メニューを見てもあまり食欲が湧いてこない。
この状況では当然だろう。
何しろ俺は小心者なのだ。
空いてるだけあって注文をしてから飯が運ばれてくるのにさほど時間はかからなかった。
その間、妹とバイトの話や父親の出張の話などをポツリポツリとしていた。
飯が運ばれてきて食べだすと、「昨日どうだった?まさにぃ」といきなり核心を突いた話題に変化した。
「ぶっ!!!」
「やだー、まさにぃ、汚いー!」
飲んでた水を噴き出してしまい、慌てておしぼりで机を拭く。
「き、昨日ってお前・・・」
「あたしだって恥ずかしいんだから何回も言わせないでよ!」
赤い顔をしてそっぽを向いていたと思ったら、すぐにこっちに向き直り・・・。
「まさにぃ、思ってたより上手だったよ」
「ぐっ!!」
危うく口の中の物を噴き出すところだった。
「思ってたよりってのはどーゆうことだよ!」
「そのままじゃん。じゃ、『見た目より』の方がいい?」
「同じだろ、それって。どーせ俺は下手くそにしか見えねーよ」
妹がクスクスッと妖しげに笑った時、俺の股間に何か当たる感じがした。
(・・・?)
妹が伸ばしたその足の裏で、俺のチンポを揉んでいたのだ。
「お・・・っ・・・ぉぃ・・・!」
自然と声が小さくなる。
「やめろって!こんなとこで、バカ!」
「誰も見てないじゃん。まさにぃが声を出さなきゃいいんでしょ?」
俺たちが通された個室は掘りごたつになっている。
俺の視界から妹がスッと消えたと思ったら、もう俺のGパンのファスナーに手をかけていた。
テーブルの下に潜ったのだ。
「・・・っお前っ・・・!!」
「しーーっ。ご飯食べてていいよ。まさにぃ」
「バッ・・・!!」
「バカ」と言い終わらないうちに、俺の俺自身は妹の口の中に収められていた。
小声で、「俺、今日も風呂入ってねーぞ」と下にいる妹に言うと、「知ってる。じゃ、やめる?」と舌で亀頭を舐めながら上目遣いに聞いてきた。
返事が出来ない俺をほっといて、どんどん大胆にしゃぶりだす妹。
「まさにぃ、汗臭いよー」
「・・・っ!!・・・ぅぅっ・・・!」
さっきテーブルを拭いたおしぼりで口を隠し、声が出るのを懸命に抑える。
横から竿の部分を上に舐めあげ、カリの付け根に添って舌をくるりと一周させる。
口をすぼめて亀頭を吸ったと思ったら、舌を尿道に突っ込んで小刻みに揺らしてくる。
「・・・っ!・・・っ!!ぅぅぅぅーーーっ!」
もし今、誰かが入ってきたら・・・。
そう思うと気が気じゃなかった。
「・・・!ぁ、ぁ、ぁ・・・!」
だが、おしぼりから声を漏らさないようにする方が必死で、いつしかそんな事は頭の隅から飛んでいってしまったのだ。
いや、それがあったから尚のこと興奮したのかもしれない。
じゅぷっじゅばっちゅぶっ・・・。
狭い個室に淫猥な音が響き渡る。
外にいる店員に聞こえるのではないかと思い、冷や冷やする。
俺のちんぽを口いっぱいに咥え込みながら、常に舌で亀頭をくすぐっている。
個室の外で、「すみません、おトイレどちらですか?」という客の声が聞こえた。
「あ、こちらでございます」
応対する店員の声。
すぐ側にいるような気がして、俺の身体がビクッ!っと飛び上がった。
妹はチュポンと口からちんぽを離し・・・。
「ちんちん大きくなったよ、まさにぃ。興奮してるんでしょ。いっそのこと誰か呼んで来て見てもらう?」
(・・・!!!)
