俺は隅の方の人のいないところにいたが、こっちの方に2人が来た。
他から見えない席だと思って触りまくるおっさん。
(あああ、このままやられちゃうんだろうな)
今思えばヤった後だったのかも知れないが・・・。
女は嫌がってるが酔っていて力が入らない。
さらに触りまくるおっさん。
俺と目が合うと、『なんだ、小僧』ってな感じで睨みつけてくる。
そんなことを10分くらいしてると、突然おっさんの携帯がうるさく鳴った。
店は『ケータイ使用は外で』となってるので仕方なくおっさんが外に出た。
2、3分してもおっさんは戻らない。
すると突然、女が起きて俺に声を掛けた。
「おお、久しぶりぃ」
声もかなり酔ってる。
「あ、どうも」
ここでおっさんが帰ってきたら面倒だなぁと思い、軽く受け流す。
「どうよ、今から別の店に行かない?」
「えっ?でも連れの人は?」
ここでおっさんが帰るとかなりヤバい。
「あんなケチ、いいんだって」
(さあ!どうする!俺!?)
俺も結構飲んでたが、出来るだけ冷静に考える。
そんなに美人じゃないが、酔ってしなだれてちょっと色っぽいな。
この店は常連じゃないし、正体は知れてないから、最悪来なきゃいいか。
見た目はそんなに怖そうなおっさんじゃなさそうだが・・・でもヤクザのお偉いさんはフツーに見えるって言うし・・・。
メリット、デメリット、考えつく全てのことを計算し、俺の高まったディルドと秤にかける。
自慢じゃないが、計算はよく間違える。
「ほんとに連れの人はいいの?」
俺の弱気が保険を求めてる。
「いいんだって、マスター!帰ります!」
と、女が俺の腕を取る!
(いいのか!俺!?)
腕を取られた時に女のおっぱいに肘が当たる。
これで俺のディルドが不安を一気に上回った。
「じゃ、マスター、僕も」と、ポケットから財布を出そうとする。
「いいって、ハイ」と、女がバックから直に1万円札を出してテーブルに置く。
財布じゃないのってどうなんだ?
「おつりは今度でいいから」と出口に向かう。
女も焦ってるようだ。
「はいはい、じゃまた今度~。ありがとう」と、店主も慣れた様子。
2、3回しかこの店に来てないが、マスターはよさそうな人だった。
その人が止めないからまあ良いんだろうと、無理に納得する。
でも、店の外におっさんがいたら、どうする?
店のドアを開けたが、おっさんはいなかった。
「じゃ、コレ乗って」
車を指差す女。
車は普通の国産車。
ジャガーや黒塗りベンツじゃなくて良かった。
今ほど飲酒運転が厳しくなかったとはいえ、ヘベレケの酔っ払いの運転はさすがに危ない。
「運転できるの?タクシー乗ったら?」
もちろん、車じゃ見つけられたら大変だという心配もある。
「そうだねぇ。じゃ、キー預けてくるよ」と店に戻る女。
おいおい、ここでおっさん戻ってきたらどうすんだよ。
周りを見渡しておっさんが来ないか、とにかく探す。
すぐに女は戻ってきた。
「じゃ行こうか。歩いていける所だから」
途中でおっさんに会ったらどうすんだ!?
ヘベレケ女はまともに歩けない。
タダでさえ目立ちたくないのに、これじゃ探されたらすぐに分かる。
しかも、女の馴染みの店ならおっさんも探しに来るんじゃないか?
女を支えながら、周りに注意しながら、店をどうするか考える。
いや、焦ってるだけで、アイデアは出ない。
さらに焦る。
「お腹減ってない?」
ああ、なんでここでこのセリフ?
「飲んでばっかりだったから、結構お腹空いてる」
「ラーメンどう?焼き鳥とかならつまめるでしょ」
「それいいね」
よし!ここから離れた店に連れてけば大丈夫。
しかも、そこにはちょっとした罠もある・・・。
「ちょっとあるからタクシー乗るよ」
ちょうど来たタクシーに手を上げる。
とにかく乗ってしまえばこっちのもの。
ドアがバタンと閉まってようやく安心した。
女が俺にもたれてくる。
酒とタバコと女臭さが混じった匂い。
(ああああたまらん!)
