かなり昔、とある山間の温泉宿の露天風呂に入っていた時のこと。
目の悪いおじいさんの付き添いで、孫娘らしき少女がスクール水着で入ってきた。
少女は中1くらいだろうか、髪をポニーテールにまとめて、とても清楚な顔立ちだった。
少女は周囲の目を気にすることもなくおじいさんに付き添い、きびきびと接してしていた。
今どき、こんなにも献身的な女の子がいるのかと驚くとともに、素直に偉いなあと思った。
どんな家族関係なのか気になったが、声をかける勇気はなかった。
PCMAX

しかし、つい少女の体へと視線が向いてしまう。
俺は駄目な人間だ。
少女が真面目な態度であればあるほど惹かれてしまった。
膨らみ始めた可愛いバストにどうしても目が行ってしまう。
スクール水着は濡れていると体に密着するのでお尻の形などがはっきりとわかった。

少女はおじいさんの背中を流し、再び一緒に露天風呂に入り、軽く湯を浴びて出ていった。
俺もそろそろ上がろうと湯を掛けて体を拭いた。
少女の後を追ったと言われれば否定はしないが、なんとなく気になって、という苦しい言い訳を許して欲しい。
脱衣所でおじいさんは体を拭き、少女から衣類の置いてある場所に導かれて浴衣姿になった。

少女はどうするのだろう?
このまま濡れた水着で出て行くのだろうか?

少女はおじいさんを長椅子に腰掛けさせると、「トイレで着替えてくるから待っていて」と告げた。
少女はバスタオルや衣類などが入った袋を持って脇のトイレに入った。
俺はその手際の良さに感心した。

俺が浴衣に着替え終わったとき、おじいさんがバランスを崩して、つまずくように倒れる寸前だった。
ずっと見ていたわけではないので、なぜ立ち上がろうとしたのか、何をしようとしたのかはわからない。
俺はとっさに、「危ない!」と叫んでしまった。
おじいさんも、「あーっ」と声を上げた。

すると少女が全裸でトイレから飛び出してきた。
俺はとっさにおじいさんの上体を支えたので、おじいさんは膝を軽く打った程度で済んだ。
おじいさんは俺と少女に、「すまんすまん、ちょっと・・・」と言っていたが意味はよく判らなかった。

そのときの俺に、少女の体を見るなという方が酷だ。
バスタオルは持っていたが巻く余裕などはなかったのだろう。
真っ白な肌、膨らみ始めたおっぱい。
少女特有のつんと突き出た乳輪がピンク色に染まっている。
スリットの上には薄っすらとヘアが生えていた。

おじいさんを挟んで、少女とは至近距離で接していた。
とっさのことでお互い不自然な格好になっている。
少女も慌てて駆け寄ってきたので、しゃがみ込むような姿勢で膝が曲がっている。
ほんの一瞬だったが、少女の割れ目が少し開き気味になって、芽のような可愛い突起が見えていた。

俺と少女で再びおじいさんを長椅子に座らせた。
少女はそれまで自分の胸の辺りを押さえていたバスタオルを取ると、おじいさんの膝元に置いた。
そして正面を向くと澄んだ瞳で俺を見つめ、いわゆる気を付けの姿勢で、「どうもありがとうございました」と深々とお辞儀をした。
普通ならバスタオルで前を隠したままお礼を言われてもおかしくない。
全裸できりっとした姿はあまりにも眩しかった。
俺は少女と合わせたを目を下に向けることができなかった。

それから少女はトイレから衣類を持ってきてその場で着替えた。
おじいさんが心配だったのだろう。
着替えといってもパンツを穿き、スポーツブラを着け、浴衣を羽織るだけだ。
俺はぼんやりと少女を眺めていた。

ぷるんと小さく揺れているおっぱい。
乳輪が盛り上がった乳首の先も小刻みに揺れている。
思春期特有の体のラインが初々しく、恥丘を裂くようなざっりとした割れ目と淡いヘアがあまりにも可憐だった。
エッチ目線と言われればそれまでだが、何か女性の裸像彫刻を眺めているような感覚だった。

俺は思わず、「君は偉いなあ、とても礼儀正しくて感心した」と褒めた。

少女は目を伏せて少し顔を赤らめていたが、恥ずかしそうな表情をそのとき初めて見せた。
しばらくして少女は俺に軽く会釈しておじいさんを支えて出ていった。

全く邪心を感じさせない少女だった。
恥ずかしがることもなくおじいさんを介護していた少女。
本当はすごく恥ずかしかったのではないか。
それを表に出さない少女の健気さに、俺は感動すら覚えた。

一方で、男としての理性を抑えられなかった興味本位の自分に罪悪感を感じた。
もしかすると少女は恥ずかしくて水着を着用したのではなく、むしろ男性入浴客への配慮のためだったのではないだろうか。
本人はおじいさんを手助けするためなら裸もいとわず平気だったような気もした。
好奇な目で見られることも覚悟の上で献身的に振る舞った少女の純粋さには頭が下がる。

複雑な気分のまま寝付かれず、俺は早朝の露天風呂に入った。
期待していたわけではないが、少女と老人は現れなかった。
そんな奇跡のような偶然が続くはずもない。
朝の陽光の中で静かに時間だけが流れて、昨日の出来事がまるで幻のように思えた。