いい感じで夜中になり、私は眠気がピークになり、知らず知らず寝てしまいました。
何時かわかりませんが、ふと目が覚めた時、電気は消してあり真っ暗でした。
横を見ると彩ちゃんが寝てました。
(淳達は?)
そう思った時、何か話声が聞こえ、まだ起きてたんだと思って話に耳を傾けると・・・。
「いい人だとは思うけど、まだ2回しか会ってないし」
「◯◯(私)、好きになったらしいよ」
私は、ドキドキしながら聞いてました。
「・・・」
「タイプ?」
「タイプかな!やさしそうだし」
(やった!)
そして少し沈黙があって・・・。
「駄目だって・・・いや・・・だっ・・・」
私は突然のことに、何が起きたのか判りませんでした。
「美奈ちゃんの柔らかいね」
「んっ、や・・・やめよう?」
「あんまり声出したらみんな起きるよ」
ザザッと音がして・・・。
「んーんっ・・・んはっ・・・」
そして何かで口を塞がれているような声が聞こえてきました。
私は寝返りを打ち、そしてゆっくりと薄目を開けると、淳が私を気にするように見ていて、美奈ちゃんは唇に手をやり、下を向いてました。
少しすると・・・。
「ほら、静かにしないとみんな起きるよ」
淳はそう言って美奈ちゃんの肩に手をやると、そのまま押し倒しました。
私は泣きそうになり、すぐにでもその場から逃げ出したかったのですが、体が動きませんでした。
淳はトレーナーの下から美奈ちゃんの胸を揉みました。
「あっ・・・んっ・・・」
「美奈ちゃんの乳首、立ってるよ・・・感じやすいんだね」
そしてトレーナーを捲りあげて、胸に顔を埋めました。
「んっ、あっ・・・あん・・・」
チュ、チュと時折聞こえる乳首を吸う音。
「気持ちいい?」
「そ、そんなことない・・・」
淳が短パンの隙間から手を入れました。
「そっちはダメ」
淳は無言のまま短パンを脱がし、美奈ちゃんのアソコに指を入れ、ゆっくりと動かし始めました。
「いや・・・あっ!」
美奈ちゃんは必死に声を出すまいと堪えているようでした。
「こんなに濡らして、ホントは美奈ちゃんエッチ好きなんだね」
「や、やだ・・・」
静かな部屋に、グチュグチュといやらしい音が鳴り響きます。
「んっ、あっあっ、あん・・・」
「美奈ちゃん、気持ちいい?」
「あっ・・・い、いい・・・」
その声を聞いて淳は焦らすように動きを止めました。
「イカせて欲しい?」
「・・・うん」
淳は美奈ちゃんを起こすと、静かに部屋から出てトイレへ入って行きました。
そしてガサガサという音がしたあと、パンパン!という音が聞こえてきました。
居た堪れなくなった私は帰ろうと思い、トイレの前まで来た時・・・。
「あっ、あん・・・あん」
「美奈ちゃんってスケベな女なんだな」
「ち・・・違う」
「こんなにいい体してて、アイツなんかには勿体無いよ」
「あん、あっ、あん・・・」
「俺のセフレにしてやるからな」
私は静かに玄関から出ました。
もしもあの時、淳が手を出さなかったら・・・。
私は美奈ちゃんと付き合ってたんだろうか?
未だに心に引っ掛かったままです。