返事も出来ない俺は、それでもぶるぶると必死で顔を横に振った。
舌先で亀頭をチロチロと弄びながら、「そういうの好きでしょ?」と、こっちを見上げながらニヤニヤしてる。
俺は涙目になりながら、口を押さえたまま、さっきより一層ぶるぶると頭を横に振っていた。
それでも痛いくらいに勃起しているチンポをなんとかして欲しくて、下にいる妹をすがるような目で見つめる。
「イキたい?『イカせて下さい』って言える?」
「・・・」
「言わないんなら、もうやめた」
妹が完全にちんぽから口を離してしまった。
「・・・っいっ・・・イカせて・・・下さい・・・」
もう泣きそうだった。
なんでこんなところで4歳も年下の妹に、「ちんぽしゃぶって下さい」と懇願しないといけないんだろう。
じゅぷっ!!じゅぶっ!
しかし、激しくしゃぶられだした下半身の快感が大きくなるにつれ、そんな事はどうでもよくなってしまった。
「ぁ・・・あ・・・ぁ・・・も・・・イク・・・」
肩で大きく息をしながら込み上げてくる絶頂感に酔いしれる。
じゅっ!じゅぷっ!ちゃぷっ!
妹のフェラが激しさを増す。
亀頭をなぞる舌先の力も強くなった。
「ぁ・・・ぁーーーっ!イク・・・っっぅぅ・・・っ!!!」
両手で思い切り口元のおしぼりを押さえつけ、腰をやや引いてしまいながら、それでも妹の口の中で勢いよく果ててしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
口元を押さえていたおしぼりで妹が俺のちんぽを拭いてくれた。
「は・・・っ。あ・・・っ」
その間もビクビクと身体を震わせている。
俺の身体は興奮しきっていた。
テーブルの下から出てきた妹が、口の中に残っている精子を俺に見せた。
「今度はまさひろに飲んでもらうからね?」
「・・・?何を?」
「遅くなっちゃった。早く食べて家に帰ろ」
妹は俺の質問には答えようとせず、ささっと残ったご飯を食べだした。
冷め切った飯をモソモソと食べながら、妹のもたらす快感に抗えなくなってきた自分に落ち込んでしまっていた。
しかしその反面・・・。
(今度は何を飲まされるのだろう・・・?)
そう思い、興奮と大きな期待をしている自分もいる。
飯の味なんて全くしなかった。
俺は今、背徳という快感の味だけを貪り食っているのだ。
飯を食い終わり車で家に向かう途中、急に妹が「コンビニ寄って」と言い出した。
早く帰って部屋でゆっくりしたかったけど、さっきの事があるので逆らえない。
「どこでもいいのか?」と聞いたが、うちの近くにはコンビニがない。
仕方がないのでちょっと遠回りしてコンビニを探し出した。
「ちょっと待っててね」
妹が1人で車を降りて小走りにコンビニに駆け込む。
お菓子か雑誌でも買うんだろうと気にもせず、車の中でぼんやりと待った。
「お待たせー。もういいよー」
ガサガサと袋の音をさせながら5分ほどで戻って来たので聞いてみた。
「何、買ってきたんだ?」
「ん?食後のオヤツ」
妹はニッコリしながら答えた。
俺はそれ以上何も聞かず、黙って車のエンジンをかけて出発した。
家に着くと、もう12時過ぎだった。
そりゃそうだ、飯の最中にあんな事をしてたんだもんな。
ほっとして2階に上がろうとすると、妹がコンビニで買った物を冷蔵庫に収めながら俺に言った。
「まさにぃ、先にお風呂入っちゃいなよ。気持ち悪いでしょ?」
「え・・・後でいいよ。疲れてるし」
「あそこがベタベタするんじゃないの?それとも、そのままの方がいいのかな?」
ゆっくり近づいてニヤリとした表情でそんな事を言う。
まるで俺が変態みたいじゃねーか・・・。
「わかったよ。入る」
それ以上妹に近寄られるのが怖くて、つい逃げ腰になってしまう。
期待もあるが、やはり不安なのだ。
今の妹は、俺が今まで可愛がってきた妹じゃない・・・。
何をされるか分からない不安。
何が起こるのか期待している身体。
色んなことを考えながら、俺は仕方なく疲れ切った身体を引きずって風呂場に向かった。
それでも心なしか、いつもより丁寧に身体の一部分を洗っている自分にドキドキした。
男の風呂は早い。
あっという間にバスタオルで身体を拭いておしまいだ。
「風呂出たぞー」
妹に声だけかけて、逃げるように2階に上がる。
自分の部屋に入れた時には本当にほっとしてしまった。
(やっと1人になれた・・・)
昨日から色んなことが立て続けに起こっていて、全く整理が出来ていない。
俺は一体どうすればいいんだ!?
