昔から好きだった女の子が同じ家に住んでいる。
こんな事は漫画やアニメの中だけと思っていたから、それは大変なことだった。
やっぱりそこは童貞の18歳だけあって、そんなに積極的にいけるわけもなく、何度か2人でデートとかは行ってたけど、2人とも貧乏だったので、それほど遠出もできず帰宅していた。
何度目かの2人での夕食だったが・・・特に話す話題もなく、ただテレビの音が聞こえるだけの夕食。
まずいなぁとは思いつつも他愛のない話のみ。
飯を食べ風呂に入って、ちょっと勉強して飽きて、テレビを観ていた。
しばらくしたら、「あたしもそれ観るー」ってTがやって来て、同じソファに座った。
2人してソファの上で体育座り。
傍から見ればおかしな風景だろうなと思った。
しばらくそのままテレビを観ていたら、突然Tが体をくっつけるように横に座って、腕を組んできたんだ。
「な、なに?」
とてつもなく情けない声を出しながら、振り払うわけに行かず、どうもこうも出来なくなった。
「俺君って私のこと好き?」
いきなり聞かれて、軽くキスをされた。
もう軽くパニックで、「うん」と言うのが精一杯。
逃げようにも右手をがっちりホールドされてます。
今度はこっちからキスをした。
そして、自分の気持ちをちゃんと伝えてみた。
「俺はTのことが昔からずっと好き」
なんだか気持ちが落ち着いた気がした。
どちらからともなく何回もキスをした。
だんだん緊張が解れる気がした。
調子に乗って舌を入れてみても抵抗はしなかった。
「俺君、来て」
そう言ってTは立ち上がり、俺の手を引いて立ち上がらせようとした。
「こっち・・・」
リビングから廊下を挟んで向かい側にあるTの部屋に入った。
別に初めて入ったわけじゃないが、小さい電球一個だけの薄暗い部屋はなんだか特別な感じがした。
そして2人ともベッドの縁に座った。
ここまで来ればもうすることはひとつだから覚悟を決めた。
「Tはいいのか?」
今から思い出すとアホなことを聞いたような覚えがある。
Kは大きく頷き、深呼吸をして、「すっごく緊張してる」と言って微笑んだ。
ここまで来て、Tに主導権を握られていることに、ちょっとこれはだめだと思い切って、「脱がそうか?」と聞いたら、「だめだよ」とは言ったが、脱がすことに抵抗はしなかった。
まあ夏なので脱がすと言ってもTシャツとジャージだけ。
しかし下着類は自分で脱いだ上にベッドと壁の隙間に隠された。
全部脱がせたことは脱がせたが、タオルケットを握り締め、体は見せてもらえなかった。
「取れよ」
「俺君、まだ服着てるし」
仕方なく俺も脱いだ。
全部脱いだら、「じゃあ入っていいよ」と言ってタオルケットの中に入れさせてくれた。
中で向かい合わせになり、また何度もキスをしてみた。
もうキスすることが楽しくて仕方なかった。
触っていいかどうかなんて聞いたらきっと拒否されると思い、そっと脇腹から手を上へ沿わせてみると体をよじっていただけで、その勢いでおっぱいを触ってみた。
「やっぱり恥ずかしい・・・」
とは言ったが、拒まなかった。
「もっと触るよ」
宣言して、俺の右手はTのあそこに到達。
入り口に沿って指を進めると、さっきとは打って変わって目を固く閉じて、下唇を噛んで固まった。
「どした?痛いか?」
「じゃなくて、半端なく恥ずかしい」
なんだか可愛いかったので、目を閉じている間に乳首を舐めてみた。
「んんん」
Tは身をよじったりして、くすぐったいのを我慢していた。
そのまま両胸の乳首からわき腹、へそと舌を這わせていき、とうとう局部へ向かう。
一応、「舐めちゃうよ」と言ってみた。
すると、「『だめ』って言っても舐めるでしょ」と笑われたので、両足を広げさせてその間に入り、舐める体勢に入った。
