愛子「ふぁー。よく寝たぁ。哲兄、起きてよ!」
愛子が俺の肩を揺すった。
香「おはようございます」
先に起きていた香ちゃんが顔を洗って戻ってきた。
愛子「おはよう、香。ごめんね、先に寝ちゃって。私が真ん中に寝て香を守ろうと思ってたのに。哲兄、変なことしなかった?」
香「ううん。何も。哲也さんはそんな人じゃないでしょ。お父さんは心配してたけど、お母さんが、『愛子の従兄なら大丈夫だ』って。私たちも愛子が寝たあとすぐ寝たし」
お父さん、怖えー!!
香ちゃんの顔が見れない。
愛子「そっか。まあ相手が哲兄だもんね。何もしないか。ほら!哲兄!早く起きて!!ディズニーランド!ディズニーランド!」
愛子は朝からテンションが高い。
俺「だりー。お前ら2人で行って来いよ。大丈夫だろ?もうガキじゃないんだから」
愛子「やーだー。ちゃんと連れてってよ」
香「昨日、約束したじゃないですか」
愛子「約束?」
香「えっ?ほら、3人で予定を話したじゃん」
朝勃ちが収まらない俺は愛子が顔を洗っている間もずっと座っていた。
愛子「ほら!ウチら着替えるから、顔を洗うなりトイレ行くなり、どっか行ってて!」
俺「立つのかったるい。つーか、お前ら昨日、その辺でマッパになってたじゃん」
愛子「何?見たいの?別に見たいなら構わないけどw」
・・・無理。
俺は四つん這いでトイレに向かった。
用を足してトイレのドアを開けると、背を向けた香ちゃんがジーンズを上げるところだった。
水色と白のストライプだった。
見てないふりをしてバスルームの洗面台へ。
愛子達が支度している間、俺はタバコを吸ってボケーっとしていた。
香ちゃんのピンクの乳首が頭から離れない。
オッパイの感触が手にまだ残っている。
愛子「ほら!哲兄!とっとと着替えて!」
香「愛子、哲也さんが着替える間、先に出てようよ」
愛子「じゃあ早く着替えて出てきてね!」
その日は丸1日TDL。
夜のパレードまで観て、両手にお土産を持って帰宅。
部屋に着くと留守電にメッセージが。
バイト先のファミレスのマネージャーからだった。
シフトに穴が空いたので、2時間でいいから出て欲しいと。
今から行けば間に合う時間だ。
元々俺は愛子達の滞在中はシフトを入れていなっかったので無理して行くことはなかったのだが、プライベートでも世話になっているマネージャーの頼みだったので、2時間だけということで愛子達に留守を任せてバイト先に向かった。
俺「シャワー浴びてテレビでも観とけ。誰か来てもドアを開けるなよ」
なんだかんだで3時間ほど経って帰宅した。
ドアを開けると酒の匂いがする。
2人が飲めるような飲み口のいい酒はなかったはず。
俺「お前ら何飲んでんの?」
愛子「コーラだよ」
テレビやステレオを置いていたローボードに目をやると、俺のお気に入りのIWハーパーが減っていた。
コーラで割って飲んだようだ。
俺「ハーパー飲んだろ?」
愛子「目につくところに置いとくのが悪い。困るならちゃんと隠しとけ!キャハハ!まあ隠したつもりでも、ウチらの手に掛かれば見つけ出すことは簡単なのだよw」
俺「お前ら、ガキのくせに酒飲んだりしていいと思ってんの?」
愛子「説得力なし!哲兄だって中学の時に家でお酒飲んでたじゃん。エッチなビデオを隠し持ってることも・・・」
俺「分かったよ!酒のことは言わねーよ。ビデオだって、こんなのキムタクとかだって観てるよ!」
その後は、明日行くところや地元のこと、勉強や志望校のことみたいな真面目な話もした。
ふと時計を見ると2時を回っていた。
おもむろに愛子が立ち上がり、「シャワー浴びて来る。香はどうする?」と服を脱ぎ、ブラのホックを外した。
やや茶色がかった乳首、小ぶりだがプリンとした形いいオッパイが飛び出した。
香ちゃんのオッパイは昨晩見たが、成長した愛子のオッパイは初めて見た。
香ちゃんの言う通りきれいなオッパイだった。
そのまま平然とパンツも脱ぐ。
香「ちょっと愛子!」
愛子「平気だよ。哲兄だし」
薄いヘアを平気で晒し、脱いだパンツを指先でクルクル回すと俺の近くに投げ捨てバスルームに入った。
香「愛子ったらぁ」
香ちゃんは俺のそばに投げ捨てられたパンツを拾い、愛子のバッグの中のビニール袋に入れた。
香「今日もどうにか愛子に先に寝てもらわないといけませんね」
俺「ん?」
香「私もシャワー浴びてきます」
香ちゃんもその場で脱ぎ始めた。
そしてバスタオルで軽く前を隠し、小走りにバスルームに入って行った。
愛子「哲兄!タオル!バスタオル取って!」
俺はバスタオルを手に取り、ドアを開けた。
愛子「キャ!見るな、すけべ!」
何なんだ、こいつら?
