「はー、雄太君が合格してくれてよかった。お茶入れるからそこ座って」
「いつまで喜んでんの?もうすぐ入学だよ」
「はい、お茶とぽっぽ焼き」
「またぽっぽ焼き?もう飽きたよーこれ。他のおやつないの?」
「美味しいじゃん。いらないなら私が食べるからいいよ」
「ちぇっ」
「ねえ雄太君、春だねー」
「うん」
僕は萌ちゃんの部屋の窓から外を見た。
窓から見える景色にも春らしいものを発見できた。
「ねえ、萌ちゃんどっか行こうよ」
「どっかって」
「どこ行こうかなあ?」
「古町でも行く?フリマやってるみたいよ」
「うーん、遊園地とかがいいなあ」
「遊園地?いいねー」
「どこの遊園地行こうか」
「ランドとか?」
「お、それいいね。でも日帰りはキツいね」
「じゃあ、どっか泊まっちゃう?」
「うん。泊まりで行こうか」
僕も萌ちゃんも親に特別に許可をもらい、ランドに行くことにした。
そして旅行当日・・・。
「萌ちゃん早く早く」
「雄太君、待ってえ。もう息が切れるー。はーはー・・・」
「電車が行っちゃうよー」
「はあはあ」
僕らは新幹線に飛び乗って2階への階段を駆け上がった。
「席空いてたー」
「よかったー。はあはあ」
「やっぱり2階席は見晴らしいいね」
「うん。ふーふー」
「珍しいよね、萌ちゃんが寝坊するなんて」
「嬉しくてなかなか眠れなかったのよ。ホントにごめんね」
「お弁当買えなかったね」
「あ、お母さんがサンドイッチ作ってくれてたんだ」
「ホント?」
「うん、はい」
「よく萌ちゃんのお父さんとお母さんが許してくれたね」
「うん・・・実は・・・」
「ウソついちゃった・・・」
「え?マジで?」
「女の子の友達と行くって・・・」
「そうなのか・・・」
「でもね、お母さんは雄太君と行くって薄々わかってるみたい」
「それでも許してくれたんだ・・・なんか後ろめたいな」
そんなやり取りがあって目的地に到着した。
「こっちは暖かいね」
「いい天気だなあ」
「久しぶりー、ここ来るの」
「さ、行こう」
ここでちょっと驚くことがあった。
ホーンテッドマンションに行こうとすると萌ちゃんが嫌がった。
「え?なんで?」
「私、ああいうのちょっと・・・苦手なの」
「大丈夫だよ。行こうよ」
「雄太君、私がどうなっても驚かない?」
「ちょっと恐がるくらいならOKOK」
「・・・」
しかし・・・。
「イヤー!!!キャー!!恐ーい!!」
「萌ちゃん、まだスタートしたばっかりだよ」
「ギャー!!!イヤー!!!何ー!!!恐いってー!!!」
「萌ちゃん、うるさいって」
僕は鼓膜が痛くなってきた。
「萌ちゃん、目瞑っててよ。僕の鼓膜が破れそう」
「ゴメン・・・そうする」
やがてゴールへ。
「萌ちゃん、立てる?」
「無理・・・」
「おしっこ漏らしたりしてないよね」
「それは大丈夫・・・」
僕は萌ちゃんをお姫様抱っこして移動した。
「ずっと目を瞑ってたんじゃなかったの?」
「私、それでもダメなのよ。ゴメン・・・」
「まあ、誘ったのは僕だしなー。もしかしてお化け屋敷とかもダメなの?」
「ダメダメダメダメダメダメ。絶対ダメ」
「萌ちゃんって恐がりなんだね」
「うん・・・ゴメンね」
「でも、そこが可愛いんだけど」
「雄太君・・・」
僕らは1日遊んだあと、宿泊予定のビジネスホテルへ向かった。
「あそこが受付かな?」
「フロントっていうんじゃない?」
「身分証明書は・・・あった」
「ママからちゃんと連絡が入ってるかなあ・・・」
エレベーターで宿泊する部屋へ。
「じゃあ、あとでそっちの部屋に行くね」
「うん、じゃあ待ってる」
そして僕は萌ちゃんの部屋へ。
「はー、楽しかったねー」
「でも、萌ちゃんの意外な一面を見ちゃったな」
「雄太君、たくましくなったね。私を軽々と抱き上げて」
「うん?でも思ってたより萌ちゃん軽かったよ」
「小学校の時はこんなふうになるの想像できなかったなー」
