「見りゃ分かるわよ。自分の部屋で寝なさいよ」
「ごめんごめん、疲れてるからついウトウトしちゃった」
「何、私のベッドで『テル姉ちゃあ~ん』とか?うっわキモ!」
「キモって言うなよ」
「帰るの明日でいいんでしょ?ご飯食べた?晩酌しよう」
従姉は食べ物を用意し、「よし!夕べの反省会」と部屋飲みを始めた。
俺は従姉の裸を見たのがいかにショッキングだったか、従姉のオッパイがいかに俺の理想のオッパイだったか、従姉のセックスを見てどれだけ興奮したかを熱烈に語った。
そして従姉がイクときの顔マネをして「こんな表情だったよ」とか、従姉の喘ぎ声がどんなだったかを茶化しながらしゃべった。
従姉は、「せっかくテル君が見てるからと思ってお行儀よくしてたのに、見ずにぐーぐー寝てるとか本当に信じらんない」とか「いつもイクわけじゃないけど、夕べは“聞かれてる、覗かれてる”と思ったら興奮して結構激しくイッた」などと、いつにも増してエロトーク炸裂だった。
正直、自分が熱弁を振るっていたときからチンコはガチガチになってたので、そわそわ座り方を変えていたら従姉が気づき、「何、ムラムラしちゃった?」といたずらっぽく聞いてきた。
「実はそう。ほら」と股間を指差すと、「やだー!襲ってこないでよ」と身体を引かれた。
俺は直感的にそれがダチョウ倶楽部の「押すなよ!絶対押すなよ!」ではなくて、やんわりと釘を刺すつもりで言ったのだと分かった。
たぶん、「どうしてもお願い!」と強く押せばセックスできるだろうと思ったけど、その後、微妙な空気になりそうな気がしたので諦め、「うん、ちょっとトイレで出してきていい?5分くらいで戻る」とトイレに立った。
トイレのドアを閉め、チンコ握ったそのときにノックされた。
「ちょっとちょっと、テル君ちょっと待って」
「だーいじょうぶだよ、こぼさないから」
「いやいや、そうじゃなくて。ちょっと戻ってきて」
部屋に戻ると従姉は正座して、「出すとこ見たい!」と言ってきた。
当然イヤだと断るも・・・。
「私のセックスは見たのに自分のは見せられない?」
「じゃあ口でして、ねえお願い」
「バカね。それじゃ出るとこ見られないじゃん」
「じゃあ手で、手ならいいでしょ」
「うーん・・・テル君が自分でやって。ね、お願い」
完全な酔っ払いなので、とっとと出して終わろうと諦めた。
ジャージを脱いでチンコをウェットティッシュで拭き、ベッドの縁に腰掛けた。
従姉は足を広げた俺の真ん前に正座してチンコを凝視していた。
(ちょっと腰を突き出せば口に届くのに)
そう思いながら左手でチンコを掴み、右手は従姉の肩の上に置いた。
従姉はその手の上に自分の手を重ねてくれて、なおも凝視している。
時々ちらっと俺を見上げてニコッと笑う。
可愛い。
十分興奮してたので、2分も擦ってるとチンコの先がぞわぞわしだした。
「もうすぐ出そう」
そう言いながらティッシュを手に取りチンコに添えてしごいていると・・・。
「ちょっと!見えないよ。ティッシュ邪魔邪魔」
「え、だって飛ぶよ。カーペットにもこぼれちゃう」
「うーん、じゃあここに出しなさい。ほら」
従姉は自分のTシャツの裾をびろーんと広げ、ここに出せという。
あまりにも色気がないので意を決して、「お願い、テル姉、オッパイに出させて」と頼んでみた。
従姉は渋っていたが、「もう出るよ、早く早く」と急かすとTシャツを脱いでくれた。
従姉が後ろ手でブラのホックを外すと、ブラがはらりと落ちて、昨日見たあの理想のオッパイが現れた。
白くてすべすのべぷにぷにで、薄い乳輪の色、小さな乳首。
薄っすらと産毛が生えているようにも見える。
「触ってもいいよね?」
返事を聞かずに肩に置いてた手で従姉のオッパイを撫でる。
従姉は片目を瞑り、くすぐったがるように「やん・・・」と言いながら肩をすくめた。
同時に乳首がきゅっと収縮して硬くなる。
その表情でもう我慢ができなくなり、一気にぞわぞわが高まった。
両手を従姉の肩に置き、「出るっ」と言い、自然に射精するに任せた。
チンコは上下にビクンビクンと揺れながら、一発目のパルスで従姉のアゴ辺りに精子を飛ばした。
その後も脈動するけど、手を使ってないので勢いは弱く、チンコに添ってだらーんと精子が垂れた。
出し切れていない感じがして気持ちが悪かったので、苦しそうな表情で従姉に言った。
「テル姉ゴメン、握って!」
「え、え?握るの?」
「残ってるみたいで苦しい!お願い早く!」
「こう?(むぎゅ)うわ、ベトベトしてる。あっつい!ビクビクしてる!!」
「もっときつくお願い!力いっぱい」
「うーん、こう?(ぎゅうううう・・・)」
「そうそう!それで絞るように縦にしごいて」
「よいしょ、よいしょ、よいしょ、(ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ)」
「ああ・・・そうそう気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい」
突然射精した。
といっても汁はほとんど飛ばず、尿道が収縮しチンコがびくんびくんと大きく律動しただけだったけど。
「うわー!何これ?何これぇ?すごい動いてる!生き物みたい!」
「テル姉、もういい。もうやめて。イッたから。やめてお願い、死ぬ死ぬ」
従姉は、はっと手を離し、自分の手とチンコを交互に見ていた。
俺は力なくベッドからずり落ち、従姉の前にへなへなとしゃがみ込んだ。
「ゴメン、かかった」
「大丈夫大丈夫」
「見えた?」
「うん見た見た。マンガとかと同じでビックリしちゃった」
「そう、それはよかった」
「しばらく夢に出て来そうよ。あはは」
「夢じゃなくてセックスのたびに思い出してよ」
「ちょっとやめてよ!その度にテル君を思い出して我に返っちゃうじゃない!」
「昨日は俺を意識して燃えたくせに」
「もう!バカね!私、これ流してくるね」
「うん」
本音を言えば、その晩ベッドに誘われるかなと思ったけど、そんなことはなく・・・。
翌朝、「じゃあ次の出張のときにね」「ばいばーい」と軽く別れた。
出来なかったのは残念だったが、裸も見たしオッパイも揉んだし贅沢は言えない。
なにより仲良しのイトコ同士のままでいられるので良しとしようと思った。
<続く>