今では考えられないが、当時PHSでまめに連絡を取るようになって得られた情報である。
Yさんが来訪してくれる日曜日、普段から一応掃除はしていたが、エロ本やエロビデオなどを隠して待った。
10時頃、Yさんが訪ねてきた。
淡いブルーに小花があしらってあるワンピースに薄手のカーディガンを羽織っていた。
会社で見るよりも清楚な出で立ちで、とても新鮮な感じがして胸がドキドキした。
狭いアパートに招き入れる。
初めて部屋に女の人を招いて少し興奮。
挨拶代わりに頭から首にかけて優しく撫で、軽くキスをしてくれる。
やはりほのかにバラの香りのする香水をまとっている。
匂いフェチではないと思うが、この香りを嗅いだだけで今でも勃起してしまう。
他愛もない話をしながら台所で食事の手伝いをする。
普段は簡単なものを作るだけのキッチンなので適当な調味料しかないが仕方がない。
裸エプロンに男のロマンを感じる人もいるようだが、私はあんまり興味がない。
ただ、仕事中は真面目な上司がくだけた服装で、自分のアパートのキッチンに立っているのは興奮を覚える。
私はYさんに思いっきり大人びたキスをしたが、くすぐったがられるだけで終わってしまった。
Yさんが用意してくれたものはビーフシチューとガーリックバケットだった。
クレソンのサラダもドレッシングが手作りらしく、とても美味しかった。
食事とともに私はワインなんかを飲んでしまって、ほろ酔いで気が少し大きくなっていた。
Yさんの隣に座り、肩を抱き寄せ、今度は背伸びをしない普通のキスをした。
そのぎこちなさにYさんは欲情してくれたのか、自らワンピースの裾をたくし上げ、下着を見せてくれた。
全面総レースの濃紫の高級そうな下着に、着ているワンピースの清楚とのギャップがたまらなく、昼間の明るい部屋の中で下着をずらしてクンニした。
もう私のペニスは爆発せんばかりに怒張し、若さもあるそれは腹部にくっつくほど反り返っていた。
Yさんは私に体を斜めにするよう促し、露出したペニスを口元に近づけるよう体位を動かした。
「すごいね。君の、ガチガチだね。上手じゃないかもしれないけど舐めてあげるね」
私は初めてのフェラチオを経験した。
シックスナインのような体位のまま私はYさんのクリトリスを執拗に舐め、彼女は私のペニスを口淫した。
私は彼女の中に射精したかったので、なるべく我慢し、小難しいことを考えていたのだがあえなく口腔内に射精した。
私はティッシュを差し出したが、Yさんはひどく淫靡な顔をして私の精液を飲み込んでくれた。
とても愛しかった。
少し元気がなくなったペニスを放り出したまま、私は彼女の乳房を弄り、乳首をねぶり、子供のように甘えた。
「本当にすぐにできるの?嘘でしょ?」
Yさんが訝るが、私のペニスは30分も経たずに回復し、またそそり立った。
私はYさんが挿入を促してくれた前回のように、濃紫のエロチックな下着の隙間から性器を突き入れ、獣のように激しく性交した。
Yさんは一分も経たず・・・。
「イッちゃう!イッちゃう!」
そう連呼し、「ごめんね」と言って潮を吹いた。
私は失禁したのかとびっくりしたが、潮吹きという現象だそうだ。
私の腹部に彼女の放出した体液が付着し、よりいっそう淫靡な輝きで照らした。
ほぼ童貞と変わらない私には刺激の強すぎる内容のセックスで、腰を激しく打ちつけているとすぐに果てた。
今回もYさんが膣内に射精していいと耳元で囁くので、本能のままに膣内に出し尽くした。
Yさんも前回は4年ぶりのセックスで興奮していたこと、今日も気持ちが昂ぶり、セクシーな下着を身に着けてきてくれたことを、性交のあと布団で聞いた。
これからも時間ができた時は私のアパートに通ってくれると言ってくれているし、休日も子供やご主人の都合次第では遊びに行けるそうなので、話を聞くだけで心が踊った。
年の差カップルの愛欲の日々はまだ始まったばかりだ。