翌朝になり、若干の不安を抱きながらリビングに下りていった。

俺「おはよ」

母「けいちゃん、おはよう」

妹「・・・。今日、朝ごはんいらない。もう学校に行く」
PCMAX

母「ちょっと梨花ちゃん。あーあ、行っちゃった・・・」

おいおい、なんだよ。
妹は俺が下へおりると、俺とは目も合わさずに学校へ行った。
これ見よがしに俺が下りてきたの見計らって出てった感じっぽい。
嫌な感じ。

母「梨花ちゃん、ピラフが嫌いになっちゃったのかな?」

俺「え?wいや、そういうことじゃないと思うよ」

うちの母は少し天然というか変な人。
でも、そこそこ美人だと思う。
とは言っても40歳のオバちゃんw
妹については、芸能人の誰に似てるとか考えたこともないし、ちょっと思い浮かばない。
母に少し似てると思うから大江麻理子かな?

朝の妹は、かなり険悪だった。
恐らく俺にフルヌードを見られたことを根に持っているのだ。
だから俺は対策を考えることにした。
とりあえず情報を集めるため、放課後、妹の友達の由美ちゃんに連絡した。

俺「妹のことで聞きたいことがあるんだけど、いい?」

由美「はい。梨花ちゃんのことですよね?」

俺「うん。梨花にライバルみたいな子がいるって聞いたんだけど、なんて子?」

由美「ライバルですか~?う~ん・・・」

俺「じゃあ梨花の友達の中で、一番美人な子は?勉強ができる子でもいいよ」

由美「う~ん。梨花ちゃんがクラスで一番、綺麗だと思います。勉強も凄くできますよ~」

俺「え?そうなの?じゃあ人気のある子は?それか梨花が対抗意識を持ってる子は?」

由美「あ!美香ちゃんがいた!お兄さん、美香ちゃんです!『りか』と『みか』って似ているから、よく間違うんです。梨花ちゃんを呼んだのに、美香ちゃんが返事したり。そのせいか分からないですけど2人は仲が悪いです」

俺「対抗意識を持ってる感じ?」

由美「はい。特に美香ちゃんの方が梨花ちゃんを意識してると思います。よく悪口も言ってます」

俺「その子、美人なの?」

由美「はい、美人です。私は梨花ちゃんの方が綺麗だと思いますけど、美香ちゃんも凄く綺麗です」

俺「由美ちゃんって良い子だね」

由美「え?そ、そんなことないです~」

俺「で、その美香ちゃんって、どんな子、苗字は?」

由美「◯◯美香です。髪が凄く綺麗です、枝毛とか一本もなくて。それに勉強もできます」

俺「そうなんだ。清楚系かな。勉強もできて美人か。典型的な人気者だな」

由美「はい。美香ちゃんの人気は凄いです。でも梨花ちゃんの方が人気ありますよ。男子で梨花ちゃんを好きじゃない人って少ないと思います」

俺「そうなんだ。その子、おっぱい大きいの?」

由美「え?なんですか?」

俺「えっと、いいや。あ、そうだ、あと一つだけ聞かせて。今の話だと、梨花はモテるはずなのに、なんで彼氏とかいないの?俺の記憶では一度も付き合ったことないような・・・」

由美「梨花ちゃんはモテます。凄くモテます。だから私も気になって聞いたことがあります。梨花ちゃんには好きな人がいるんです。ずっと片思いの人がいるんです。凄く悲しそうに言ってました」

俺「そうなんだ・・・。あいつにそんな男がいるとは・・・」

断じて嫉妬ではないが、なんとなく面白くない気持ちになった。

俺「なるほど、じゃあ、その男が巨乳好きなんだね?」

由美「・・・お、お兄さん!」

俺「はい!何?」

由美「お、お兄さんも、そ、その・・・やっぱり大きい方が好き・・・ですか?」

俺「そりゃあ大きい方がいいよ」

由美「し、知ってましたか?私、クラスで一番大きいんです」

俺「し、知ってませんでしたwじゃあ今度じっくり見せて下さい」

由美「・・・」

俺「冗談、冗談ねwあ、由美ちゃん、今日はありがとね。じゃあまたね!」

こうして俺は重要な情報を手に入れることに成功した。
うまく使えば妹をコントロールしてピンチを切り抜けられるはずだ。
で、学校から帰ってリビングで妹と鉢合わせ。

俺「よう!」

妹「・・・」

またかよw
妹は、俺を見るなり立ち上がって自室へ行こうとする。

(あれ?なんかいつもと違う。あ!ミニスカートか)

