彼女はようやく新しい彼氏が出来たのだが、性格がキツイこともあり1ヶ月で振られてしまった。
22時頃に、「あぁ~ん、また振られたぁ~」と泣きの電話を入れてきたので仕方がなく迎えに行き、ファミレスに連れて行こうとしたら居酒屋へ行けという。
俺は酒が飲めない上に、車を運転しなければならなかったので正直ウンザリだった。
彼女はガブガブと酒を飲み始める。
そして案の定、すぐに出来上がってしまった。
グデングデンに酔っ払い、まともに歩けない。
愚痴だけ聞かされて、彼女のマンションに送るだけかと思ったのだが、車に乗せてマンションに着いた頃には完全に眠りこけてしまった。
(どこまで迷惑をかける気だ?)
そう思いながら声を掛けたが返事がない。
仕方がないのでカバンを漁って鍵を見つけ、おんぶして部屋まで連れて行く。
ベッドに寝かしつけて電気を落とし、部屋から出ようとしたら・・・。
「祐ちゃん(俺、仮名)」
声を掛けられた。
「起きた?とりあえず勝手に鍵を出して入らせてもらったよ。もう帰るから戸締まりをお願いしたいんだけど」
当然俺は彼女の部屋の合鍵なんて持っていないので、彼女が起きてくれたのは好都合だ。
そうでなければ隣のリビングで彼女が起きるまで待機しなければならなかったから。
「ごめんね。遠くから来てもらったのに・・・」
「まぁいいさ。今回は残念な結果になってしまったね」
とりあえず慰めの言葉をかける。
そして部屋からふらつきながら出てきた彼女に戸締まりをお願いした。
「寒いからお風呂にでも入って温まって行かない?」
「湯冷めしそうだから遠慮しておくよ。時間も遅いし・・・」
「私と一緒に入ってくれない?」
「なっ!一緒にって・・・」
「ははは、そう!一緒に・・・」
以前、エッチな関係に持っていこうとして失敗していたので、この申し出には正直驚いてしまった。
お風呂に湯を張り、先に彼女に入ってもらう。
脱衣所に彼女の服がきれいに並べられているのを見ただけで、激しく興奮してしまった。
その後、再度混浴しても良いのか確認してから俺も服を脱ぎ、ついに一緒に入浴。
湯船に浸かってる彼女を見ながら自分の体を軽く流して一緒に湯船に浸かる。
十分に温まったところで・・・。
「じゃあ洗いっこしようか」
そんな提案を彼女から切り出してきた。
女の子の体を洗った経験などなかったので超緊張。
タオルに石鹸をまぶしていると・・・。
「違う、違う。手にタップリ石鹸を付けて泡立てて」
「えっ、タオルは使わないの?」
「うん、手で洗うのが肌を痛めなくて良いんだよ。だから手で洗ってくれる?」
「も、もちろん・・・。はぁはぁ・・・」
「ちょっと鼻息が荒くなってるんですけど?」
「そ、そんなことないよ」
石鹸を泡立てた手を恐る恐る彼女の首辺りに這わせてスリスリ。
自分の体を洗うのとは明らかに違って、なんか変な感じ。
左手で彼女の体を支えつつ、右手でスリスリするたびにプルプル揺れる腕や胸。
俺にされるがままになりながらも、黙って俺の目を見続ける彼女。
その表情はちょっぴり無表情で、何を考えているのか読み取れなかった。
これまで彼女とは手を繋いだことはあったけど、それ以外の部分に触れるのは初めてだった。
すごくキメの細かい滑らかな肌で、石鹸を塗りたくっているから余計に素晴らしい感触。
興奮してすぐに勃起してしまう。
「あぁ~、こんなに大きくなってる・・・」
「し、仕方がないだろ。だって女の子の体を素手で洗ったことなんてないんだから・・・」
「そ、そうか・・・。そう言われてみれば、なんだかすごいことをしているよね・・・」
「ここは、どうやって洗うの?なんだか痛くしてしまいそうで、ちょっと怖いな・・・」
「ゴシゴシしないで普通に洗ってくれれば大丈夫だよ。ちょっと足を開くね・・・」
ゴクッと唾を飲み込んで手を股間に差し込み、スリスリと綺麗に洗っていく。
ついでにAVで観たように、手首と肘の間を有効利用しながらスリスリと動かしてみる。
「あっ、ちょっ・・・。それはちょっと弱いかも・・・」
「お、この洗い方だと気持ちよくなっちゃう?」
「う、うん・・・。だからダメ・・・」
「わかった。それじゃあ足を洗うね」
お尻やら太ももやらも普通に触っても十分楽しいのだろうけど、石鹸を付けてスベスベするのは最高の触感だった。
夜中に呼び出されて散々振り回されたことなんて、すっかり許せてしまった。
その後、逆に俺も洗ってもらったのだが、擦られているうちにあまりの気持ちよさに射精してしまい、しゃがみ込んでた彼女の体に大量にかけてしまった。
それでも嫌な顔を一つせず、むしろニッコリして洗い続けてくれる彼女。
もちろんその後、彼女の体を再び洗い直しました・・・。
これ以降、またメール交換するだけの関係に戻って、いつの間にか会うこともなくなってしまったけれど、自分の中では良い思い出です。