1000円くらいで店に着いた。
ここはラーメン屋だが、摘みや酒もかなり充実してる。
「もうビールじゃなくて良いよね。じゃあジン2杯とまず餃子とチャーシュー」
コレが結構合う。
しかもジンはショット。
「カンパーイ」で一気に飲み干す。
「効く~」
女もかなり復活してきたようだ。
さて、どうやって攻めようか。
俺にもかなり余裕が出てきた。
摘みを3、4品。
きついハードリカーを2杯。
その間に女から話を聞き出す。
「連れの人、よかったの?」
「いいのいいの、あんなの。金払い悪いし」
聞くと女は営業で、おっさんは取引先の専務。
打ち合わせ兼接待で最初は6、7人いたのがだんだん数が減って2人になったらしい。
いや、車の鍵を店に置いてきたり、あの感じじゃそれだけじゃないんだろうけど・・・。
30分くらい経った。
来た摘みは半分も手をつけてない。
女は泥酔。
午前1時。
「眠いからもう帰る~」と女。
確かにラブホ代は浮くし、女の部屋で無茶苦茶するのも燃えるが、そこにはおっさんと鉢合わせの可能性もある。
実はあの店を選んだのは、一本裏がラブホ街だからだ。
ふらつく女を支えながら歩いて、なんとか3軒目で空室があった。
ドアを開け、ベッドになだれ込む俺と女。
だが、ちょっと俺は冷静になってしまった。
酔った勢いで女とヤったことはあるが、合意のないままに連れ込んだのは初めてだ。
ヘタすりゃレイプでタイホだ。
最初に会った店に行かなきゃ誤魔化せる、なんてもんでもないだろう。
なにせ同じ市内に住んでるんだから。
とりあえずテレビを点ける俺。
「ああっ~!」
いきなりエロビが大音量で流れた。
そうか、CATVでずっとやってんだ。
音を小さくしてしばし鑑賞。
エロい女優だな~。
そうこうしてるうちに思った。
(とりあえず、強く拒否されるとこまでしようか?)
まずは女のカーディガンを脱がせた。
抵抗ゼロ、というか力抜けてると重い。
時々「うぅ~っぷ」とか言うので、吐くのかと心配したりして。
ブラウスの隙間から胸がブラがチラチラ見える。
結構いい乳してる。
あんまり無抵抗&無協力でもかえって疲れると思い、ヤれてもヤれなくても起こすことを決意。
しかし、冷蔵庫からポカリを出して飲ませるが、上手く飲まない。
(あ、こういうときはコレだ)
まず俺が口に含んでそれを口移し。
意外にすんなりと飲んだ。
もう1口。
これもすんなり。
もう1口、で、ついでに舌をチロっと出す。
女もそれに反応してチラっと舌を絡めてきた。
これならいけるかと、そのまま静かにベッドに寝かせる。
マッパにするのもいいが、なんかそれだと拒否られそうな気がして、ブラウスのボタンを外しにかかる。
ブラが丸出し。
乳も出てるが、腹もそれなり。
ま、でも俺はぽっちゃり好きだから嬉しい。
次はパンスト。
巻き取るように脱がすといいと聞いたが、それをここで実践するとは。
おお、ホントにその通りだ。
肌蹴たブラウス、生足、スカートからパンチラ。
裸よりもエロい!
とりあえずブラをずらそうと背中に手を入れるが、ホックが無い!
フロントだと気が付くまで随分悩んだが、外すと年齢の割りにプルンとしたおっぱいが出てきた。
そこでなんかスイッチが入ってしまった。
今までの刺激のせいか、乳首は半立ち。
最初は優しくチロチロと。
立ってきたらだんだんと強い刺激に。
口で片乳、左手でもう片乳。
そして右手は下の方へ。
汗なのか何なのか、すでにウェット。
まずは布の上から軽く刺激。
湿ってきたらグリグリと。
最初は嫌がる素振りもあったが、それは眠いから鬱陶しがられてると思い込み続けていると、時々「あ、あんんんん」なんて声が聞こえてくる。
腕も時々俺の頭を撫でる感じになったりで・・・。
(これならいける!)
下の布の中に手を入れ、右手の甲の辺りで押し下げた。
全裸でないが、ブラなし、パンツなし。
うおー、エロい~。
クンニしようかとも思ったが、俺はシャワー前に出来るほどの豪者じゃない。
しかも相手は知らない女だ。
まずは右手で刺激。
だんだんと反応が敏感になり、息遣いも荒くなる。
下ばかり見てたが、女ももう気が付いてる模様。
腕で上半身を少し起こしてる。
マンコに入れるのはまだ早い。
右手の中指、人差し指で交互に膨らんだところを擦ったり摘んだり。
左手は横乳をゆっくりと、そして口はうなじを舐めながら時には耳を甘噛みしたり。
女の息遣いがだんだんと荒くなる・・・そして突然!
