「ねえ、雄太君」
「うん?」
萌ちゃんに声を掛けられるといつもの癖で上を向きそうになってしまう。
「今日ちょっと家に寄ってかない?」
「うん。僕も数学でちょっとわかんないとこがあったんだ」
僕は萌ちゃんの部屋に上がり込んだ。
見たことない大きなぬいぐるみが飾られている。
「あれ、買ったの?」
「ううん、もらったの」
「誰に?」
「後輩の女の子」
「プレゼント?」
「うん。この前、ここに遊びに来たの」
「へえー」
「ファンクラブの取材で家に遊びに来たいって言うの。女の子だからいいかなって思ってOKしたんだけどすごいのよ」
「何が?」
「もう・・・積極的で」
「何が積極的なの?」
ここからは萌ちゃんから聞いた話です。
部屋に後輩の女の子が2人遊びに来たらしい。
萌ちゃんにはファンクラブがいくつかあって、そのファンの子。
2人とも小柄で可愛らしい子なんだが、エッチな話ばっかりするので困ったらしい。
レズ行為に及びそうになって、ものすごいドキドキしたらしい。
「おじゃましまーす」
「どうぞ。その辺に座ってて。今、お茶を入れるから」
「これお土産なんですけど・・・」
「ありがとうー。おっきいね。なあに?」
「ぬいぐるみなんですけど・・・よかったら」
「開けてもいい?」
「はい、どうぞ」
「わ、可愛い。ありがとうー」
「先輩が喜んでくれるなら私たちも嬉しいです」
「じゃあ、ここに飾らせてもらうね」
萌ちゃんはぬいぐるみを飾ったあと、お茶を入れた。
「今日、憧れの先輩の部屋に行けるって思うとすごい緊張してて」
「私もなんですー。手も汗でベタベタで」
後輩の子同士がずっと手を繋いでいる。
その時になんか変だなと思ったらしい。
「先輩のお部屋、きれいですねー」
「お部屋の写真撮ってもいいですかあ?」
「ダメ、写真はダメ。恥ずかしいから」
「だって他のファンの子も見たがってるしー」
「写真は勘弁して。散らかってるから」
「ねえ、先輩ってすごいスタイルいいですよね」
「そんなことないよ」
「背も高いし、すごい色白いし。ボーイッシュな髪型も似合ってるし、憧れますー」
「そんなことないよー。さあお茶どうぞ。ぽっぽ焼きもあるよ」
「先輩って美人ですよねー」
「ホント、すごいキレイー」
「そ、そんなことないってばあ・・・」
照れて暑くなってきた萌ちゃんが制服の上着を脱いだ。
「すごおい、先輩の胸おっきいー」
「えー、普通だってば」
「何カップなんですか?」
「なんでそんなこと聞くのよ。恥ずかしい」
「教えて下さいよー。お願いします」
「みんなに配ってる新聞に変なこと書いちゃダメよ」
「はいー。約束します」
新聞とはファンクラブの会報のこと。
この子達が作って配っているらしい。
「今はEカップなんだけど、下着売り場に行くと『Fにしなさい』って言われるの」
「すごおい。憧れるー」
「でも重いし、体育の授業だと邪魔だし。肩も凝るし、いいことないよ」
「私もそんなこと言ってみたいです」
「私もー」
「EとかFだと谷間がすごいですよね。ちょっとだけ見てみたいんですけど・・・」
「私も見たいー。私、寄せても上げてもダメなんですよー」
「えー、恥ずかしいよ」
「先輩お願いです。ちょっとでいいから見せて下さい」
「ワイシャツの隙間からでいい?」
「ワイシャツ脱いでもらっちゃダメですか?ブラのつけ方とか見たいし・・・」
「えー、ワイシャツ脱ぐの?恥ずかしいよ」
「先輩、お願いです。お時間は取らせませんから」
「私からもお願いです。ちょっとだけ見せて下さい」
「えー?隙間じゃどうしてもダメなの?」
「ハイ。ちゃんと見たいですっ」
「仕方ないわね・・・もう・・・ちょっとだけよ」
萌ちゃんは渋々ワイシャツを脱いだ。
