練習後に筋肉のクールダウンをするためや、大切な試合に備えてチームメイトのマッサージをすることは練習と同じくらい大切です。
やり方も先輩から習います。
で、人数が少ないから、必要に応じて男子が女子を、女子が男子をマッサージすることもあります。
もちろん年頃なのでお互いに変な気持ちになってしまうのですが、そこで「恥ずかしい」とか「エロい」などと誰かが発言してしまうと、学校や保護者の間で問題になって男女間のマッサージができなくなり、つまりは練習に支障をきたすことになるので、陸上部に伝わる暗黙の了解として、男女間のマッサージは部員の間では当然のこととなっているのです。
もちろん、思春期の男女でこんなのはマズいよなという後ろめたさがあるので、他の部活の生徒や顧問に目立たないように部室でします。
最初に僕が寝そべってマッサージをしてもらい、その後に美穂がベンチにうつ伏せになり、美穂のふくらはぎや太ももを両手でチョップするような感じでマッサージを施していました。
陸上のユニフォーム姿の美穂の細くて締まった身体の後ろ側を僕はジロジロと見ながら、マッサージに合わせて揺れる小さなお尻を見ていました。
美穂はうつ伏せになって寝そべっています。
マッサージの最中、僕のちんこは大きくなってしまい、前を向いたまま勃起してしまうとテント状態になってしまうので、さりげなくユニホームの上からちんこのポジションが横向きになるように直しました。
それに美穂は気づいたようでした。
「ねえ?」と僕に声を掛けてきて、「これって、どう思う?やっぱり、うちらだけなんか変だよね」と話し掛けてきました。
美穂が言わんとしているのはもちろん、男が女をマッサージしていることです。
「ま、まあな」と僕は曖昧な返事をしました。
ここで、「女子に触れられて嬉しい」なんて、たとえ本音だとしても口が裂けても言えません。
「でも、やっぱりエロい気分にはなるでしょ?」
美穂に聞かれて僕は、「全然!」と強がりました。
美穂はからかうつもりだったのか、自分の身体が求めたのか分かりませんが、「もっと上までしていいよ」と言ってきました。
僕は緊張しながら、これまで気を使って太ももの下3分の1までにしておいたマッサージを上に進めていきました。
筋肉質だった美穂の脚が、お尻に近づくにしたがって柔らかさを感じるようになっていきました。
「もっと上」
「もっと上もいいよ」
そう指示され、ついに僕は美穂のお尻を触ってしまいました。
「も、揉んでもいい?」
僕はマッサージのメニューにはない提案をしてしまいました。
「いいよ」と美穂が言い、僕は初めて女子のお尻を手で掴んでしまいました。
美穂のお尻は鍛えているので締まっています。
それでもつるつるしたユニホーム越しに女子のお尻の柔らかい感触が伝わってきます。
僕のちんこは完全に勃起してしまいました。
たぶん、いえ、とっくに美穂にはバレているのですが、必死に何度もポジションを直しました。
美穂は僕の股間を見ながら、「やっぱり女のお尻を触ると大きくなるんだね」と感心したように指摘してきました。
でも起き上がると、「だけど、これ以上はダメ!」と僕の手をどけてマッサージを終了してしまいました。
僕はなぜか、「ごめん」としょげてしまいました。
すると美穂は、「私もなんか男子に触られると、その、あそこが変な感じになって、私だけ変なのかと思ったからなんだか安心した」と、妙に清々しい顔をして言いました。
美穂が「あそこが」と発言した時に、自分で股間の辺りをもじもじするのを僕は目撃しました。
そのせいで僕は、ある欲求を止められなくなってしまいました。
僕の方から、「なあ、見せっこしない?」と無茶な提案をしたのです。
美穂は、「え!?」と驚いた顔で目を見開きました。
僕は照れ隠しと混乱で早口になり・・・。
「いや、その、マッサージで変な気持ちになって、お互い気になるじゃん。男と女がどうなってるのか?は1人っ子だから女のあそこって見たことないし、お前も確か1人っ子だから、まあ、お父さんのとかは見たことあるかもしれないけど・・・」
そんなことを捲し立てました。
僕はもうちょっとで、「ウソだよ~~ん、なに真に受けちゃってるの?ばかじゃん?」と美穂に言ってそのまま逃げ帰るつもりでした。
しかし美穂の返事は、「いいよ。でも内緒だよ」でした。
びっくりしました。
「女のあそこって結構気持ち悪いよ」
「大丈夫だよ。男もだから」
「鍵、するよ」
「うん、ちょっとだけだから」
「着替えの時に見えちゃったって言えばいいよね?」
「そうだな」
無茶な内容でお互い納得しました。
「せーので脱ぐよ」
「短パンだけ?下着も?」
「じゃあ全部一気に」
「10秒だけだからね」
「せーの」で僕たちは本当に陸上ユニフォームの短パンと下着を脱ぎました。
美穂のふさふさした濃い陰毛がちょっと見えたところで一瞬、美穂は躊躇しました。
僕は一気に膝まで下ろして、ビンビンに勃起してしまっていたちんこを見せつけるようにしました。
僕のちんこが丸出しになったのを見て、美穂も覚悟を決めて、僕と同じ膝の位置まで脱いでくれました。
恥ずかしながら僕の第一印象は、(本当に女の体にはちんこがないんだ)でした。
短パンと一緒に白っぽい下着も膝のところにあります。
無言で美穂が僕のちんこをまじまじと見てきました。
僕は美穂の方にすり足で1歩近づきました。
立っている美穂を上から見下ろす形になるので、濃い陰毛の下側になんとなく何かがあるなくらいしか見えません。
なので僕は屈んで美穂のあそこを覗くようにしました。
反射的に美穂はさっと股間を隠す素振りをしましたが、その後でゆっくりと見せてくれました。
お互いに恥ずかしいんだけど、異性に見せつける一種の得意げな感情を持っていました。
「見た?」
「まだ」
「見たでしょ?」
「まだだって」
とっくに10秒を過ぎていても、僕はまじまじと美穂のあそこを直視しました。
陰毛が自分より濃いこと、ただ穴が開いてるだけだと思っていた女性器が意外と主張のある器官だったことがわかりました。
でも、お互いに触ってないので、さすがに中までは見ていません。
自然と自分のちんこを握って擦り始めてしまいそうになるのと、思わず手を伸ばして美穂のあそこに触れてしまいそうになるのを必死で我慢しました。
「もう終わり!」
そう美穂が言って、さっと短パンを上げてしまったので僕も同じようにしました。
お互い股間が疼いて限界なのに、それ以上手を出さなかったのはすごいと思います。
僕たちは敢えて客観的に・・・。
「いや~すごいな~、初めて見た」
「あんた、毛が薄いね~」
「俺達すごくね?」
「まだみんな見たことないよね?」
「絶対内緒だからね!」
「マジラッキー、ありがとな」
などと会話をして、その後はさっさと逃げるように帰宅しました。
帰宅途中、公園の公衆トイレでさっき見たことを反芻しながらオナニーしました。
そこまで衝撃的なことをしておきながら、僕が本当に童貞喪失したのは20歳を超えてからです。
しかも、その経験をしてから僕は美穂を見るたびに美穂のあそこしか思い浮かべられなくなってしまい、辛いのでわざと避けるようになってしまい、マッサージも美穂だけでなく他の女子とするのも避けるようになってしまいました。
今にして思えば、そこまで大胆なことをしたんだから、その場でも後日でも美穂と初体験しちゃったほうがすっきりしたんじゃないかと。
でも、当時はできなかったんですよね~。