学生仕様である息子のスマホには、いやらしいサイトなどへの防御をかけているため、息子は誰かに頼んでいやらしい動画をアップロードしてもらい、それをスマホに移すという手を使っているようなのです。
しかしツメの甘い息子は私のパソコンに残った動画を削除し忘れることがよくあるのです。
私は一応動画を見たあと、気づかなかったフリをしてそのままにしておきます。
息子の前で私は、“頼りない、鈍いママ”でいたいのです。
そんなある日のこと。
私は息子が削除し忘れた動画を観て驚きました。
いきなり幼い女の子が、毛むくじゃらの大人のチンチンを手にして、しごきながら舐める場面から始まる動画でした。
音声はなく、気怠いジャズのBGMだけが脈絡なく流れ、女の子も顔の上半分にアニメのキャラのお面を被っています。
しかし私には分かりました。
(・・・これ、私だ!)
そうです、動画に映っていた幼い女の子は、5歳の頃の私でした。
私は幼稚園に通ってましたが、両親が仕事で迎えに来られない時には、夜8時頃まで幼稚園で過ごすことがあったのです。
そんな時に私は、幼稚園で『テレビの部屋』と呼ばれていた部屋に連れて行かれました。
『テレビの部屋』は、まるでテレビ局のようにテレビカメラやライトがたくさんある部屋で、そこで私はまず裸になりました。
その部屋には何人かの女の人がいましたが、みんな裸だったので私も平気でした。
それから女の人の1人が私を抱っこして、火のついたタバコを私に吸わせました。
そして女の人は笑顔で、「ねぇねぇ、お姉ちゃんの顔にタバコの煙を吹きかけて」と言うのです。
私が言われた通りにすると、「うわー、いい匂い!ステキよ。もう1回、もう1回吹っかけて!」と何度も言うので、だんだん私は面白くなってきて、タバコの煙を口いっぱいに含んで吹きかけました。
そんなことしてるうちに裸の男の人が現れました。
男の人は戦隊ヒーローのお面を被っていました。
女の人たちは男の人を床に寝かせると・・・。
「ほら、この人のチンチンを舐めるのよ」
なんてことを言うんです。
いくら5歳でも、普段の私ならチンチンを舐めるなんて、“汚い”“臭い”と思うはずなのに、タバコを吸って苦くなった口だからか、あまり抵抗がありませんでした。
女の人たちはカメラやライトを持って私の周りに集まり、「先っぽの裏側をペロペロしてあげて」とか「ほら、金玉をもみもみしてみてよ」などと声を掛けてくるんです。
やがて硬いチンチンの先から白いオシッコが吹き出してきました。
女の人たちは「わーっ!」と叫んで、「えらい、えらい!よくお口に出したね、最高よ!」と褒めてくれました。
その動画の続きは、別の日に撮ったものでした。
例によって顔にアニメキャラのお面を被った私が、赤いランドセルを背負わせてもらい、「なんだか小学生になったみたい!」と喜んでる場面から始まりました。
私のその声は、ジャズピアノの気怠い演奏に消されていました。
私はちゃぶ台の上で四つん這いになりました。
間もなく裸の男の人が現れました。
男の人は私のお尻の割れ目にチンチンを擦りつけ始めました。
お尻とチンチンとランドセルのアップが様々な角度から撮られていました。
やがてチンチンの先っぽが破れたかのように白い液が吹き上がりました。
液はランドセルにもいっぱい掛かって、赤い革に不透明な白い流れを残しました。
もちろん私は、それを撮影したときのことを覚えてます。
でも、お尻を擦られるのが気持ち良かったことしか記憶になく、動画を初めて観てすべてを知ったのです。
(あのときの男の人ってまだ中学生だったんじゃないの?だってチンチンの毛もほとんど生えてないし・・・)
その日の夜、私は息子と食事をしながら、ふと息子の顔を見つめていました。
「母さん、どうしたの?」
息子が気づいて声を掛けてきました。
「・・・うん、あなたも大きくなったなぁと思って」
私が言うと息子は、「母さんのおかげだもんね」と言ってくれました。
でも、私は別の目で息子を見つめていたのです。
あの動画を見た息子は、(幼い頃の私の裸でどんなオナニーをしたのかな?)と思いながら。