しかし、「恥ずかしいから」と頭からタオルケットを被せられ、部屋の薄暗いのと合わせて何も見えなくなったが、俺の舌はすでに確実にその柔らかい部分に狙いを定めていたので、迷うことなくあそこを舐めた。
Tのアソコからは少しヌルつくものが出ていたような気がする。
どう舐めていいものか分からなかったが、とにかく舌をそこに沿わせてみた。
「んんんんんん」
Tはなんだか我慢しているような声を出していたが、構わずクリトリスを見つけてそこに集中攻撃。
「あ・・・だめ、もう、むり」
またしてもそこでやめてしまうヘタレな俺。
「やっぱり、恥ずかしいから・・・だから」
でも俺は我慢の限界だった。
「入れてもいいか?」
Tは、「お願いします」と少し笑った。
そこで重大なことに気づく。
「コンドームとか持ってないけど・・・」
どう考えても今ここで言うセリフではない。
言ってから気分を害したのではないかと心配した。
でも、「私の初めては俺君に、そんなの無しでやって欲しいと思ってた」と言われた。
「ないとまずくないか?もしできたら・・・」
「大丈夫な日だと思う・・・やめちゃう?」
ここまで来てやめれるわけもなく、意を決して次の段階に進むことにした。
姿勢を変え、ベッドの上の方に移動し、Tの足を開かせてその間に。
薄暗い中、その場所をなんとか見つけ出した。
しかしそのままでは場所がわからないので指で少し開き、そこに入れた。
2センチも入れてはいないが、「ううううううう」と唸るので、「大丈夫?やっぱり痛いか?」と声を掛けた。
「でも、これは我慢・・・しなきゃいけないから」
しおらしいセリフに萌えた。
少し入れては出しを繰り返すうち、少しずつ滑らかに入るようになった気がした。
しかし俺の腕を力いっぱい握り締めて、顔は横に向けて、目を瞑って下唇を噛んでいる顔を見てたら、本当に心配になった。
「あのさ、あんまり痛いのなら・・・」
と言ったところで、「慣れるように頑張ってみるから続けて」と言われた。
とりあえず4、5分の格闘の後、Tは俺の下で「はぁはぁ」言っているが、何とか奥まで入れることができた。
気持ちいいとかとは別に、Tと繋がってることに何とも言えない充足感があった。
挿入したままの状態で少し休んだ後、「いいか?」と聞くと、Tは「うん、ゆっくりなら動いても大丈夫だと思う」と答えてくれた。
少しずつ、ゆっくり腰を動かしてみた。
無粋だとは思いながら、「大丈夫か?」と確かめてみると・・・。
T「んー、なんか内臓を直に動かされてるみたい・・・やっぱり痛いね」
俺「でも、もう少しで俺が大丈夫じゃないかも」
T「俺君のペースで動いていいから」
それからは少しずつではあるがスピードも上げた。
しかし、なにぶん初めてのため、そうそう持つわけもなく、イキそうになる寸前に動かすのをやめた。
T「どうかした?」
俺「これ以上動かすと出る」
T「いいよ、でも、どれくらい出そう?シーツ、大丈夫かな?」
俺「おねしょじゃないんだから」
2人で笑ってしまった。
それからキスして、「最後までいくよ?」と言うとTはコクリと頷いた。
もう何もしなくてもイク状態だったので、少しだけゆっくり動かしてみた。
すでに限界に来ていたので、「イクよ」と耳元で言うと・・・。
T「うん、わかった・・・」
そしてすぐに俺は中で果てた。
オナニーにとは比べられないくらい気持ちよくて、とても疲れて、盛大に汗だくになった。
2人して肩で息をしていた。
しばらくして落ち着いてからゆっくり抜くと、奥から自分の精液がトロリと出てきた。
T「なんか出てる」
両手で股間を押さえ、俺はティッシュを10枚ほど抜き取って拭いたが、血と思われるものは出ていなかった。
Tが、「しちゃったねー」と言いながらキスをしてきたので、「エッチなTさんに誘われたら断れないし」と冗談で返した。