私が中学生の時に先生は新居を建てられ引っ越されたので、なかなかお会いする機会もなかったのですが、私が離婚の件で悩んでいた時には相談に乗ってくださり、本当の父親のように信頼していました。
その日、私は娘を近くに住んでいる姉に預け、車で1時間ほどのM市に向かいました。
お酒を飲むと車で帰るわけにもいかないので、泊まりはビジネスホテルです。
2次会、3次会と盛り上がり、久しぶりに開放的な気持ちになった私は、かなりの量を飲んでいたと思います。
3次会が終わって解散となった時、先生から、「孝子はどこに泊まってるの?」と尋ねられ、偶然にも同じホテルだということを知りました。
先生は、「同じじゃないか。一緒に帰ろう」と嬉しそうです。
先生の部屋は5階で私は7階だったのですが、エレベーターの中で、「ちょっと酔っ払ってしまった。部屋まで送ってくれ」と頼まれて、何の警戒もしていない私は先生の部屋までついて行ってしまったのです。
先生をベッドに寝かせて部屋を出ようとした時のことです。
不意に後ろから抱きすくめられ、そのままベッドに押し倒されました。
気が動転した私は何が何だかわからず、声をあげることもできません。
先生が私の唇を強引に奪おうとします。
私はかぶりを振って逃れようとしますが、60歳とはいえ体育が専門の先生の腕力は想像を超えていて、酔いのせいもあって私は力が入らず、ついにキスを許してしまいました。
私の抵抗が弱まると、先生は唇をこじ開けて舌を差し込んできました。
必死にその舌から逃れようとしましたが無駄な抵抗でした。
舌を絡め取られた私は頭がボーっとしてきて、気がつくとブラウスのボタンは外され、ブルーのブラの上から先生の大きな手が私の胸を揉みしだいていました。
やがてそのブラも外され、先生の舌が私の乳首を転がしはじめました。
背中を電流が走り、私は思わず、「あっ」小さな声を上げて仰け反りました。
離婚して4年。
その間、2人の男性から結婚を前提としたお付き合いを申し込まれましたが、前の夫との離婚でこりごりしていた私は、娘が幼いこともあり、どうしても再婚する気にはなれず、この1年間は男性に抱かれたことさえありません。
先生はだんだん大胆になり、ストッキングを脱がせ、ブルーのショーツの上から私の敏感な部分にキスをしてきました。
先生に対して恋愛感情など全く持っていない私には嫌悪感しかありませんでしたが、同時に、(先生に見られている。こんなことをされている。シャワーも浴びていないのに・・・)と思うとたまらなく恥ずかしくなり、次第にその恥ずかしさが私の心の隅に眠っていたM性を目覚めさせたのです。
1人で自分を慰めるときに何度か想像したシーンが、今、現実のものになろうとしていました。
自分でもわかるほどショーツは濡れてしまいました。
それが先生の唾液だけではないことは私がよくわかっています。
やがてそのショーツも脱がされ、先生の舌は私の中に入ってきて、何度も何度も抜き挿しを繰り返しました。
そして強い力での両脚を持ち上げて私のカラダを二つ折りにすると、その舌は決して触れられたくないもう一つの恥ずかしい穴に達します。
円を描くように優しく撫でたかと思うと、舌先を尖らせてこじ開けるように強く押してきます。
その度に私のカラダは大きく震え、声を上げるのを我慢できません。
「孝子はこんなところも感じるんだ」
・・・先生がいやらしく、そうつぶやきます。
「先生、やめて、やめて」
何度も声に出しましたが、先生の舌はそこから私の最も敏感なところに移り、優しくついばみ始めました。
その頃にはもう全身の力が抜けてしまい、喘ぎ声だけになっていたと思います。
どれくらいの時間、それが繰り返されたことでしょう。
私の下半身には甘い痺れが走り、いつしか先生の舌を待ち望んでいました。
やがて先生のモノが私の濡れたあそこにあてがわれた時、私は不意に自分を取り戻し、「先生、ダメ。お願い。入れないで」と最後の抵抗をしました。
しかしここまで来て、先生がそんな願いを聞いてくれるはずもありません。
硬くなった先生のモノがこじ開けるように私を貫きます。
それはこれまでに経験したことのないような大きな衝撃でした。
1年ぶりのセックスということもありましたが、先生のそれは私がこれまで経験したことのない奥の奥まで達し、私を狼狽させました。
「ああっ!」
無意識に大きな声が出てしまい、先生の手のひらが私の口を優しく塞ぎます。
そして、ゆっくりゆっくり私のカラダを溶かしていきました。