いや、まだセックスをしたわけではない。
今ならきっと引き返せる・・・。
昨日と同じようなことをグルグルと考えてるだけで、自分の立場が一向に理解出来ていない。
(どうして妹に弄られたんだろう・・・?)
俺はこの年になってもまだ、自分というものを全く分かっていなかったのだ。
そういえば喉が渇いた。
風呂に入った後、何も飲んでいなかったのだ。
いくら考えても答えが出ない問答は後回しにして、階下のキッチンに向かった。
「あ、まさにぃ。アイス食べる?」
リビングでテレビを観ていた妹に急に話しかけられた。
「あ・・・どっちでもいいよ」
「じゃ半分こしよっか。冷凍庫のアイス持って来てー」
「・・・ああ」
麦茶の容器とコップ、アイスを両手に抱えて妹の座ってるソファーの前に行く。
「さんきゅー」
妹が買ってきたのはアイスだったのか・・・。
なぜかほっとしながらソファーに座り麦茶を飲む。
カップには『トルコアイス』と書かれていた。
このアイスは練れば練るほど美味いらしい。
必死でアイスをこねながら妹が説明していたが・・・。
「あーもう腕がだるい!まさにぃ、こねて」
「あぁ?めんどくせーなー」
俺にその仕事を押し付けてきた。
そう言いつつもアイスのカップを受け取り、こね出す俺。
確かに結構力がいる。
アイスをこねながら、「なぁ、まだこねるのか?」と聞いてみる。
カップをひょいと覗き込んだ妹が、「あ、もういいよ。ありがと、まさにぃ」と言って俺の手からカップを持っていった。
それにしても不思議なアイスだ。
こねると納豆のように粘りが出るなんて。
トルコアイスというからには、トルコの国のアイスなのか?
妹が美味そうに食べているアイスをじっと見つめながらそんな事を考えていると、「はい、まさにぃ。あ~ん」と言ってアイスのヘラを差し出してきた。
「自分で食うからいいよ」
「今さら照れなくてもいいでしょ。はい、あ~ん」
仕方なくソファーの下の妹の横に移り、妹の差し出すアイスのヘラを咥えた。
「まさにぃ、可愛い~」
クスクスッと笑った妹が・・・。
「はい、もう1口。あ~ん」
パクッ。
ちょっとドキドキしながら妹の差し出すアイスを黙って食べる。
「まさにぃ、美味しい?」
「うん」
変わった食感のアイスだった。
見た目は粘りがあって、食感は餅のよう。
どうやって作るんだろ?