2人一緒にバスタオルを巻いて出てきた。
それぞれバッグをゴソゴソしている。
愛子「そういえば香もここで脱いだの?」
香「そうだよ」
愛子「あぶないなぁ。AVを隠し持ってるような男だよ」
何なんだ、こいつ?
言ってることがバラバラだ。
俺「愛子、家でもそうなの?」
愛子「違うよ。弟(小6)には見られても平気だけど、お父さんにはヤダもん」
(じゃあ俺は何なんだ?)
その後、俺もシャワーを浴び、その日は愛子が真ん中になって寝た。
愛子「飯島愛って色黒じゃん。で、朝倉舞は色白じゃん。哲兄はどっちが好きなの?」
俺「いいから、もう寝ろ!」
愛子「うちら2人ともホントは色白だよ」
そう言ってTシャツを捲る。
もうその程度で我を失う俺じゃない。
その後もほとんどシカトの俺をよそに愛子は1人でしゃべり続けた。
香ちゃんも最初は愛子の相手をしていたが、だんだん口数が少なくなった。
愛子「つまんないな」
やっと寝たようだ。
俺も2人の裸や風呂場で抜き忘れたことなどを考えていたが、前日の睡眠不足や疲れで寝てしまった。
どのくらい時間が経っただろうか。
気持ち良く寝ていると、俺とローボードの狭い隙間に、いるはずのない人の気配を感じた。
ビクッとして目を覚ますと香ちゃんだった。
香「あっ、起きちゃった」
俺「香ちゃ・・・」
香「シッー。愛子、なかなか寝てくんないんだもん」
香ちゃんはすでに上半身裸になっていた。
そして俺のトランクスも下げられ、チンポが曝け出されていた。
香「今日、AVとか初めて観た。勉強になった」
俺「そんなこと勉強すんなよ」
香ちゃんは昨晩のように俺の手を胸に押しつけるとチンポを触ってきた。
香「こうするんですね?」
必死に反応すまいとする俺をよそに、チンポはあっという間にフル勃起。
慣れない手つきで扱きだす香ちゃん。
このままいくと抑えられない。
俺「香ちゃん、マジで怒んぞ」
香「ごめんなさい。だって精子を見てみたいんだもん」
俺「香ちゃんは彼氏とか好きな男とかいないの?」
どうにか対象を俺から外さないと。
香「好きな人はいるよ。でも、その人のチンチンでも、いざとなったら怖いと思う。哲兄のならあんま怖くない」
俺「じゃあ、俺にならやられちゃってもいいって言うの?」
香「違うよ。初体験はやっぱ好きな人がいいよ。いくら哲兄でも処女あげるのは・・・」
俺「じゃあ、やめろ」
香ちゃんはそっと立ち上がり、愛子の向こうに横になった。
(フッー・・・。香ちゃん、このチンポ、どうしてくれるんだ!)
3日目は、秋葉原・上野・アメ横・浅草・東京タワー・渋谷・原宿を駆け足でまわり、部屋に戻った。
部屋に着くとまたも留守電にメッセージが。
『ピー。妙子(仮名)です。やっぱり哲也とは付き合えない。ごめんね。ピー』
俺「・・・」
愛子「・・・」
香「・・・」
愛子「フラれちゃったねぇw」
俺「別にどーでもいーよ」
愛子「強がっちゃって。泣きなさい。愛子の胸で泣きなさい」
香「やめなよ愛子」
愛子「ごめん。ごめんね、哲兄」
1人で聞いたら辛かったのかもしれないが、愛子達といるのが予想以上に楽しかったせいか不思議と平気だった。
香「また3人でパッーと飲みますか!」
俺「何でだよw」
香「ごめんなさい。だってウチら失恋の経験ないし、なんて声掛けたらいいか・・・」
俺「ありがと。平気だよ。もう慣れた。買出し行くか!」
この日の2人はなぜか飲まなかった。
傷心の俺への失言を気にしたのだろうか。
<続く>