気がつくと私は先生の上に乗せられ、下から激しく突かれていました。
隣の部屋に声が聞こえないように私は自分の手で口を塞ぎ、止まらない声を押し殺そうと必死でした。
そして先生の動きが一段と激しくなり気が遠くなりかけたその瞬間、全身に激しい電流が走ったような衝撃と同時に、私のカラダから何かが迸りました。
これまで、指でされてそうなったことは何度かありましたが、セックスそのものでは初めての経験です。
私のカラダから湧いてきたものは先生のお腹を濡らし、その飛沫は先生の顔にも飛び散りました。
頭の中が真っ白になった私は先生の胸に倒れ込むと、宙に浮かんでいるような感覚に包まれました。
「あーあ、こんなにお漏らしをして。だめじゃないか、孝子」
・・・恥ずかしさで顔も上げられない私に先生は追い討ちをかけます。
そしてビショビショに濡れてしまったシーツを避けるように私をベッドの隅に四つん這いにさせ、自分は立ったまま後ろから私のお尻を抱えました。
先生のモノは初めは浅く、先端だけのノックを繰り返します。
ピチャピチャという湿った音と、後ろから全てを見られているという恥ずかしさが私の心に火をつけていきます。
もっと奥まで貫いて欲しいと思いましたが、口には出せません。
先生に向かってお尻を突き出してみましたが、私の気持ちを悟ったように先生は腰を引きます。
何度も何度もそれを繰り返されて焦らされ、私の我慢も限界に達しようとしたその時、不意に先生が私のお尻を激しく引き寄せました。
それは先程よりもっともっと深い部分まで達し、先生が勢いよくそれを引き抜くと同時に新たなものが私の中から溢れ出ました。
私は顔をシーツに擦り付け、その快感に震えました。
今度は先生の指が私の後ろの部分をマッサージするように動いていたかと思うと、その指が少しずつ中に入ってきました。
私にとっては全く初めての経験でした。
深い部分まで指を差し入れてきます。
そして激しく腰を打ち付け、これでもかと言わんばかりに私を後ろから攻め立てました。
パン、パン、パン!
いやらしい音がホテルの部屋に響き渡ります。
先生の硬くて大きなモノと先生の指が、薄い膜を通して擦れ合うのがわかります。
これまでに一度も経験したことのない激しい快感が私の全身を走り抜け、「イッちゃう!」という叫び声とともに私は前のめりに倒れました。
しかし先生はまだ許してはくれません。
私を仰向けにすると両脚を持ち上げて再び貫いてきます。
私の下半身は痺れたような感覚になり、無我夢中で先生にしがみつきました。
今度は私から先生の唇を求めました。
私から舌を絡ませ、先生の唾液を飲み込みます。
そして両脚を先生に絡ませ、先生を奥へ奥へと導きます。
先生のモノで子宮が圧迫されている感覚がたまりません。
「孝子、もう我慢できないよ。イキそうだ」
先生の動きが単調になり、その時が近づいたことがわかりました。
「先生、中はダメ、中はダメ」
私は喘ぎながらもお願いしたのですが、「孝子、イクぞ」という言葉と同時に私を強く引き寄せたままになりました。
私の中で先生のモノが何度も何度も痙攣するような動きをするのがわかります。
そして私の意識は薄れていきました・・・。
どれくらいの時間が経ったのか私にはわかりませんでした。
気がつくと先生は優しく私を抱き寄せ髪を撫でています。
私の中からは先生が放ったものが溢れ出し、太ももの内側を流れていきます。
私はそこで初めて我に返り、これが夢ではなく現実のことだということを思い知らされました。
涙が込み上げてきました。
それは悲しいのか、悔しいのか、それとも恥ずかしさのせいなのか、自分でもよくわかりません。
泣きじゃくる私に先生は、「ごめんよ、ごめんよ。でも俺は昔から孝子とこうなりたかったんだよ」と言いました。
どうやって自分の部屋まで帰ったのか、よく覚えていません。
次の日の朝、部屋をノックする音が聞こえましたが、私はドアを開けることはしませんでした。
あれから何度もLINEやメールで先生から連絡が来ますが、私は返事をしていません。
信頼していたのに、あんな酷いことをした先生を許す気になれないからです。
でも心とは裏腹に私のカラダは、あの時のこれまでに経験したことのない快感を忘れられずにいるのです。
気がつくとあの夜のことを思い出し、自分を慰めています。
(もう一度先生に抱かれてしまったら、後戻りできなくなる)
分かっているのですが、先生からの誘いをいつまで無視できるか、正直自信がありません。