた。
可愛い彼女の反応は、最初のうちは可愛く抑え気味だったが、セックスを重ねるごとに抑えきれない快感に悶え、あの動画のように喘ぐようになった。
初めて結ばれてから1年でプロポーズ、俺27歳、彼女24歳で結婚した。
結婚する直前、俺は彼女の隠し撮りテープを全て焼却処分して、妻として彼女を迎えた。
そして今年、結婚して8年、俺35歳、妻32歳になった。
6歳と娘と3歳の息子にも恵まれ、今は子供部屋もあるアパートに移り、妻は専業主婦になって家事と育児に専念している。
先日、妻が安全日で中出しを求めたので、妻のマンコの奥深くに射精した。
白目を剥いて仰け反った妻の精液まみれのマンコをティッシュで拭いていると妻が目を開けて・・・。
「あなた・・・昔、◯◯駅の近くに住んでなかった?」
「え?ああ、住んでたよ」
「やっぱり・・・私ね、駅前のコンビニで何度かあなたを見かけたことがあるんだ」
(あっ!)と思った。
俺は、隣の部屋から妻が帰るときに時々後をつけたことがあり、必ず妻が駅前のコンビニに寄って電車の時間調整をするパターンに気付き、先回りして待ち伏せたことが何度もあった。
妻をもっとそばで見て、モノクロ画像を観てオナるときに思い出せるようにしたかったのだ。
「へえ、お前、あの駅にしょっちゅう来る用事でもあったのか?」
「え?・・・ああ・・・実は・・・」
「何だ、元彼でもいたのか?」
「勘が鋭いわね。その通りよ。私の初めての彼・・・。あなた以外では、その彼にしか抱かれたことはなかったわ」
「処女をあげたのなら思い出の男だな。ちょっと妬けるな・・・」
「あの頃は好きだったけど、今は・・・あまり思い出せないかも・・・。忘れてはいないんだけど・・・今は全ての感覚があなただらけで・・・」
この日以来、俺はあのモノクロの映像が頭の中にフラッシュバックしている。
大股開きにされて、マンビラを広げられて、元彼にクリを舐められて悶えていた若い頃の可愛い妻の姿・・・。
勃起した元彼のチンポに跨がって腰をクイクイ振りながら、乳房を揉まれてポニーテールを揺らして喘いでいた若い頃の可愛い妻・・・。
四つん這いに突き出した尻を元彼に掴まれて、パンパン腰を振られて喘いでいた若い頃の可愛い妻・・・。
元彼のチンポを全開のマンコに出し入れされ、激しいピストンにブチュブチュ卑猥な音を立てながら仰け反って、中出し精液に耽溺した若い頃の可愛い妻・・・。
元カレのチンポを口に咥えて、最後に別れの精液を飲み干した若い頃の可愛い妻・・・。
元彼と妻のセックスは若い性欲をぶつけ合っていたようにも見えたが、でもそこには確かに愛を感じられた。
あまりに深い愛で貪り合っていた最後のセックスは、観るのが切なくて、最も再生回数が少ないテープだった。
果たして俺と妻のセックスは、元彼と妻のセックスを超えているのだろうか?
俺は元彼よりも深い愛情で妻を抱いているのだろうか?
「忘れてはいないんだけど・・・今は全ての感覚があなただらけで・・・」と俺色に染まっている妻の愛情に、俺は応えられているのだろうか・・・。
あのモノクロの動画を思い浮かべるようになってから、妻は毎回イクようになった。
「ああ、あなたぁ・・・なんだか最近、凄く硬くて・・・イッちゃう~・・・」
その原因が、妻と元彼のセックスを覗き見た動画を思い出して、嫉妬で勃起していることを妻は知らない・・・。