いつもはスウェットかジャージだから、妙に脚が眩しい。

俺「おい!何ミニスカートなんか穿いてんの?」

俺は妹の背中に向かって叫んだ。

妹「・・・」

俺「おーい」

また無視かよ・・・。

それからしばらくリビングでテレビを観ながらだらだらしてると妹が下りてきた。

妹「覚えてるよね?」

俺「ん?」

なんか顔が怖い。
真剣って感じ。

妹「今日、お風呂から出たら行くからね」

俺「ああ、うん、待ってる」

なんとなく、そう答えた。

妹「あのさ・・・」

なんか妹の顔が赤くなった。

妹「今日、ごめんね。別に避けてたわけじゃないから。昨日、全部見られたから恥ずかしかっただけ。それだけ。じゃあね」

言うだけ言って妹は自分の部屋に戻っていった。
妹が昨日のことで激怒してるのかと思ってたら、そうじゃなかった。
ほっと胸を撫で下ろした。

(さて、今晩、どうやって切る抜けるか・・・)

夜も更け、妹の梨花が俺の部屋に来た。

妹「お、お兄ちゃん、入るからね」

俺「ちょ、お前!そ、その恰好・・・」

やばい、思わず、どもってしまった。
妹は高等部の制服を着ていた。

妹「えへへ。だって、こういうのが好きなんでしょ?」

俺「嫌いじゃないが・・・。お前が着てもな」

妹「こういうの着ても、やっぱり駄目なんだ・・・」

正直に言えば、不覚にも可愛いとは思った。
もちろん相手は妹、別に変な気になったりはしない。

俺「お前じゃ全然色気がないからなぁw」

妹「え?そうなの?色気の問題なんだぁ」

まずい!まずいぞ!
変な誤解をされたか。

俺「あ、いや、そうじゃなくてな」

妹「私、脚が綺麗だって、よく言われるんだよ。ほら、見てみてぇ。あっは~ん」

(こら!足を伸ばすな!そして変な声を出すな!)

でも、この状況・・・少しからかうのも悪くないか。

俺「なんだそれw、まさか、そんなんで色気を見せてるつもりか?どうせならスカートを捲ってみろよ。もっとよ~く脚を見せてみな」

妹「うん。いいよ」

(え?いいの?)

妹「ちょっとだっけよ~♪」

スカートを捲ってチラチラと太股を見せる妹・・・。

(エロくねえw全然エロくないwよし!もう少しからかってやれ)

俺「お!いいねいいね!お兄ちゃん、もうたまりません」

妹「え!ほんと!」

俺「じゃあ今度はブレザーを脱いでみよっか」

妹「うん!」

ブレザーのボタンを外す妹。

俺「ブレザーはボタンを外すだけにして、次はブラウスの前を開こうか」

妹「うん。分かった」

ブラウスのボタンを外しだす妹。

俺「外したらこんな感じな。こう、ガバッと開くんだぞ」

俺は胸の前で握り拳を合わせて広げるジェスチャーをする。
妹は3つ目のボタンに取り掛かる。
馬鹿だ、こいつw
自然に顔がニヤけちまうぜ。
ん?
妹と目が合った。
あれ?
険しい表情だ。

妹「ずるい!今日はお兄ちゃんが脱ぐ日のはずだよ」

俺「え?何それ?」

しまった!
思い出しちまったか。

妹「約束破る気?」

思い切り睨みつけられる。
まずいな。
仕方ない、策を使うか・・・。

俺「そんなことより、お前に聞きたいことがあるんだ」

妹「そんなことって・・・」

険しい目つきになる妹。

妹「ふざけないでよ!!絶対に誤魔化されないからね!!早く脱いでよ!!」

急にヒートアップしたな。
とっとと言ってしまおう。

俺「お前のクラスの子に告られたんだよ」

妹「う、嘘!!・・・だ、誰よ」

俺「◯◯美香っていう髪の綺麗な子」

妹「・・・」

こ、この沈黙は。
やばい、嘘がばれたか?

俺「あ、いや(汗)、俺のこと、なんで知ってるのか不思議なんだけどな・・・」

妹「・・・塾だよ」

ぼそっと呟く妹。

妹「あの子、お兄ちゃんと同じ塾だったから。1年の時、お兄ちゃんのこと、かっこいいって言ってた」

俺「え?そうなの?」

(マジか?巨乳で可愛い中3生が・・・!)

妹「どうする気なの?」

妹は真剣モード。
ライバルの名前を出されちゃ当然か。

俺「お前には関係ないだろ。美香ちゃんのことも考えなきゃならないし、そろそろ部屋に戻れよ」

妹「分かった・・・」

妹はあっさりと自室へ帰っていった。

(おお!作戦成功だぜ!イエイ!)

さらに夜も更けた深夜。

妹「お兄ちゃん、起きてる?」

俺「寝てるよ」

オナニーしようとしてたのに・・・。

俺「お前、まだそんな恰好してるのか?」

妹「うん」

妹はまだ高等部の制服を着ていた。

俺「早く寝ろ」

妹「うん」

妹「あのさ、お兄ちゃん・・・」

俺「なんだよ」

こっちは早くオナニーしたいのに・・・。

妹「お願い!美香のこと断って下さい。お願いです」

俺「お前に言われる筋合いとかないし」

や、やばい。
ただならぬ妹の雰囲気に若干圧倒されてしまった。
しかもなぜか「下さい」とか言ってるし・・・。

妹「分かってるよ。そんなこと分かってて言ってるよ・・・」

さて、どうするか。
少し煽ってみようかなw
オナニーを邪魔された腹いせだw

俺「せっかくあんな綺麗な子に告られたのに、なんで俺がお前の頼みを聞かなきゃならんの?あの子、おっぱいもでかいしな~、髪もサラサラ~。最高だろ」

妹「・・・。あの子のこと何も知らないで・・・エッチなこと考えてるだけじゃん!!」

俺「悪いか?俺の自由だろ」

妹「・・・」

(な、なんだこの沈黙は?)