「うわっ、すっごい胸」
「いやーん、おっきいー。それにすごい白ーい」
「あんまり見ないでよ。恥ずかしいから」
上半身はブラ1枚になった萌ちゃんは後輩の前に座った。
「はい、これでいい?」
「そもそもブラがおっきいですよね」
後輩2人が接近して胸を見ている。
「あんまり近くで見ないで。恥ずかしいから」
「ねえ、先輩・・・」
「ん?」
「ちょっとだけ・・・ちょっとだけですから、触ってみてもいいですかあ?」
「え?触るの?それはちょっと・・・」
「私からもお願いです。ちょっとだけですからあ」
「もう・・・じゃあちょっとだけだよ」
「ハイ。ありがとうございますー」
後輩2人の手が萌ちゃんの胸に触れた。
「いやーん、柔らかーい」
「ホント。ポヨポヨしてるー」
「恥ずかしい・・・」
「先輩・・・あの・・・ブラの中もちょっとだけ触らせて下さい」
「え?中はダメよ」
「お願いです。ちょっとだけですから」
「私も触ってみたいー」
「もー、ホントにちょっとだけだからね」
「いやーん、柔らかいよー」
「あ、乳首見えちゃった。すごいー、ピンク色で可愛いー!!」
「こら、乳首見ちゃダメ」
「ねえ先輩、相談があるんですけど・・・」
「え?なあに?」
「私・・・彼氏がいるんですけど・・・」
「うん」
「その彼氏が・・・」
「その彼氏が?」
「『お前の乳首黒い』って言うんです」
「え?」
「ねえ先輩、どうやったらピンクになるんですか?」
「え?そんなことわかんないわよ・・・」
「先輩、ちょっと私の・・・見てもらえませんか?」
そう言うと、その子は服を脱ぎだしたらしい。
「ちょっと、なんで服脱いでんの?」
その子はブラまで外してしまったらしい。
「ちょっとお・・・」
「どうですか?そんなに黒いですか?」
「全然黒くないじゃない」
「そうですかー?」
萌ちゃんの話によると、その子のおっぱいはCカップくらい。
乳首というより乳輪がちょっと色素が多いくらいの色で全然真っ黒なんてことはなかったそうだ。
「ねえ、先輩のをちゃんと見てみたいです」
「え?私の?」
「私もブラ外しますから、先輩もブラ取ってもらえませんかあ?」
「嫌だよ、恥ずかしい」
「お願いですー」
「私からもお願いです。じゃあ私も脱ぎますから」
言い終わらないうちにもう1人の子も上半身裸になってしまった。
「あとは先輩だけですよ。お願いします!!」
「私、脱ぐって言ってないのに・・・もう・・・」
萌ちゃんは渋々ブラを外した。
「すごーい。おっきい胸」
「先輩ー、手で隠さないで下さいよー」
「・・・」
「いやーん、キレイな色ー」
「白くって外人のおっぱいみたい」
「恥ずかしいなあ・・・もういいでしょ?」
「ねえ先輩、ちょっとだけ触らせて下さい」
「私もー」
「まだ触る気なの?もういいでしょ?」
言い終わらないうちに後輩の手が萌ちゃんの胸に伸びてきたらしい。
下から持ち上げたり、押したり、乳首まで摘まれたらしい。
「先輩もやっぱり乳首が感じるんですね。可愛い」
「こら・・・遊ばないの・・・」
「先輩、私のも触って下さいよー」
「え?」
無理やり萌ちゃんの手を掴んで後輩の子の胸を触らせたらしい。
「え?あっ・・・柔らかい・・・」
「ちっちゃいのが悩みなんですよねー。彼氏にもよく言われるし」
「私もー。『お前のおっぱいは硬い』って言うんですよー」
もう1人の子のおっぱいはAカップらしい。
「これから大きくなるんじゃない?まだ中2でしょ?」
「でもお母さんがちっちゃいんですよねー」
「先輩の乳首って可愛い」
「こらあ・・・そこは触っちゃダメだったら・・・」
「先輩、私、彼氏に乳首を触られるとすぐ濡れちゃうんですよ」
「私もー。グショグショになっちゃう。先輩はどうですかあ?」