「ああああああああーーーーー!!!」
両腕がグッと俺の頭を引き寄せた。
と、同時に右手がいきなり大量の液体が!
シーツはびしょ濡れ。
ベッドの端のほうでヤッといてよかったよ。
「んんんーーー」
言葉にならない声で喘ぐ女。
今を逃しちゃダメだ!
左手でズボンのボタンを外し、ジッパーを下げ、ズボンとパンツを一緒にずり下げる。
スタンバイOK!
「入れるよ・・・」
出来るだけ甘ーい声で囁く。
女が頷いた。
いや、少なくとも拒否はされてない。
ベッドの中央はまだ濡れてないのでそこに女を動かして、俺は上にTシャツを着たまま、女はスカートを着けたままで合体。
潤滑液がたっぷり出てるせいか、入り口はスムーズに入った。
そこから小刻みに前進。
何度か繰り返すうちに、奥のほうまですっぽりと。
俺のチンポはあまり長くはないが、太いらしい。
なので経験が少ない娘には痛がられるが、ベテランには比較的好評だ。
何度か動いた後、動きをゆっくりにしながら女のスカートを取り、ブラウスを脱がせ俺もTシャツを脱いで2人ともマッパに。
見ると結構腹も出てるぽっちゃりさん。
ただ胸の形はなかなかいい。
人工物のような小刻みな震えも、不自然なそびえ立ちもない。
時におっぱいを揉みしだきながら、吸いながら、あるいは体同士を擦り合わせながら、激しく前後運動を繰り返す。
しばらくすると、また女が叫ぶ。
同時に俺のチンポの辺りに大量の液体が。
またシーツがびしょ濡れになってしまった。
ちょっと待て、俺はそんなに持つ方じゃない。
どちらかと言えば早い方だ。
女がイキやすいのか、アソコが緩いのか、たぶん両方だったんだろう。
そうしているとなんだか頭が痛くなってきた。
酔いが回ってきたのなら、もう長くは持たない。
ぐったりしてる女をもう一度抱きかかえて呟く。
「今度は俺をイカせて・・・」
女が頷いた・・・ように見えた。
びしょ濡れのところから入れたまま、また女を動かす。
反対側の端に来た。
もう後がない。
今までは同じ体勢だったのを今度は色んな形で動かしてみたが・・・。
やっぱりちょっと緩いかも。
さらに頭痛がひどくなってきた俺には、もう残された時間は少ない。
足を抱えるようにして激しく突いた。
こうすれば少しは擦れる。
案の定、気持ちよくなってきた。
女も慣れたせいか喘ぐようになってきた。
それを聞いてさらに盛り上がる!
「胸に出すよ」
甘い声で囁く。
もうダメだーーー!!
俺も果てた。
なんかすごい出た。
ヤッてるうちに女は酔いが覚めてきて、ちょっと冷静になったんだと思う。
胸の辺りをティッシュで拭くと速攻で、「シャワー使うね」と言ってバスに消えた。
服やカバンも持って行ったのにはかなりガッカリだった。
シャワーに押し入ればまた次の展開もあったかも知れないが、とにかく頭の痛さを何とかしたかった。
そうこうしてるうちに女がシャワーから出てきた。
化粧はしてないが服はバッチリ着ていた。
「シャワー浴びたら?」
「いや、頭痛いから」
「あ、そう」
なんか素っ気ない。
しばしの沈黙。
また俺の弱気が出た。
「もう(ホテルを)出る?」
なんてことを言ってしまったんだ。
帰らせるなんて。
もう1回ヤリたいわけじゃない。
ただ、1人残されるのが寂しかった。
しかし、女から意外な答えが返ってきた。
「ん~、今から帰っても仕方ないから、朝までいようかな・・・」
なんかすごくホッとした。
「シャワーいいの?」
また女が聞く。
今度はちょっと安心した。
「じゃあ、浴びてくる」
でも弱気な俺は免許証や名刺の入ってる財布の入ったズボンを持ち込んでしまった。
シャワーから出た。
女はまだいた。
なんか可愛く感じた。
「ベッド濡れてるからソファ使う?掛け布団は濡れてないから」
「そんなことより、ちょっと話しよ」
と、女が言った。
「このことは秘密ね」
でも朝、もう1回シャワーを浴びた。
今度は一緒に。
女とはその後、店で2、3回会ったが、ラブホに行くことはなかった。
そうこうしてるうち俺も別の店に行くようになった。
その後しばらくして行ったら、店もマスターも変わっていた。