私の家は代々続く資産家ですが、家には秘密のしきたりというか決まりがあります。
長男が財産を継ぐのですが、長男の嫁は家の嫁であり、舅との共有になります。
また次の跡取りである男の子は舅との間で作るのが習わしです。
何故そんなしきたりになっているのかは知りませんが、私が結婚する時に両親から告げられました。
当時、私は25歳でした。
親からの薦めで結婚が決まった時に、私が祖父と母の間の子であること。
私も結婚後は同居して同じように跡取りを残すこと。
これは我が家に代々続く、跡取りだけの秘密であることを言われました。
かなり衝撃的で信じられない話でしたが、母親もその方が家族円満で家を守っていけると言うので私は従いました。
問題は妻でしたが、私と結婚するのだから私の指示に従いますと言ってくれました。
・・・まあ同意したというより、重大な秘密を明かされ、拒否できるような雰囲気ではなかったと思います。
新婚当初から私と妻の寝室に父が入って来て、当たり前のように妻に種付けをしていきました。
妻は最初こそ緊張していましたが、当たり前のように続くと慣れなのか、しばらくすると2人の夫を自然に受け入れるようになりました。
私はずっと避妊をして、妻は最初に女の子を、翌年は跡継ぎの長男を産みました。
その後、次男と次女を産みましたが、2人は私の子供です。
妻との結婚生活が始まってすぐからでしたので、私は妻と父の関係を妬くことはありませんでした。
私が居ない時でも父と妻が求め合うのは自由でしたし、母も妻がよく父の面倒を見てくれると喜んでいました。
父は70歳くらいまでは時々妻の身体を求め、妻も応じていたようです。
母は2年前に亡くなり、今は妻が85歳になる父の介護をしています。
妻はまるで自分の夫を介護するように献身的に尽くしています。
以前、嫁に我が家の秘密のしきたりについて聞いたことがありますが、受け入れるしか方法が無かったけど、幸せだったと答えました。
私と父の両方の子供を祝福されながら産んで、家族仲良く暮らせて、この家の嫁になれて良かったと言いました。
2人のセックスはどうだったかと聞くと、「両方とも同じくらい良かった」と答えましたが、色々聞くと最初は経験豊富な父にかなり開発されたようです。
そして私には、「今度はあなたが長男の嫁を可愛がって、跡継ぎの子が出来るよう頑張ってね」と。
5年前に長男が結婚したいと言って美幸を連れてきました。
我が家のしきたりを受け容れられるか心配でしたが、2人に全てを話しました。
もし結婚話がなくなっても全て秘密にする条件で、しきたりのことや家の財産のことなどを話しました。
長男は頭を抱えていましたが、意外にも美幸は前向きでした。
私の妻の幸せ話も効いたのか、「そういう幸せもありかも」と言って乗り気でした。
私が築いたものではありませんが、我が家の財産もかなり魅力的だったと思います・・・。
結局2人は結婚することになりましたが、長男が民間会社に勤めている関係で同居はどうしても無理でした。
その代わり、2人のマンションに私と妻がいつでも行けるように部屋を用意すること。
私の家にも長男夫婦の部屋を用意して、週末など出来るだけ我が家で過ごすことにしました。
家のしきたりとは言え、初めて長男の嫁を抱く時はドキドキしました。
それは新婚旅行から帰って、初めて我が家に泊まった日です。
私が2人の寝室に入ると、覚悟していたのだと思いますが、2人とも声を出しません。
私は無言で美幸の布団に入り、パジャマを脱がせ、胸への愛撫から始めました。
美幸は声こそ出しませんでしたがとても協力的で、私のすることに素直に従い、私の子種を最後まで受け止めてくれました。
若い美幸の身体は本当に気持ち良くて、私の方が何度もビクンビクンと痙攣してしまいました。
種付けが終わると、私は美幸のそこを簡単に拭いてから、無言のまま部屋を後にしました。
私は10歳も20歳も若返ったような元気が出て、それからは我が家や長男のマンションで好きな時に美幸を抱きました。
美幸のほうもだんだんと慣れてきて、2人だけのセックスの時はかなり激しく感じたり、乱れるようになりました。
身体の関係が深まると自然に気持ちも通じ合い、本当に毎日が幸せな気持ちになれます。
純一が産まれてから、美幸は息子とも子作りをしているようですが、なかなか2人目には恵まれません。
美幸も望んでいるので、久しぶりに避妊を止めて子作りをしてみようかなと思っています。
ちなみに長男は1週間ほど出張でいないので頑張ります。
我が家のしきたりについては私も色々考えました。
おそらく旧家でありがちな嫁と舅や姑のトラブルがあって、それを否定するよりも、最初から肯定するようになったのではないかと思います。
跡継ぎが舅の子だということは、DNA鑑定でも無ければ分からないと思います。
そんなに若くない舅が、最初から遠慮なく嫁を抱けるように考えた決まりではないかと思います。
美幸を嫁に迎えてから、私はこのしきたりが本当に素晴らしいものだと感じています。
妻にとっては夫と舅の一妻二夫、夫にとっては妻と息子の嫁の一夫ニ妻。
家族の絆は倍以上に感じます。
産まれる子供は決して近親の血の濃い子ではなく、みんなに大切にされるのです。
もしかしたら我が家以外にも、同じようなしきたりのある家があるかも知れません。