息が出来ない。
独特の匂いが私を咽せ返らせた。
「んあぁ、あ、はっ、はあはあはあ・・・」
こらえきれずにほとんど全部を口から零した。
ダラダラと口から精液をこぼす私を見ていた男は笑いながら言った。
「全部飲むんだぞ」
暗くてよく見えないはずなのに、男の淫猥な微笑がはっきり見えたように思えた。
「あっちへ連れて行け」
「ええ、やだよ、俺早くぶちこみてえよ」
「じゃあお前が先に入れろ」
男たちは何か言い合いながら、ぐったりした私にキャミとスカートだけを着せると、街灯の下に移動した。
仄暗い明かりの下の背もたれのないベンチに私を座らせる。
「先に入れろ」と言われていたヒゲの男だけが私の背後にまわり、私の腕を掴んで立った。
私の足を開き、ベンチの上でM字開脚させられる。
(ああ、この明かりの下で見られちゃう・・・)
そう考えて、また濡れてしまう私。
(欲しい、中に入れて欲しい。中に入れて、激しく動かして欲しい)
頭の中にはそれしかなかった。
「見られるのが好きなのか?」
長身の男が蔑むように言い放つ。
俯いて首を振り、足を閉じようとしてみたが、男の力で押さえ付けられているので体を動かすことさえままならない。
「やべー。俺、もうやべーw」
そう言いながら、自分のモノを出してしごき始めた。
ヒゲの男は屹立した自分のモノを見せびらかすように私の腿になすりつける。
汁が腿にヌラヌラ光る跡をつけた。
ヒゲの男が、「『おまんこにちんこを入れてください』って言ってみろ」と迫ってくる。
「入れてくだ・・・さい」
私は小さな声で呟くように言った。
「ちゃんと言えよ。聞こえるように」
「ち・ん・こ・・・を入れてください」
私がそう言うと、ヒゲの男は私をベンチに押し倒し、私の両足を抱えて慌ただしく挿入した。
ぐちゃぐちゃに濡れていた私のアソコに、ぐぐぐっと入ってくる。
「あああっ」
気持ちよくて我慢できず、ちょっと声が漏れてしまった。
ヒゲの男は相当我慢してたらしく、いきなり激しく奥まで突いてくる。
頭がベンチに当たって痛かったが、ヒゲの男はお構いなしだった。
「だからお前はがっつきすぎだってばw」
長身の男が笑っていた。
そしてヒゲの男は私をベンチの上で四つん這いにさせるとバックで挿入してきた。
「あ、ああっ・・・ん」
胸を揉まれながらゆっくり出し入れされる。
ぐちゅん、ぐちゅ、ぬちゅ・・・。
まるで音を聞かせるかのようにゆっくりと動く。
かと思ったら腰の動きを激しくさせ、パンパンと尻の肉が音を立てる。
しばらく楽しんでからヒゲの男は私の背中に精液をぶちまけた。
「そろそろ俺にもやらせろよ」
長身の男が言ってきた。
男はベンチに座り、その上に私を座らせる。
背面座位でづぷづぷと私の中に肉棒が沈んでゆく。
「いや、もう許してぇ・・・」
「おい、オナニーするときみたいに自分でクリトリス触れよ」
「え?いや、いやだ・・・」
「いやだじゃねーよ。やれよ。このまま動いたらお前も気持ちよくねーだろ」
「口答えせずにやれ。いつもやってるみたいに」
「え・・・」
戸惑っていると男は両手で私の胸を愛撫し始めた。
「いつも1人でやってるんだろぉ?俺は手が使えないから。自分でやれ」
長身の男はあの淫猥な笑みを浮かべて私を見つめている。
(ああ・・・見られながら自分でクリを触るんだ)
感じて少し濡れたクリを右手の人差し指と中指でくちゅくちゅ擦った。
そう、いつも自分でやっているように・・・。
「・・・っ、あん、あ・・・ふ・・・」
気持ちよくてまた濡れてきて、自然に腰が動いた。
男に胸を触られながら男の体の上で揺れた。
「う、んんあ、はあ、はあっ・・・あああっ!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて私は自らガクガクと上下に動く。
「はうん、あん、イク、もう、だめ!」
「おらおらイケw」
男が私の動きに合わせて腰を動かした。
「あああ!」
ビクビクと腰が震えた。
頭の中で何かが弾けて、私は脱力した。
「あーあ、イッちゃったよ、この淫乱」
「中がヒクヒクしてるよ、こいつw俺もイキそうw」
頭がぼうっとする。
男は私から離れないまま体位を変えた。
私の体を自分の方に向けて、抱き合うようにしてガクガクと揺さぶられる。
時々動きを止めて胸や首を愛撫された。
もう、なされるがままだった。
「駅弁ーw」
そう言って長髪の男は私を抱えあげた。
「あああっ!あん、もうだめ、許してぇ」
体が重力に引かれ、より深く貫かれ、揺さぶられ下腹に痛みを感じた。
「うるせーよ。大声出すな、馬鹿女」
近くの木のそばまで歩いて行くと私を下におろした。
「はははwだめ、こいつ力入ってないから重いw」
一度体を離すと私を後ろに向かせた。
「木に手ぇつけ」
言われるがまま木に抱きつくように手をつくとバックで挿入された。
激しく突かれ腿を愛液が伝うのがわかった。
「あん、あんっ!許して!はあっ、もう、いく、うんっ・・・あっ、ああ!」
私がイキそうになると、男のモノがいっそう硬く大きくなり、そして痙攣した。
温かいモノが私の中に溢れるのと同時に私の頭は真っ白になった。
足がガクガク震え、下腹部はビクンビクンと波打つようだった。
「うわあwこいつやべえ。すげえ締め付けてくるw」
もう一度、男のモノが痙攣し、再び私の中に熱を吐き出した。
しばらく繋がったまま肩で息をして、お互いを支え合うように立っていた。
ずる、と引き抜かれたとき、私は、「いやあんっ」と口走った。
もっと入れていて欲しかった。
彼氏とのエッチの後みたいに離れたくなかった。
「いや・・・?」
長身の男は1人冷静なままで私を見下ろしていた。
「『いやあん』だってさ。もっと抱いて欲しいみたいだよ」
「こいつと相性良さそうだからヤりたいっすけどね、もう時間でしょ」
「もう行くか?」
「あーあ。こいつ、濡れまくるから服がよごれちゃったw」
「すごいエロかった」
「ハマりそうw」
「こいつ××大学だったよね?」
「キャンパスでヤっちゃう?」
「ヤっちゃう?ヤっちゃう?www」
軽口を叩きながら男達は服を整え、タバコを吸ったり携帯を弄ったりしている。
半裸で放り出された私はぼんやりと木の下に座り込んだ。
「じゃあ、またねw」
長髪の男がぽんぽんと頭を叩いた。
私は突然解放された。
知らない男たちに犯された!
顔も名前も知られた!
混乱して叫びだしそうになるのを堪えながら、私は服をかき集めた。