妹の部屋はドアが半開きだった。
閉まってたらもちろんノックはするが、開いてたからドアから顔だけ部屋に入れて覗き込む感じで、「うるさいよ~」って言ったら・・・。
「ひいー!ぎゃーす!兄ちゃん起きてたのぎゃーす、ぎゃーす!」
訳のわからん叫び声を上げた妹。
そして友達は2人。
なぜか3人とも上半身ブラジャーだけ。
白!
白!
水色!
慌ててクロスハンドで胸を隠す3人。
「うっほう、すまん」
バタン、ガチャ。
俺は自分の部屋に戻った。
(えらいもん見ちゃった・・・)
ドッキドキな童貞の俺。
(寝れんがな・・・)
俺はボッキボキに勃起してた。
(どうする、これ?)
妹とは割りとざっくばらんにエロな話とかできるし、風呂上りの下着姿くらいなら何度も見たことがある。
さすがに妹にムラムラしたことないんだが、友達2人のを見ちゃったからな。
顔を合わせたことはあるが、その時はまだ名前は知らなかった。
なんで仮に、『トモコ』と『ダチコ』にしておく。
トモコは幼児体型っぽくて小柄で、正直そそる体じゃないが、顔は抜群に可愛い!
ダチコは顔は好みじゃないが、チラ見した限りではおっぱいボヨンボヨンの巨乳ちゃん。
いいなあJK、可愛いよJK!
夏の暑さが大胆にさせたんかなJK!
ちんちん勃起。
しょうがない、オナニーするぜ。
しゅっすこしゅっすこ。
おっと待て。
どうやらこの騒ぎで帰ることにしたんだろうか、隣の部屋がどたばたしてるぞ。
オナニーはもうちょっと後にするか、なら、ちんちんは仕舞ってと。
・・・と、ドアがガチャリ。
(やべ、鍵掛けてなかった)
「兄ちゃん、さっきアレちょっと・・・ひいー!ぎゃーす!ぎゃーす!」
ノックしろよ、おめー。
ベッドに横になってて、間一髪ちんちんは仕舞った後だったんだが、Tシャツとトランクスだけって格好になってた。
しかも勃起ちんちんはバレバレ。
そして妹の肩の後ろから覗いてる友達2人。
ダチコ「うわはー、ごめんなさい」
トモコ「もう行こうよ、おにーさん、ごめんなさい!」
あーあ、もう遊びに来てくれないかもなあ。
ブラジャーを見られ、むさい男の勃起を目撃した家だぜ。
しばらくは来ないだろ。
可愛かったけどなー。
結局、その夜はオナニーを2回して寝て、起きて飯食ってたら携帯に着信、知らない番号から。
「もしもし・・・?」
「あ、妹子の友達のトモコって言いますけど、あの、さっきはすみません・・・あの・・・その・・・」
妹め、勝手に番号を教えやがったらしい。
GJと言いたいところだが、実は俺、最近彼女寸前の同僚がいるから変な期待はしていない。
彼女とは時間が合わなくてデートできないし、まだ童貞だが、まあいいや。
俺「あー、こっちこそごめんねー」
トモコ「あのー、それでですねー、あのうそのう」
ダチコ「(後ろでダチコの声が)もうトモコ、さっさとハッキリ・・・うーん、もうトモコ貸して!おにーさん、トモコがねー、おにーさんに」
トモコ「ダチコちょっと、もー返して」
ダチコ「おにーさんのあそこが」
トモコ「ダチコ!」
ダチコ「ぎゃーす!」
トモコ「ダチコ余計なこと言わな」
ダチコ「おっきくてびっくり」
トモコ「ダチコ!」
ダチコ「ぎゃーす!」
トモコ「ああもう!」
ダチコ「今度もう1回見せて欲し・・」
トモコ「ダチコ!」
ダチコ「ぎゃーす!」
プツ、プープー。
(切れた、何だこれ?)
朝の出勤前。
妹「トモコから電話あったでしょー、良かったね、ついに彼女できるかもね、うぷぷ」
妹は俺の彼女(の手前)の存在を知らない。
俺「何言ってんの?変な電話はあったけど」
妹「あれ?何か言ってなかった?」
俺「ぎゃーすぎゃーす言ってた。それよりドア開ける前はノックしてなー」
えーっと、先に言ってしまうと。
トモコには社会人の彼氏がいたらしい。
でも、「エッチはまだ早い、怖い」ってことで拒否してたが、半ば無理矢理やられそうになった。
そのとき、彼氏のちんちんを初めて見て、あまりの小ささに吹き出してしまった。
なんでも小学生の従弟のちんちんより小さかったらしい。
悪いと思いつつ、意気消沈の彼氏を置いて逃げた。
で、そのまま自然消滅と。
俺のことは前からちょっといいと思ってくれてたようだが、何よりちんちんが気になった。
(何だよそれ?男はちんちんかよ!)
まあとにかく、トランクス越しの俺のちんちんのデカさに目を奪われたトモコ。
確かにデカい方だとは思うが・・・。
トモコは妹から電話番号を聞いて、謝りたいとかの口実で俺に近づこうとしたらしい。
しかし本音は、『思春期真っ盛りの性的好奇心に火がついた!』だったのだ。
が、どっちかと言うと、ノリノリなのはダチコだった。
引込み思案なトモコをけしかけて面白がってる感じだ。
妹はそれを知って、俺とトモコがくっついたら面白かろうということで、積極的に協力はしないが邪魔もしないというスタンス。
そのときはまだそんな内幕を知らない俺だったが、それから数日後、俺は2人のJKに恥ずかしい『ちんちん観察日記』をつけられるのである。