お湯が背中にかかり、背中は終わったようでした。
感じちゃったんですが・・・それだけじゃなかったんです。
久しぶりに男性の強い力で背中を洗ってもらって、亡くなった父を思い出しました。
彼の手が私の前に伸びてきました。
「前も洗っていい?」
「え?でも恥ずかしい・・・」
「Yちゃんも洗ってくれたから。いいでしょ?」
「は、はい」
私は後ろにいるSさんの心境の変化を感じ取ることができました。
少しずつ興奮しているようです。
彼はスポンジで私の首や肩を洗ったあと、手が少しずつ下に下りてきました。
私は緊張して体を固くしていました。
「そんなに緊張しないでリラックスしてよ。お風呂なんだから」
「は、はい。でも・・・つい・・・」
「ねえ、Yちゃんも前は手で洗ってくれたから俺も手で洗っていい?」
「え?手で洗うんですか?」
「ダメ?」
「ダメってことはないんですけど・・・恥ずかしくて・・・」
戸惑っている間に彼の手は私の腕に泡をつけて行きました。
適度な力があって、腕を洗ってもらう間はマッサージを受けているようでとても気持ちよかった記憶があります。
彼の手がお腹に来たあと、少しずつ上に上がってきました。
(・・・もしかして、次は胸?)
「ここも洗っていい?」
言い終わらないうちに彼の手のひらは私の下乳を持ち上げていました。
「え?そこは自分で洗いますから」
「いいよ。洗ってあげるよ。俺の胸も洗ってもらったし」
たっぷり泡のついた彼の手が私の胸を弄っています。
その予想のできない動きはすべて性的な刺激になって私の下半身に向けて流れてきます。
(・・・ダメ・・・)
「すごいおっきい胸だね」
手のひらが乳首の上を通過して行くたびに体が震えました。
彼の指が私の乳首を捉えました。
意図的に刺激しているのがわかります。
自然に体がねじれてしまうのを抑えることができません。
腰のあたりに彼の硬いモノが当たりました。
「あの・・・後ろに硬いモノが当たってますけど・・・」
彼は無言で私の胸を揉んでいます。
この時、彼の性欲をはっきりと感じました。
彼の親指と人差し指がずっと私の乳首を挟んでコリコリと刺激してきます。
アソコが疼いて、太ももがモジモジと自然に擦り合わさってしまい、彼にそれを悟られるんではないかと気が気ではありませんでした。
(・・・まだ続くの?)
やがて彼の手のひらは下に向かい、ヘソを通過してその下の一番感じる部分へと下りてきました。
自然に体に力が入ってしまいました。
下の毛も泡をつけて洗ってもらいましたが、シャワシャワと音を立てるのが恥ずかしくて仕方ありませんでした。
やがて彼の指先は私の一番感じる部分へ来ました。
「あっ」
彼が小さな声をあげました。
「すごい濡れてる・・・」
私は顔から火が吹き出そうになりました。
カーっと血が上っていくのがわかりました。
彼の指がコリコリしたモノを捕らえました。
「あうっ」
私は声をあげてしまいました。
「そ、そこダメ・・・」
彼はゆっくりゆっくりとクリを刺激してきます。
何か焦らされているような・・・そんな刺激の仕方でした。
(・・・もっと激しくこね回して欲しい・・・)
そう思えば思うほど彼はゆっくりゆっくりと刺激してきます。
まるで私の野生のメスの部分を引き出すような・・・そんな洗い方いや愛撫でした。
今までそんな触り方をした人はいません。
私自身ですら、そんなゆっくりとクリを刺激するようなオナニーはしたことがありませんでした。
(・・・ダメ・・・頭がおかしくなっちゃう・・・)
「ああん、お願いっ!!!」
私は無意識のうちに大きな声をあげてしまいました。
「え?何?『お願い』って?」
「え?今、私、何言ったの?」
「『お願い』って」
「な、何でもないです。ご、ごめんなさい」
彼はお湯をかけて泡をきれいに流してくれました。