アイスのカップを見つめながら、後でネットで調べてみるかなどと考えていた。
「カップアイスって面倒くさいなぁ。ガリガリ君にすれば良かった」
ヘラを舐めてアイスをテーブルの上に置き、「あ、そうだ。まさにぃ、大きいスプーン取って来て」と真横にいる俺の顔を見ながらそう言った。
「自分で取りに行けよ」
「ちゅーしてあげるから、ね?」
「いらねーよ。俺は兄貴だぞ。ちゅーとか言ってんじゃねーよ」
そう言いながらも俺は妹の顔が近づいてきたのが照れくさくて、逃げるようにキッチンに向かう。
ガシャガシャッとスプーンの入った食器棚を掻き回し、大き目のスプーンを持って戻った俺は、立ったままそれを妹に差し出した。
「も、もうあんな事するなよ」
スプーンを差し出したまま、俺の顔はそっぽを向いている。
「あんな事って?」
「・・・さっき店でしただろ・・・」
顔を背けながら俯いてしまい、声もだんだん小さくなってきた。
「なんであんな事するんだよ?俺たち兄妹だぞ・・・」
「あんな事ってこんなこと?」
言い終わらないうちに、妹は立ったままの俺のパジャマのズボンとパンツを下に引っ張った。
「あっ!!」
そう言った時にはもう俺の下半身は丸出しだった。
「あたし、まさにぃが好きなんだもん。なんで兄妹だとダメなの?」
「な、なんでって・・・ダメに決まってるだろ・・・」
ズボンを拾うために屈もうとした時、妹が俺のチンポに、「ふぅ~」と冷たい息を吹きかけた。
「ふぁっ」
「誰が決めたの?あたしは気にしないよ」
さっきまでアイスを食べていた冷たい唇が優しく俺の下半身を包み込んだ。
「あ・・・っ!冷てーぞ、まゆ!」
下半身丸裸で立ったまま、しかもスプーンを握り締めた状態の情けない俺。
しかも明らかに間違っている妹の言いなりになっている。
ちゅぶっぴちゃっくちゅっ・・・。
妹はアイスの続きを食べるように、ゆっくりと美味しそうに冷たい舌を出してしゃぶっている。
これって、いわゆる仁王立ちスタイルか?
少し足を開いて妹の頭に手を乗せる。
スプーンはいつの間にか俺の手から消えていた。
「あむ・・・うぐ・・・おにぃちゃぁん・・・気持ちいい・・・?」
「あ・・・はぁ・・・ぅん・・・」
俺が返事をすると、カリと竿の付け根に執拗に舌を這わせ出した。
一番感じる部分を舌で強くこね回され、「はぁ・・・っ!!あぅ・・・っ!」と声が出てしまう。
ペチャ、ピチャ、ペチャ、クチュ・・・。
妹の舌の動きが速くなると、それに合わせて妹の頭を押さえる俺の手に力が入った。
俺のチンポからふっと頭を離した妹が急に、「こうすると棒アイス~」と言って、いきなり俺のチンポにトルコアイスを乗せてきた。
手にはしっかりスプーンが握られている。
「うわっ!!!つめてーーーー!!!」
腰を引いてソファーに座り込んでしまった俺の膝に、妹がニヤニヤ笑いながら頬杖をしてきた。
「冷たくて気持ちいいでしょ?」
そう言いながらまたスプーンでアイスをかけられ、俺のチンポはすっかり萎えてしまっている。
「お前なぁ!!!」
「まさにぃは意地悪されるの好きだもんね?フフッ。いただきま~す」
「・・・っ!!」
ソファーに座ったままの俺のチンポを妹がしゃぶりつく。
俺は何も言い返せなかった。
冷たかった俺のチンポが温かい妹の舌に包まれて、そのギャップが気持ちいい。
ぺちゃぺちゃとアイスを舐め取りながらも、カリの付け根の愛撫は忘れない。
「あ・・・あ・・・うぅ・・・。まゆぅぅ・・・ーっあっ!!!」
またしてもアイスをかけられる。
かなり気持ちが良くなってきていた俺のチンポはまたしても縮んでしまった。
何度も何度も繰り返されて、絶頂へじわじわと導かれる。
アイスをかけられるたびに快感も大きくなった。
「あ・・・ア・・・ア・・・あ・・・っ!!!」
じゅぶっ、じゅぶっ、っと卑猥な音を響かせて妹のフェラが激しくなった。
(また妹にイカされてしまう・・・)
