40歳になった。
年齢のせいか、ここ数日、どうも身体が重い。
風邪気味なのだろうか。
先週、主人の上司の奥様とお電話してると・・・。

「美鈴さん、疲れてるの?」
「ええ、何かしら?身体が重くって」
PCMAX

「マッサージでも行ってスッキリしたら?良いお店知ってるから」
「あら、そうなんですか?」

奥様もマッサージでリラックスして頑張ってるのか。

(マッサージか、たまには気分転換でいいかな?)

お礼を言い、午後2時55分、紹介してもらったお店に向かった。
奥まった少し古いビルの7階にエレベーターで昇る。
どことなく東南アジアな感じの雰囲気。
落ち着いた内装と清潔な室内で何となくいい気分。
院長さんはちょっと太った中年紳士。

「こちらになります。どうぞ」

照明が少し落としてあり、高価な絵画やアジアンテイストの調度品がセンス良く配置されている。
スーツを脱いで、恥ずかしいけどパンティ1枚になり、用意されたタオルに身を包んでベッドの上に仰向けになる。

「しばらくそのままでお待ちください」

横になっていると、東南アジア風の雰囲気に熱い妄想が膨らんでしまう。
ずっと主人にされてない、逞しい粗野な男達に狂うほど・・・。

(いけないいけない、ここは主人の上司の奥様から紹介された普通のマッサージ店)

「どうかなさいましたか?」

急に聞こえてきた声にビクッと跳ね起きる。

「では、始めますね」

「はい」

「◯◯様ご紹介の大切なお客様ですから」

(奥様、いいお店を教えてくれた)

「ではうつ伏せになってください」

「はい」

うつ伏せになるとベッドのクッションが肌に伝わり、柔らかく身体の重みを吸収してくれる。
気持ちよくて寝てしまいそう。

(ん?)

背中にトロトロしたゼリーみたいなものを塗られる。

「当院開発のパックです、どうですか?」

「はい、とっても気持ちいいです」

パックが全身に塗られていく。

「あっ・・・」

途中から何本かの手が加わった。
若い男の人が2人。
生まれて初めての体験。
欲求不満だった身体が指の刺激に反応してしまう。

「あっ、うぅん」

いけない!
気持ちよすぎて、つい声が漏れてしまう。
それに、誰かの手が内腿を撫でている・・・。

「大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫です」

心地よい時間が過ぎていく。

(あっ、何?え?そんな!)

誰かの指が肉芽を擦った。
恥ずかしいけれど、性的な興奮が・・・。

(エステなのにいけない!)

同時に太腿の内側を刺激され、アナルの周りを触れられる。

(あぁ、困る・・・こんなの)

あまりの快感に声が出そうになる。
なぜか、恥ずかしいほど勃起した肉芽が執拗に刺激されている。
身体に電気が走る。
身体をよじって避けようとしても、誰もその刺激を止めようとしない。

「あふぅ、あぁ・・・」

もう必死で耐えていた。
こんな所で感じて、イッちゃうわけにはいかない。
しかし、そんな私をあざ笑うかのように刺激が加わる。
触れそうで触れない・・・、触れないと思うと強く触れ逃げていく・・・。
6本の手が私の全身を這っている。
唇を噛み締めてシーツを掴んで堪えていたけど、呆気なく我慢の限界を越えてしまった。

(イ、ク・・・)

一度大きく体が跳ねて細かく震えたのを覚えてる。
軽くイッてしまった。
その瞬間、指が止まった。
恥ずかしさのあまり顔を上げることが出来ない。

(イッたのを・・・知られた)

救いだったのは、その後も何事もなく施術が進んだこと。
でも、確実に痴態を見られてしまった。

「今度は仰向けになってください」

再び3人の手によって、気持ち良すぎる愛撫が始まった。
記憶のない時間が過ぎていく、再び昇天しそうになってくる。

(また、い、いけない・・・)

誰かが肉芽を執拗に軽く刺激している。

(誰?あ、気持ちいい・・・)

すっかりご無沙汰だった私の性感帯は久しぶりの刺激に喜びを覚え・・・。

「あっ!」

肉芽への刺激のどさくさに紛れて、指が1本、蜜が溢れた膣へ潜り込んだ。
たまらず声を漏らしてしまう。

「だ、だめっ・・・」

指がおまんこの中を激しく動く。

「い、いやっ!・・・」

とうとう2度目の昇天。
後ろめたくもあり、何も言えなくなってしまう。
すると、スタッフがゴソゴソと何かを取り出した。
全身に冷たい液体が塗られる。
乳房に、時に乳首を摘まれ、耳からうなじ、脇、内腿から股間に複数の手が虫のように這い回る。
羞恥に身を任せて震えていると、絶妙のタイミングで指が蜜を掻き分けおまんこに押し入って、淫壁を憎い動きで掻き回す。

「い、いやっ・・・」

「もっと感じていいですよ」

もう余裕がない。

「あぁ、また、イキそぉ・・・」

「いいですよ。気持ちを楽に・・・」

「い、やっ、イ・・・ク・・・」

叫びも虚しく、私は2度の昇天を迎えてしまった。
今も思い出して、1人弄っています。