「あの・・・」
「はい?」
「ちゃんと裸・・・見せてくれる?」
「え?恥ずかしい・・・」
「ここに立って。あ、隠さないで。手は後ろ」
私は彼の前に立たされました。
慌てて胸とアソコを手で隠そうとしたところ、彼は私の手を後ろに持っていきました。
彼は私の前にしゃがみ込んで私の全裸をじっと見ていました。
私は股間を見られるのが恥ずかしくて思わず腰を引いてしまいました。
「すごい色が白いね。外人の体みたいだ」
「そんなに見られたら恥ずかしいです・・・」
私は無意識に太ももをねじり合わせてしまいました。
「そんなに隠さないでちゃんと見せてよ」
彼は私の足を少し開かせ下から覗き込みました。
(・・・いやっ・・・恥ずかしい・・・)
「あ、あの・・・恥ずかしい・・・」
同じアソコを見られるんでも下から覗き込まれるのって恥ずかしいです。
当然アソコはグショグショの状態。
見ればすぐにわかるはずです。
「何か、糸引いてるよ」
「え?そんな・・・」
自分でも濡れてるのを実感してましたから、わかっていました。
それを発見されたのが恥ずかしくて・・・。
「ふーん・・・」
「な、何か変ですか?」
「何かふっくらしてて・・・おまんじゅうを2つに切ったような感じだね」
「それって変ですか?」
「いや、俺は好きだよ。福マンっぽくっていいじゃん」
それを聞いて少しホッとしました。
18歳で初体験してから何人かの男性とお付き合いしてきましたが、どの人も決まって、「子供っぽいアソコだ」と言います。
私にとって、それがコンプレックスでもありました。
(Sさんが気に入ってくれればいい・・・)
そう思うことにしました。
「お風呂、もう上がろうか?」
「あ、私まだ髪を洗ってないので・・・」
「あ、そうか。じゃあ先に上がってるね」
Sさんは先に上がって行きました。
そのあと私は髪を洗い、念のためにアソコをもう1回洗いました。
お風呂からあがるとテーブルの上にはビールがありました。
(・・・え・・・お酒を飲むの?)
私はお酒があまり強くなくて、飲んでしまうとちょっといい気分になるというか・・・緩くなるというか・・・。
でもその日のお酒は私にとって、いい起爆剤でした。
「さあ、ちょっと飲もうよ」
Sさんはとにかく爽やかで・・・、私ばかりがこれから起きることに期待と不安を抱いているように思えました。
私のリミットは350mlなんですが、500ml缶が置かれていました。
「酔ってきた?赤いよ」
私はあっという間に顔が真っ赤になってしまい、全部飲み切れませんでした。
もうドキドキが止まりません。
「大丈夫?相当顔が赤いけど」
「・・・はい。大丈夫・・・です」
彼は私が相当酔ってるように見えたんでしょう。
「明日は仕事だし、もう寝る?」
「あ、はい・・・あの・・・」
「ん?」
「あの・・・」
「何?どうしたの?」
「何でもないです・・・」
(このまま何もなしで寝ちゃうのは嫌だ・・・Sさんとエッチしたいのに・・・)
酔っているせいもあるのか、何か中途半端でこのまま寝るのは嫌でした。
せっかくここまで大胆になって進めてきたのに、こんな時って女性は損だなと思いました。
私がSさんの前でうじうじしていると、彼は不思議そうな顔で私を見ます。
(・・・この人、全部わかってるくせに・・・)
私からお願いするしかない雰囲気を作るんです。
いい男って、こういう時にズルいんです。
もう酔った勢いです。
私から誘うことにしました。
「あの・・・」
「ん?」
「・・・」
「どうしたの?」
「一緒に寝ても・・・いいですか?」
「う、うん、いいよ。俺がこの部屋に来たらいい?」
「・・・」
私は黙って頷きました。
彼は部屋の隅に置いてあるもう1組の布団を敷きました。
私が布団の上に座っていると、枕元のスタンドだけの灯りにして彼が近づいてきました。
<続く>