妹「わ、私が・・・するって言っても駄目?」

俺「(???)」

妹「ねえ、駄目?」

(え?目に涙を溜めちゃってる?)

俺「お前、なんで泣いてるの?」

妹「泣いてなんかない!質問に答えてよ!私が美香の代わりに何でもするって言っても駄目なの?ねえ!お兄ちゃん駄目?」

俺「お、お前・・・何でもって・・・」

妹「エッチなことだよ!!お兄ちゃんが美香にしたいことだよ!私が代わりに何でもするから、だから・・・」

俺「お、おい!ちょっと待て!エッチって馬鹿か?お前としたいわけないだろがw」

妹「そんなの分かってるよ。でも・・・私だったら美香がしないことだってするよ」

俺「だから、お前が何したって・・・」

妹「分かってるよ!!何度も言わないでよ・・・」

俺「お、お前、怒ったり泣いたり忙しいやつだな」

妹「まだ答え聞いてない・・・。美香のこと、断ってよ。お、お願いだから」

なんだなんだ、この状況は?
ちょいとからかっただけなのに・・・。
妹のやつ、急にしおらしくなっちゃって。

(うっ!こんな時に・・・)

なぜかオナニーしようとしてたことを思い出しちまった。
ヤバイ。
妹の胸元、開きすぎ・・・。
いや、俺がさせたんだが・・・。
妹の自慢の細い脚が気になりだしてきた・・・。
プリーツスカートって好きなんだよな、俺。

妹「私だったら本当になんでも・・・」

急に、「なんでもする」と言う妹の唇が妙に艶めかしく感じられた。

俺「(ゴクリ)」

妹「お兄ちゃん・・・そこ」

ヤバいと思った。
妹の視線が俺の股間を捉えていた・・・。

妹「凄い・・・」

不本意ながら俺の息子はジャージのズボンを押し上げ、スカイツリーのごとく成長していた。

俺「み、見るなよ!」

すぐに隠した。
が、時すでに遅し。

妹「ねえ、お兄ちゃん。そこ、口でされると男の人って嬉しいんでしょ?・・・私、してもいいよ」

俺「ば、馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ!!お前にしてもらっても嬉しいわけ・・・」

妹「・・・」

じいいっと俺を見つめる妹。

『梨花ちゃんていう1年の子、お前の妹なんだろ?学校一の美少女だって評判になってるぞ』
『まじ?あれ、お前の妹だったの?めちゃ可愛いじゃん。お前、風呂とか絶対覗いてんだろ?w』

こんな時に中学の時、悪友から冷やかされたことを思い出した。

俺「ある、かも。あ、いや、違う違う。ちょうどオナニーしようとしてたとこだったんだよ!それをお前が邪魔するから変なこと言っちまっただけで、うわわ!何、言ってんだ俺は!」

妹「・・・」

じいいっと俺を見つめる妹。

俺「な、なんだよ。今のは忘れてくれ」

妹が俺を見つめたまま、すり寄ってくる・・・。

妹「お兄ちゃん・・・手をどかして」

ヤバイ!ヤバイ!
我慢汁が・・・たぶん出ちゃってる。

俺「わ、分かった!美香ちゃんのことは分かったから、言う通りにするから。だから帰ってくれ、早く自分の部屋に戻れ!」

妹「ほ、本当!もう約束したからね!」

俺「ああ、約束だ。だから早く自分の部屋に戻れ」

妹「戻ちゃって良いのかな~、梨花のこと想像して、そこ、そんなにしちゃって~」

俺「ば、馬鹿か!元からなってたんだよ!お前が来る前からな!」

妹「ふううん。これから1人で寂しくやるんでしょ?梨花がしてあげてもいいんだよw」

俺「うるせえ!出てけ、糞ガキ!」

妹「きゃああ、怖いよぉ、お休み~♪」

と、とりあえず、当初の予定通り、美香の名前を使って上手く妹をコントロールすることができた。
完全に俺の読み通りだぜ、ふっ。
作戦成功!
さてと、オナニーオナニーっと。
・・・俺はチンコ握りながら思い出していた。

(これを、梨花が口で・・・。いかんいかん、ありえん!)

しかし、恥ずかしながら、俺はまだフェラというものをしてもらったことがない。
妹とキスした時の唇の感触、口内の柔らかさを思い出しながら俺は、いつの間にか果てていた。