「お猿って言われたよね」
「キャハハハ」
そして時間は経過し・・・。
「お風呂、入ろうかなあ」
「あ、僕も入る」
「え?一緒に入るの?」
「ダメ?」
「ダメじゃないけど」
「まだお風呂って一緒に入ったことなかったじゃん」
「じゃあ一緒に入ろうか・・・ところで服ってどこで脱ぐの?」
「そこのドアを開けたらいきなりお風呂だから・・・ここで脱ぐんじゃないの?」
「え?ここで脱ぐの?」
「だって脱衣所とかないじゃん」
「そうだけど・・・ホテルってそうなの?なんか・・・恥ずかしー。何ー?この恥ずかしさ」
「そんなふうに言われると僕も恥ずかしいよ」
僕らはモジモジしながら服を脱ぎ、お風呂に入った。
「結構狭いね」
「ユニットバスっていうんだっけ?これ」
「洗い場にトイレがあるのってなんか変だね」
「うん」
「私、トイレ見てたらおしっこ行きたくなっちゃった」
「目の前にあるからしたら?」
「え?ここでするの?恥ずかしいよ」
「だって、ここでしかできないじゃん」
「そうだけど・・・雄太君が目の前にいるし」
「え?ダメなの?」
トイレを前に萌ちゃんはモジモジしている。
「さすがにおしっこするとこを見られるのは恥ずかしい・・・」
「このカーテン閉める?」
「うーん・・・でも・・・音とか・・・聞かれちゃうし」
「じゃあ、こっちおいでよ」
「そっち行くの?」
「うん」
萌ちゃんが浴槽を跨いでこっちに入ってきた。
「ねー、どうするの?」
「なんかおしっこ我慢してる萌ちゃんって可愛いね」
「早くしてー」
「僕が見えなかったらいい?」
「うん。あと音も」
「じゃあ、こうやってシャワー出して・・・体にかかるようにして・・・」
「それで?」
「2人で抱き合っているうちにおしっこするってどう?」
「えー、新鮮。考えもつかなかった」
「これなら出ること見えないし、シャワーのお湯が流れてるからいつ出てるかわかんないし」
「うん、してみる」
シャワーがちょうど2人の体にかかるように位置を調整して、僕らは抱き合った。
「いつでもしていいからね」
「ねえ、キスしてもいい?」
「キスしながらおしっこするの?」
「うん。なんかそういうのがしてみたくなっちゃった」
僕と萌ちゃんはキスをした。
しばらくするとちょっと温度の違う液体が僕の足を流れていった。
「ん・・・」
「うん・・・」
少しおしっこの匂いがする。
「終わった?」
「うん、わかっちゃった?」
「うん、わかった」
「恥ずかしい。ちょっと匂うね」
「萌ちゃん、お風呂でおしっこするの初めて?」
「あの・・・」
「ん?」
「雄太君は?」
「え?僕?」
「うん、教えて?」
「することあるよ。弟と入ってる時もするよ」
「そうなの?どうやって?」
「さっきみたいにシャワーしながら」
「気づかれない?」
「たまに気づかれることあるよ。『兄ちゃん、今おしっこしただろ』って。萌ちゃんは?」
「実は・・・たまにしてる・・・」
「シャワー浴びて?」
「ううん、排水口に向かってしゃがんで」
「え?そんなふうにしてるの?」
「うん、した後はすぐシャワーで流しちゃうけど」
「学校で一番人気の美少女がお風呂でおしっこってすごいね」
「そんなこと言わないでえ。恥ずかしいよお」
「今度その・・・おしっこするとこ見せて」
「だーめ」
お風呂も上がってまったりした時間が過ぎた。
「ねえ、ボチボチ寝ようか」
「うん」
「ねえ、雄太君・・・このままこっちに泊まってく?」
「いいの?」
「うん・・・いいよ」
「ベッド狭そうだけど」
「いいよ。くっついて寝よ」
「うん・・・」
「・・・」
「・・・」
僕らはベッドに潜り込んだ。
風呂あがりの萌ちゃんのいい匂いがする。
「じゃあ、電気消すよ。いい?」
「うん」
部屋が暗くなった。
僕らはヒソヒソ話のような声で話を始めた。
「やっぱりこのベッド、シングルだから狭いね」
「萌ちゃんの部屋にあるのはシングルじゃないの?」
