初めて投稿致します。
乱筆乱文をご容赦下さい。

私は38歳、夫も子供もいる普通の主婦です。
子供も大きくなり、2年前から1日に4時間のパート勤めをしております。
夫との性生活に特に不満があるわけではありませんが、パート先の若い男子アルバイトの彼と働くことが私の唯一の楽しみになっております。
PCMAX
年齢は親子ほど違いますが、楽しくお喋りしたり一緒にお昼を食べたりするのが楽しみなんです。
話題は学校のこと、家族のこと、好きな音楽のこと・・・お互いに正直に話しています。

昨年の8月、夫と子供には内緒で初めての2人だけのデートをしました。
その日は朝から日差しが強く、夫と子供が出かけた後に彼との初めてのデートの服に着替えました。
彼に私が年上だと意識させるのが可哀想だと思って、若い頃に着ていたピンクとグレイのチェック柄のノースリーブのワンピースで出かけました。

待ち合わせの場所には彼の方が先に来ていて、私を見ると少し驚いた顔をしていましたが、すぐににこやかな普段の顔になって手を振ってくれました。
2人で暑い日差しの中を歩き、10時から上映の映画館に入りました。
館内は冷房が効いて涼しく感じました。

映画は若者向けの恋愛映画でした。
上映が始まる前に小さな声で会話をしていましたが、上映が始まると2人ともスクリーンの方に顔を向けて黙っていました。
映画がラストシーンに近付いたところで若い男女のラブシーンとなり、私と彼はお互いにスクリーンと相手の顔を交互に見ていました。

私はスクリーンを見ながら、そっと彼の手を握って私の膝の上に乗せました。
彼の手がストッキングを穿いていない膝に熱く感じていました。
私は羞恥心を抑えながら彼の手の動きを待っていました。
でも・・・彼の手は動きませんでした。

私は軽く彼の手首を掴んで、そっとワンピースの裾の中に指が入るように引いて、彼の手を太腿で挟んであげました。
スクリーンでは若い男女のベッドシーンが始まり、深く唇を交差させながら抱き合っています。
冷房が効いている館内でしたが、太腿に挟んだ彼の手がじっとりと汗ばんでいるのが分かりました。

私は太腿を少しだけ開いて彼の手を抜き、そのままワンピースの上から私の胸に誘ってあげました。
彼が黙ったまま私の方に振り向いた時、私はそっと頷いて無言の意思表示をしました。
暗く静かな館内に響き渡る男女のラブシーンの声を聞きながら、服の上からとは言え、彼の手を自分の胸に誘ってしまったんです。
初めてのデートでこんなことをしてしまって、彼に淫らな女だと思われるのが嫌だったのですけど、スクリーンに映るラブシーンに感情移入してしまっていました。
でも、彼の手はそっと私の胸を包むようにしているだけで、それ以上は何もしようとはしませんでした。

(やっぱり彼は私のような年上の女性には性的欲求が起きないんだわ)

私は寂しい気持ちと、今さらながら自分のした行為に羞恥を覚えていました。
スクリーンは若い男女が愛し合った後、2人でシャワーを浴びているシーンに変わっていました。
私は彼の手を離して自分の膝に手を下ろしました。
ところが彼の手は私の胸を包むようにしたままだったんです。
あとはもう彼の意思に任せようと思い、彼の手をそのままにしてあげていました。

やがてスクリーンには『Fine』の文字が出て、映画の終わりを告げました。
彼の手が私の胸からそっと離れ、私は無言のまま彼の横顔を見つめていました。

「ごめんなさい、僕・・・」

彼は私の方に顔を向けながら小さな声で謝ってきたんです。

「いいのよ、私がいけなかったの・・・こんなおばさんなのに、私こそ謝らなきゃいけないわ・・・ごめんなさい」

私はまだ暗い館内で彼の目を見つめながら手を握ってしまっていました。

「でも、僕・・・」

彼は私の視線を逸らすようにして俯いて何も言わなくなってしまったんです。

「孝太君・・・もしかして・・・初めてだったの・・・」

私は彼の素振りから、もしかしたらと思って言ってしまったんです。

「・・・うん」

彼の消え入りそうな小さな声が聞こえてきました。

「ごめんなさい・・・私ったら・・・」

私は彼の純真さに、自分のした行為のことも忘れて、そっと彼の手を握り締めていました。
映画が終わり館内が明るくなって、私は周りの目を気にして彼の手を離してしまいました。

「お昼は何を食べる?どこか知ってるお店ある?」

私は明るくなった館内で彼に聞いていました。

「でも、僕はまだお腹が空いてなくて・・・」

俯いていた顔を上げて明るく答えてくれました。

「じゃ・・・ここを出てから少し歩きましょうね・・・いいでしょ?」

席を立ちながら私も明るく話し掛けていました。
館内の階段を下りながら、私は意識的に彼の腰に手をまわして密着していました。
通路を歩いている時に立ち止まり・・・。

「ごめんなさい・・・おトイレに行ってくるわ・・・待ってて」

私は彼にそう告げて急いでトイレに駆け込みました。
トイレの個室に入ってショーツを下げて、本当はおしっこではなく、服の上からですが、彼の手によって濡れてしまったあそこを拭きました。