「どうですかあって・・・こらあ・・・あんまり乳首を触らないで・・・」
「先輩も乳首を触られると濡れますー?」
「そんなこと・・・わかんないわよ・・・」
「私、触られてないのにベタベタになってます。たぶん」
「私もー。萌先輩の胸を触ってるだけで興奮してきちゃった」
「私、たぶんすごいことになってんだろうなー」
後輩の子が思いっきりスカートを捲り上げ、下着を露出させた。
あまりの大胆な行動に萌ちゃんはビックリしたらしい。
下着には染みのようなものがあった。
「やっぱりー。染みになってるー」
「私もたぶん濡れてると思う」
もうひとりの子もスカートを捲って確認した。
「ねえ、先輩は濡れないんですかあ?」
「私たちって異常にエッチなのかなあ?」
「そんなことないと思うけど・・・」
「じゃあ、先輩もエッチな気持ちになってるんですか?」
「えー?よくわかんないけど・・・」
「ちょっとだけ見せて下さいよー」
「え?パンツ見せんの?それはダメ」
「私たちだけが異常にエッチだったら悲しくなっちゃう」
「先輩も濡れてたら、なんか安心できます。だからちょっとだけ」
後輩の1人の子が萌ちゃんのスカートの端を摘んだ。
「こら、ダメだって」
「お願いです。チェックさせて下さい」
「お願いします!」
泣く泣く萌ちゃんは下着を後輩に見せることに。
「染み・・・ないですねー」
「先輩、濡れてないのかなあー」
萌ちゃんがほっとしていると・・・。
「先輩、これちょっと横にずらしていいですかあ?」
パンツの生地を摘もうとしてきたらしい。
「ダメ。それだけは絶対ダメ」
「私たちも見せますからー」
「だって私たち、女同士でたまに見せ合ったりしてますよ」
「え?そんなことしてんの?」
「だって、自分のが他の人と違ってたら悲しいじゃないですかー」
「だからたまに確認しあって安心してるですー」
「恥ずかしくないの?」
「恥ずかしいのは最初だけですよー。だからちょっとだけ見せて下さいよー」
「ダメ!!ダメ!!」
萌ちゃんは慌てて太ももを閉じた。
「ねえ、先輩お願いです。ちょっとだけですからー」
「先輩、色が白いから絶対キレイだと思うんです」
「色なんて関係ないじゃない」
「そんなことないです。私のってなんかちょっと黒っぽくって・・・」
「私のもそうなんです。先輩のはキレイそうだから・・・」
「ダメ!!見せるもんじゃないの!!」
「じゃあ私たち・・・やっぱり異常なことやってんですね・・・」
「え?そんなこと・・・」
「じゃあお願いです。ちょっと見せてくれるだけでいいですからあ」
「もう・・・ホントにちょっとだけだからね」
仕方なく萌ちゃんはその場に座って足を少し開き、パンツの生地を横にずらしてあげた。
「ハイ終わり。もう・・・恥ずかしい」
「あー、やっぱりすごい濡れてるー」
「すごーい!!先輩のきれーい。先輩って色白だけど、ここだけピンク色なんですねー」
「これは汗、汗なの」
「え?だってここにかくのは汗じゃ・・・」
「あ、汗だからね、私の場合・・・。恥ずかしいことさせないでよ・・・もー」
「いいなー、先輩のは全部ピンク色で」
「私たちの・・・中のビラビラしたとこが黒っぽいんですよ」
「え?ビ、ビラビラ?」
「小陰唇っていうやつですよね。黒っぽいというか・・・ちょっと色が濃いんです」
「先輩のそれもピンクで。いいなー」
「ねえ、先輩って自分ですることあるんですかー?」
「え?何のこと?」
「オナニーですけど・・・」
「え?な・・・ないわよ」
「私たち、1人ですると寂しいから時々一緒にしてるんです」
「彼氏がいるんじゃないの?」
「だって・・・男の子って乱暴だし、優しくしてくれないし。自分ばっかりだし」