「うん。あれはセミダブル」
「おっきいの買ってくれたんだ」
「お下がりなの。パパとママが昔使ってたやつ」
「ふーん」
「・・・」
「・・・」
「さっきねえ、ちょっと興奮しちゃった・・・」
「さっきって?」
「お風呂で・・・おしっこした時・・・」
「え?興奮してたの?」
「だって・・・いつもはお風呂も1人だけど、今日は雄太君と一緒だし」
「そうだったんだ」
「それにキスしながらおしっこって・・・初めてだし」
「僕もちょっと興奮したよ」
「そうだよね。硬くなってたもん」
「ははは」
「・・・」
「・・・」
「ねえ雄太君・・・約束の・・・しようか・・・」
「え?いいの?」
「うん・・・」
「ま、マジで?」
「雄太君、キス・・・して・・・いい?」
「うん」
萌ちゃんと濃厚なキスをした。
一気に僕のチンチンが勃起してしまった。
「なんか、恥ずかしいね」
「うん。萌ちゃん・・・約束のやつ・・・今日でホントにいいの?」
「うん・・・いいよ」
「ホントに?じゃあ、しちゃうよ」
「あ、ちょっと待って」
「どうしたの?」
「シーツ、汚しちゃうといけないから」
「バスタオル敷くの?」
「うん、もしかしたら・・・血とか・・・出ちゃうかもしれないし」
「そっか。萌ちゃんも初めてなんだ・・・」
萌ちゃんは使っていないバスタオルをベッドに敷いた。
「じゃあ、パジャマ・・・脱ごうか・・・」
僕と萌ちゃんはゴソゴソとパジャマを脱いだ。
「ねえ、直前みたいのは何度もしてたのに・・・すごく緊張するね」
「うん・・・僕も・・・」
「あ、避妊!!」
「一応、用意してあるよ」
「ホント!?」
「一応、この前ドラッグに行って買っておいた。すごく緊張したけど」
「雄太君、こういう時は準備がいいね」
「こういう時はってなんだよ」
「付け方とか分かるの?」
「一応、予習しといた。3枚くらい無駄にしたけど」
「ふふふ」
「何がおかしいの?」
「うん?雄太君も大人になったんだなあって」
「萌ちゃんは小学生の時点で大人みたいだったからね」
僕はカバンの中から避妊具を取って枕元に置いた。
「萌ちゃん、ブラ取って・・・いい?」
「うん」
薄明かりの中で僕は萌ちゃんのブラを外した。
ポロンと大きな萌ちゃんの大きなおっぱいが現れた。
僕は両手で萌ちゃんのおっぱいを揉んだ。
萌ちゃんの息が弾んだ。
「乳首、舐めていい?」
「うん・・・」
乳首を口に含んだ途端に萌ちゃんの口から声が漏れた。
気持ちよさそうなので、もう1個の乳首は指で転がしてあげた。
「うん・・・」
萌ちゃんの体がビクっと動いた。
僕の舌は萌ちゃんの乳首を愛撫したあと、下におりて行った。
ヘソの窪みに辿り着いた。
僕はそこを舐めてみた。
なんか苦いようなしょっぱいような味がした。
「おヘソも舐めるの?」
「どんな味かなあと思って」
「どんな味?」
「うーん、変な味」
そのあと僕は太ももや膝の裏などを舐めたあと、また上に向かった。
「なんか全身舐められるのって変な感じ・・・」
「気持ちいい?」
「うん、変な感じだけどすごく気持ちいい・・・」
僕の顔はまた下着の上に来た。
「ねえ、ここ触ってみていい?」
「うん、優しくね」
僕は股間のところを優しく触ってあげた。
薄い生地があってもなんとなく形や柔らかさがわかる。
「ううん・・・」
萌ちゃんの声がちょっと大きくなった。
生地の上から色んなところを指で探った。
「ねえ、これ・・・脱がしていい?」
「うん」
生地のを摘んで引き下ろすと、萌ちゃんはちょっとお尻を持ち上げてくれた。
スルスルっとパンツが脱げて萌ちゃんは全裸になった。
僕は萌ちゃんの足を開かせた。
「なんか・・・今日は特別な日だと思うと・・・恥ずかしい」
僕は久しぶりに萌ちゃんのアソコを舐めてあげた。
ベチョベチョに濡れていた。
「萌ちゃん、すごい濡れてる」
「恥ずかしい・・・」
