僕はブランデーを数的垂らした紅茶を飲んだだけで全身が真っ赤になるほど酒に弱かったので、一口も飲みませんでした。
「後で露天風呂行こうって言ったのに、これじゃダメじゃん!」
部屋まで行く途中、彼が気持ち悪いと言い出し、近くのトイレに駆け込みました。
僕がトイレの前の廊下で待ってると、先ほどの食事の時に斜向かいにいた、1人旅らしい30歳前後の奥様風の女性が通りかかりました。
彼女は長い廊下の後ろから我々の様子がわかったのでしょう。
「お友達、大丈夫?」と声を掛けられました。
彼女も飲んでいるのかほんのり顔が赤くて色っぽかったので、僕は上がってしまい、うまく受け答えできないでいると・・・。
「せっかく温泉来たんだから、1人でも露天風呂に行ったほうがいいわよ。お食事の今頃は空いてて気持ちがいいわよ。あっ、それと、ここの露天風呂って男女別になってるけど、一番奥の岩の向こうは塀は上だけで水面下がツウツウなの!私はこの足で露天風呂よ」
そうこうするうちに友人がトイレから出てきて、「もう寝る」と言い出す始末。
友人を寝かしつけると僕はすぐに露天風呂に向かいました。
さっきの女性が言ってた通り男湯には誰もいないようで脱衣カゴはすべて空でした。
露天風呂の中央には大きな岩山のようなものがあり、そこを中心に壁があり、男湯と女湯を隔てていました。
壁越しにかけ湯をする音が聞こえてきます。
(さっきの女性だろうか・・・?)
心躍らせ、湯船に向かうときに足を滑らせ転びそうになり、思わず大きな声を上げてしまいました。
すると壁越しに女の人が、「大丈夫ですかあ?」と。
声の主は、やはり先ほど廊下で会った女性でした。
「あら、さっきの学生さん?」
「はい、そうです!」
「ね、私の言ったとおり空いてるでしょ!」
「そ、そうですね」
「よかったら岩の後ろの奥まったほうへ来ませんか?ゆっくりお話しましょ」
「い、行きます。すぐ行きます」
そのあとは、もう女性の言うがまま魔法にかかったように逆らえず、僕は壁の下のツウツウになったところから腰まで下半身を女湯の方に伸ばしました。
すると半立ちのペニスに、その女性が自分の性器を押し付けるように乗せてきます。
あっという間に僕は完全勃起状態になり、女性の膣に飲み込まれました。
女性は水中で体を上下させながら壁越しにいやらしいことをいっぱい言ってきました。
「も、もうだめだ。我慢できない。出ちゃいそう!!」
「若いから大丈夫よ、一度、出しちゃって!我慢なんかしないで思いっきり出しちゃって!」
その声を聴いた瞬間、僕のペニスは快感を抑えきれなくなり、根元から突き上げてくる精液を女性の中に噴出させてしまいました。
上半身は壁越し、下半身のみの結合での初体験となりました。
水中であれよあれよという間に合体されてしまい、なにがなんだか分からないまましばし呆然としてると、いつの間にか女性は離れ、塀越しに言いました。
「続きがしたかったら、よーく洗って、出たら休憩所ところで待ってて」
僕は露天風呂から出て休憩所で待ちました。
すぐにその女の人は出てきました。
そして、女の人の部屋に一緒に入りました。
浴衣を着たまま抱き締められ、唇に唇を押し当てられ、口の中に舌を入れられました。
どうしていいか分からないので、僕は夢中で舌で応戦しました。
上あごを舐められ、くすぐったさと妙な快感が全身を走り、勃起しました。
女の人は僕の浴衣を脱がしました。
僕も負けずに浴衣に手をかけて帯紐を外しました。
女の人は浴衣の下に何も着てませんでした。
僕はブリーフを穿いてましたが、下ろされました。
勃起したペニスは女の人の太ももに挟まれました。
しっかり挟まれてから、ようやく唇を離しました。
「あら、一度出してるのにもうこんなになっちゃってる!若いってすごいわ!」
僕は初めてだったと告白しました。
「さっきみたいな中途半端な童貞卒業じゃ嫌でしょ?私でよければ、ちゃんと卒業させてあげるけど、どうする?」
もちろん嫌なわけがなく、彼女をしっかり抱き締めて、「お願いします!」って答えたような気がします。
ベッドに倒れこむように横になりました。
挟まれてたペニスが解放され、女の人の足が器用に僕のブリーフを取り去りました。
僕はいきり立ったペニスをめくらめっぽう女の人の股間に突き立てて入れようとしました。
「焦らないで、私に任せてて・・・」
そう言うと女の人は僕のペニスを手で握りました。
そしてゆっくり、女の神秘の割れ目をなぞるように動かしました。
「どお?気持ちいい?ヌルヌルしてるのわかる?もう少し濡れてきたらOKよ。ゆっくり、私の動きに合わせてね」
もうそのあとは無我夢中でした。
「そ、そこよ!」と言われたとき、女の人のお尻が持ち上がり、ペニスの先端がツルッと何かに包まれた感じがして、僕も体を押し付けました。
女の人が両手を僕の腰に添えて上下に動くように誘いました。
それに合わせて上下するとどんどん気持ちよくなっていき、漏れそうな感覚が襲ってきました。
僕は女の人を抱き締めました。
女の人は僕のお尻を押さえるみたいにして、ペニスが抜けないようにしっかり抱え込んでるようでした。
僕は無我夢中で腰を振り、一気に昇り詰めました。
あの時のセックスが未だに忘れらず、毎日のようにオナニーしています。