僕は自営業のため滅多に早く帰宅することがないのですが、たまたまその日は日付が変わる前に帰宅しました。
息子は風呂上がりなのか全裸まま洗面所で髪をドライヤーで乾かしていて、その後ろで妻は平然と全裸になりバスルームに入っていったのです。
僕が帰宅して「ただいまぁ~」と声をかけたのですが、ドライヤーの音で聞こえていないようでした。
その光景に違和感を覚えました。
普段から妻の肩や腰を揉んだりしていて、息子とのスキンシップは知っていましたが、ここまでオープンだとは・・・。
その夜、妻とベッドに入っているときに、「息子も年頃だから、あれはマズいだろう?」と妻に話を切り出すと、「あぁ~見られちゃった?お湯も勿体ないし、こんなおデブちゃんの母親を見てもキモいだけよ」と、あっけらかんとしています。
それから1週間が過ぎた頃、僕はありえない痕跡を見つけたのです。
それは、私たち夫婦のベッドの下半身にあたる場所のシーツのシミでした・・・。
ここ数年セックスレスの私達にはありえないシーツのシミです。
妻にも何と聞いて良いかもわからず・・・。
(たまたまオリモノが多くて汚したんだろう)
僕は、そう自分に言い聞かせ、妻と息子を観察することにしました。
洗濯物のカゴの中身や、妻の下着、ゴミ箱、そして夫婦のベッドや息子の部屋のベッドシーツを数日間チェックしていたのですが、痕跡は全く見当たりません。
(やはり気のせいだったのかなぁ・・・)
そう考えていましたが、どうしても腑に落ちないのです。
他に証拠を掴む良い方法はないかと考えました。
そこで、必要な書類があるふりをして早目の時間帯に突然帰宅することを思いついたのです。
しかし、突然帰宅しても警戒されるかもしれないので、帰宅する前に敢えて妻に電話して教えることにしました。
その理由は、万が一息子とセックスをしていたとしたら、電話の様子から普段とは違う妻を感じ取れるかもしれないと思ったからです。
早速、次の日から行動に移しました。
息子が高校の部活やらで帰宅するのが19時頃なので、20時頃に妻に帰宅する旨の電話を入れました。
初日は普通に問題なく電話に出たので、嘘の内容を伝え、適当にはぐらかす感じで電話を切りました。
その夜、妻が風呂上がりにTシャツと短パン姿で冷蔵庫から冷えた缶ビールを僕に持ってきたときのことです。
ソファーに座っている僕に缶ビール渡す際、伸びたTシャツの首元の隙間から、胸の谷間辺りにアザのようなものが見えたのです。
(あれ?)
気になったので、「胸のとこアザになってるみたいだけど、どしたの?」と尋ねると、妻は明らかに焦った顔で、「あ、きっとどこかにぶつけたのよ~」と、そそくさと胸元を隠して離れていきました。
結婚して20数年も一緒にいれば、何かを誤魔化していることなんてすぐに分かります。
ましてや妻はポッチャリ体型ですし、垂れてはいますが巨乳です。
少し屈んだだけで大きい乳輪まで目に入ります。
その後、ベッドに入り妻が寝静まった時に、妻のTシャツの胸元からそっと指で首元を伸ばして覗き込むと、明らかに“キスマーク”でした。
しかもよく見ると、アザの色が濃いものや薄いものが数ヵ所ありました・・・。
変な汗が出てきて、心臓がバクバクして眠れませんでした。
次の日の朝、なんとかして証拠を掴んで妻に自白させようと僕は出勤しました。
日も暮れて従業員も帰り、取引先のお客様を見送った頃には20時半を回っていました。
僕は携帯を取り、妻に電話を掛けてみました。
プルル~・・・プルルル~・・・。
今日はなかなか電話に出ません。
何かを感じた僕は急いで事務所の鍵を閉めて車で自宅に向かいました。
自宅に到着し、そっと玄関のドアを開けて中の様子を窺いましたが、人の気配がありません。
(あれ?いないのかな?携帯を忘れて出かけたのか?)
などと想像しつつ、静かに玄関に入りました。
でも玄関には妻のサンダルや靴、息子のスニーカーがあるのです・・・。
静かに家に上がると、浴室の方から話し声や笑い声が聞こえます。
そ~っと洗面所のドアを開けると、やはり浴室の曇りガラスに人影が見えました。
しばらく聞き耳を立てていると、妻と息子の声です。
シャワーの音でよく聞きと取れませんが、何やら楽しそうにじゃれ合っている様子でした。
すると突然静まり返り、キュッとシャワーの音が止まったのです。
妻が、「ダァ~メだよ」「ばーか」「こらこらぁ~」「元気だねぇ~」とか話しています。
クチュクチュと音がするので、どうやら石鹸の泡で洗い合っているようでした。
しばらくすると、「硬いわねぇ~」とか「アンッ」とか「もう~スケベ」とか「アンッヤン~」とか「ハァ~ハァ~」と息遣いも聞こえてきます。
そのうち2人の影が立ち上がり、重なり合いました・・・。
妻が、「キスはダメだってぇ~。キスは恋人との愛情表現だから、もうチュッだけね(笑)」などと言っています。
そして2人の影が移動したかと思うと・・・。
「あっ」
「ヤン」
「アぁん」
妻の喘ぎ声が響き渡りました・・・。
「もう~このスケベ」
「ダメ~そんなこと言わないでぇ・・・あぁ~あん」
何やらコソコソと話をしているようです。
「いや~、そんなことを言ったらダメ~、おかしくなっちゃう」
「マジでダメだからね」
「ダメダメ~」
「中には出さないでよぉ~」
「そろそろ時間だから出しちゃいなさい~」
「アン、やっぱり大きい~」
「イクイク、イッちゃう」
「お母さんを本気にさせてどうするのぉ~(笑)」
「時間ないからぁ、ア~ン」
僕は目眩がして、喉もカラカラになり体が震え出したので急いで外に出ました。
その夜、僕が知ってしまった状況を妻に話し、息子との関係を自白させました。
僕から別居を持ち掛け、離婚も考えていることを、妻は床に座り込み泣き崩れました・・・。
僕は、「息子との関係はいつからだ?」とか「浮気の経験はあるのか?」など、いくつかの質問を妻に問いかけました。
すると・・・。
・数年前、パート先の忘年会で若い社員さんに口説かれていたこと。
・その若い社員さんに何度か送ってもらった際に車の中でキスされたこと。
・パート先の大学生からしつこく誘われて、アパートに何度か食事を作りに行ってあげたこと。
・学生のバイト数人とパートの奥さん数人でカラオケに行った際、みんな酔ってしまい、部屋を暗くして、気の合った2組になってキスをしたり触り合ったり、中にはフェラをしてる奥さんもいたこと。
・息子とは去年からで、最初はふざけてじゃれ合ってるうちに触り合いに発展したこと。
・初めのうちは、妻の体を触れせたり、息子のモノを口でしかしてなかったこと。
うちの妻はどこにでもいるような年相応のポッチャリ主婦です。
お世辞にも奇麗だとは言えませんし、いつもニコニコしている天然系です。
家系なのか色白で出るところは出ていますが、もう間もなく五十路です。
僕はどうしたらいいのでしょうか?