僕はちょっと硬いところを舌で刺激してあげた。
「ああん、いやあん気持ちいい・・・」
「萌ちゃん、声おっきいんじゃない?隣の部屋に聞こえるよ」
萌ちゃんは手で口を塞いだ。
「んー・・・んー・・・」
それでも喘ぐ声が聞こえてくる。
「ダメ・・・イッちゃう。もういいよ」
「萌ちゃん、早いね」
「私ねえ、ダメなの。そこ弱いの・・・ねえ、私も雄太君のも舐めてあげる」
「うん・・・」
「脱がしていい?」
僕は立ち膝になって萌ちゃんにパンツを脱がしてもらった。
萌ちゃんはいきなり僕のを口に含んで、下の方を握り締めて上下に動かした。
「うう・・・萌ちゃんダメだったら、すぐに出ちゃうよ」
「雄太君も早いよお・・・」
「ねえ、萌ちゃん・・・入れてみていい?」
「うん・・・優しくね」
僕はゴムを1つ出して装着した。
「萌ちゃん、ここに寝て足を開いて」
萌ちゃんの足を開かせて、僕はその間に潜り込んだ。
僕は自分のモノを掴んで萌ちゃんのアソコに当てた。
「じゃあ、入れるよ」
「うん・・・」
「この辺?」
「うん・・・その辺」
僕は腰を前に出した。
ニュルっていう感じがチンチンの先に伝わってきた。
「もっと・・・ゆっくりやって・・・」
「うん・・・」
ゆっくりゆっくり萌ちゃんの中に入っていった。
「大丈夫?痛くない?」
「ちょっと・・・痛い・・・」
「じゃあ、一度止めるね。大丈夫になったら言って」
「はあ・・・はあ・・・」
暗くてよく見えないが、萌ちゃんが苦しそうな顔をしているように見える。
電気を点けていたら萎えたかもしれない。
「雄太君、いいよ。ゆっくり入ってきて・・・」
「うん」
僕は再び挿入を開始した。
ようやく頭の部分が萌ちゃんの中に入った。
僕の体から汗が噴き出してきた。
「どう?痛い?」
「うん・・・大丈夫。もっと入るの?」
「まだ頭の部分しか入ってないよ」
「え?まだ頭の部分なの?もっと入ってると思ってた」
「もっと入れるよ」
「うん」
やがて半分くらいが萌ちゃんの中に入った。
「萌ちゃんの中ってすごい温かいね」
「はあ・・・はあ・・・雄太君のも熱いよ」
「もっと入れていい?」
「もっと入るの?」
「うん」
「じゃあ、ゆっくり入れてね」
「い、痛い・・・もっとゆっくり」
「う、うん」
僕は最後の挿入に全神経を集中させた。
ゆっくりゆっくり進んで、やがて全部が萌ちゃんの中に飲み込まれた。
「全部入ったよ」
「嬉しい・・・ぐすっ」
萌ちゃんは泣いているようだった。
「僕・・・もうイキそう・・・ちょっとだけ動いてもいい?」
「痛いからダメ・・・動かないで・・・」
「ダメ?」
「このままだと雄太君、気持ちよくなれないね・・・ごめんね。痛くって」
「ねえ、こっち来て」
萌ちゃんが僕の頭を掴んでキスをした。
そして萌ちゃんに抱き締められた。
それで僕は一気に興奮した。
「うう・・・出る」
僕は萌ちゃんの中で思いっきり発射した。
「すごい・・・ビクビク動いてる」
少し時間が経過した。
僕はちょっと柔らかくなったモノを萌ちゃんの中から抜いた。
なんとも言えない匂いがした。
萌ちゃんはゴムをゆっくり外してくれた。
「ねえ、こんなにたくさん出たよ」
「はあ・・・気持ちよかった・・・あ、萌ちゃん、大丈夫?」
「うん。でも中がちょっとヒリヒリしてる」
「もしかして・・・」
僕は枕元の灯りを点けた。
バスタオルに少し血のようなものが付いていた。
「わ、血が付いてる」
「バスタオル敷いてて良かった・・・」
「ごめんね。中途半端なセックスで」
萌ちゃんが涙ぐんでいた。
「いいよ。すごいいい思い出になったから」
僕らは全裸のまま再びバスルームに飛び込んだ。
「そういえば萌ちゃんは気持ちよくなってないけどいいの?」
「いいの。私は少しずつ大人になっていくから」
僕らはまた長い長いキスをした。
ビジネスホテルの1室は2人にとって大切な初体験の空間になった。