「そうなんですよ。ガンガン突いてくるから、あそこが痛くって・・・」
「え?もしかしてセックスとかしてるの?・・・」
「だから私たち、時々お互いに気持ちいいとこを触ってもらうんです」
「オナニーよりずっといいですよお」
「ええ?そんなことしてんの?・・・」
「先輩のちょっとだけ触らせて下さいよー」
「女の子に触ってもらうのってすごい気持ちいいんですよー」
女の子たちが出していた変な雰囲気はこれだと気がついたらしい。
「ねえ、お願いです。私のちょっとでいいから触ってもらえませんか?」
「私のも。お願いです」
「なんでこんな話になっちゃうのよ」
「じゃあ、先輩のちょっとだけ・・・触らせて下さい」
「ダメ。絶対ダメ」
「ねえ、私たちがいつまでも脱がないからだよ」
「そうか。そうだね」
その子たちはスカートを脱ぎ始めた。
「ちょっと服を着て。ダメよ」
「ねえ、先輩ここまで来たんだからちょっとだけ触らせて下さいよー」
1人の子が萌ちゃんの太ももやふくらはぎを触ってきたらしい。
「先輩の足、スベスベで気持ちいいー」
足をしばらくさわられていると萌ちゃんの頭がボーっとなってきたらしい。
「先輩の体、ちょっと跨いでもいいですか?」
「ええ?ダメだって」
「さあ、ここに横になって下さい」
1人の子に無理やり横にさせられ、もう1人の子が萌ちゃんを跨いできた。
萌ちゃんの顔の前にはパンツのお尻の部分がどアップになったらしい。
「ちょっとお・・・何するの?」
1人の子が萌ちゃんの足を開かせ、パンツをずらしてきたらしい。
「いやーん、きれいー」
「すんごい濡れてるー」
「ちょ、ちょっとそこは見ちゃダメだったら」
どっちかの子が萌ちゃんの一番感じるところを触ってきたらしい。
「いや、ダメ!!そこは触っちゃダメ!!んぐぐ・・・」
萌ちゃんの口は跨いでいる子のお尻で塞がれてしまったらしい。
「んーんー」
どんなふうに刺激してるからわからないほど微妙なタッチで触ってくる。
途中で触られてるのか舐められてるのかわからないが、腰が抜けるほど気持ちいい感覚があったらしい。
「んーんー・・・ぷはあ、いやあ、ダメ・・・だったら・・・」
萌ちゃんはその場から逃げようと必死になったが、どっかりと上に女の子が乗ってるので逃げることもできず、足を閉じるのがやっとだったらしい。
「先輩のクリ、ちっちゃくって可愛いですね」
このままだとやばいと思った萌ちゃんは必死に上に乗ってる子を下ろし、その日は無理やりその子たちを家に帰したらしい。
「それで萌ちゃん、興奮してたの?」
「それよりもう恐くなっちゃって」
「すごいね。その子たち」
「男の子ともしていて、オナニーじゃ物足りなくって女の子同士でもしていて・・・」
「それってレズでしょ?」
「そうなのかなあ。よくわかんないわよ」
「萌ちゃんってレズには興味あるの?」
「ないない。ないわよ」
萌ちゃんは手を横に振って否定した。
「でも濡れてたんでしょ?」
「あれは仕方ないよ。色んなとこを触られてたんだもん・・・」
そんな話をしていたら興奮してきたのか、いつもと様子が違う萌ちゃんだった。
「もしかして今、興奮してるの?」
「そ、そんなことないけど・・・」
「濡れてるんじゃないの?」
「え?そんなことないと思うよ・・・わかんないけど・・・」
「ちょっとは濡れてんでしょ?」
「まあ・・・こんな話するとだいたいの女の人は・・・」
「萌ちゃん、やっぱりレズに興味あるんじゃないの?」
「うーん、でもあの子たちじゃダメ」
「誰だったらいいの?」
「もっと大人の女性で・・・こう・・・優しく導いてくれる人なら・・・」
「・・・」
「こら!!何想像してんの!!」
萌ちゃんに一発、頭を叩かれました。
<続く>