そう考えていた時、チュプンという音と共に妹の口がチンポから離れた。
「おにぃちゃん、したい?」
そう言った妹の口元はヨダレでてらてらと光っている。
「したいってお前・・・」
聞かれるまでもない。
俺のチンポは今にも弾けそうになっている。
だが、そんな俺を残りわずかな理性が押し留めた。
「『入れさせて下さい』ってお願い出来る?」
俺のチンポをぎゅっと握った妹が、ニヤリと笑いながら高飛車に言った。
カリの付け根を爪で痛いくらい擦っている。
「あぅ・・・!あ・・・あぁ・・・っ・・・」
快感と痛みが両方走り、逃げ場もないのに腰を引いてしまう。
「言えないの?またお風呂場でオナニーする?」
「ーーーーっ!!」
かっと顔を赤くして、俺は頭をブルブルと振った。
妹の親指の爪はチンポの先に移動し、尿道口に突っ込んでグリグリと振動している。
今度は痛みの方が強いのに、俺のチンポはピクンピクンとおねだりをしているように動いていた。
「まさにぃはこういうのが好きなんだよね。もっと痛くした方がいい?それとも恥ずかしい方がいいのかな?」
親指を尿道に突っ込んだまま、もう片方の手で玉の入った袋をぎゅうっと握られた。
「あぁ・・・っ!!」
「どうする?あたしに突っ込むより、こうされてる方がいい?」
刺激を受けるたびにビクビクと身体が揺れ、チンポははち切れんばかりに大きくなった。
今以上に大きくなるはずはないのだが、本当に膨張したような気がしたのだ。
「あぁ・・・っ!!まゆ、やめ・・・!!」
「やめるのね?」
両方の手をぱっと離された。
途端に快感が下半身から消えていく。
妹が爪を突っ込んでいた尿道口はヒリヒリとしているのに、その残された感覚までもが快感になっていた。
「ぁ・・・」
「まさにぃがやめてって言ったんでしょ?」
「・・・う・・・」
俺は顔を背けて俯いてしまった。
「そう。お願い出来ないんだったらおしまいね」
「っ!・・・いっ、入れさせて・・・くれ・・・」
立ち上がろうとして腰を浮かした妹を見て、反射的にこう言った。
「聞こえない。ちゃんとお願いしないとダメ」
「・・・入れ・・・させて・・・下さい・・・」
最後の方は消えそうな声だった。
実の妹に「突っ込ませて下さい」とお願いするなんて、なんという屈辱だろう・・・。
だけど俺は、こうやって涙目になりながら妹の言いなりになることに、少しずつ抵抗感がなくなってきている気がして怖かった。
実際、腹も立たなければ萎えもしない。
それどころかお願いをしている情けない俺の立場を自覚すると、痛いくらい勃起してしまうのだ。
「まさひろ君、ちゃんと言えたかな~」
立ち上がった妹が、俺のアゴを持って顔をグイッと上に向けさせた。
妹のきれいに整えられた爪が俺の頬に突き刺さる。
「これからもあたしの言うこと、ちゃんと聞ける?」
俺は涙目のまま、妹の顔を見ながら黙って小さく頷いてしまった。
「じゃ、入れさせてあげる。『ありがとうございます』は?」
妹は俺の頬に爪を立てたまま、またも屈辱的な言葉を強制してきた。
「・・・あ・・・りがとう・・・ござい・・・ます・・・」
俺がそう言い終わると、妹はキスをしてきた。
頬を掴まれたままなので口が半開きになっているが、舌を上手く動かすことが出来ない。
そのうちにやっと妹が俺の頬から手を外してくれた。
くちゅっ、ぺちゃっ、ぴちゅっ、という音が聞こえ出した。
唇を離した妹が、「あたしがしてあげる・・・」と、俺の目を見ながらソファーに膝をついてきた。
見ると、いつの間にか妹も下半身裸になっている。
太ももは垂れてきた愛液で光っていた。
「入れるよ、まさひろ?」
ゆっくりと妹が俺の上に乗ってくる。
頭のどこかでまだ罪悪感を感じていたが、本当はこの瞬間こそ、俺が最も待ち望んでいた一瞬なのだ。
拒否など出来るはずがない。
俺は黙って頷いて妹の腰に手を添えた。
<続く>