「エッチごっこしよう!」
「何それ?」
「いいからいいから!」
なんの性知識も無い僕でしたが、なんとなく甘酸っぱい予感にドキドキしたことは今も覚えています。
そんな僕の手を引っ張って、淳子ちゃんは2階の寝室に連れて行きました。
2階の寝室には布団が敷きっぱなしで、よその家のそういう所に入っちゃいけないと戸惑う僕を知ってか知らずか、「いいから!いいから!」と淳子ちゃんは、また手を引っ張って僕を招き入れました。
「見て!これ。大人の人ってこういう事するんだよ」
週刊誌に載った男女のヌード写真を見せてきました。
今から想えば絡みも無い、どちらかと言えば綺麗なヌードでしたが、免疫のない当時の僕にとっては十分刺激的でした。
しかも布団を敷いた部屋で2人っきりの淳子ちゃんにそんなものを見せられた僕は、何か訳のわからない気持ちになったのです。
「ねえ!マネしよう!」
そう言うと淳子ちゃんはあっけらかんとスカートを脱ぎ、そしてパンツも脱ぎました。
幼馴染みですから淳子ちゃんのオマンコはそれまでも何度も見たことはありましたが、そのとき見たオマンコはとてもいやらしく感じました。
まだ大人がみんなセックスしていることを知りませんでしたが、本能的に淳子ちゃんの両親がそこでエッチなことをしているのを感じとったのかもしれません。
そんな場所で淳子ちゃんのオマンコを見た僕は、生まれて初めてムラムラしてきました。
初めての感情にドギマギしていると、「さあ、脱いで!」と、またもや淳子ちゃんはあっけらかんと僕のズボンとパンツを脱がしました。
そして、「さあ、こっち!」と布団の中に僕を招き入れました。
2人で下半身を裸になって仰向けに寝ていると・・・。
「エッチごっこはね、こういうふうにするんだよ」
そう言いながら淳子ちゃんは僕のオチンチンを触ってきました。
初めて女の子に触られた気持ち良さは今でも忘れられません。
淳子ちゃんの手の中でとても幸せな気持ちでした。
もちろん当時は勃起も精通もありませんでしたが、ただただ(世の中にはこんなに気持ち良いことがあるんだなあ)と思って天井を見ていました。
「ねえ、私のも触って」
しばらく触っていると淳子ちゃんは言ってきました。
僕はオチンチンを触られながら淳子ちゃんのオマンコに左手を伸ばしました。
オマンコと言っても中にビラビラがあるなんて知りませんから、上から筋を触ってるだけです。
ただそれだけなのに、とってもエッチな気分になりました。
そして2人でお互いのアソコを延々と触り合いました。
今思えば不思議ですが、キスしたいとか抱き合いたいとかの感情はなく、ただ触り合うことだけをしていました。
淳子ちゃんも目を閉じて気持ち良さそうにしていたと思います。
そしてそれからというもの、淳子ちゃんの家に遊びに行って、2人っきりになった時はどちらともなく・・・。
「しよっか?」
「うん(笑)」
という言葉を合図に、触りっこを始めるようになりました。
触る以上のことはしませんでしたが、子供ながらにお互い快楽を貪るようになっていきました。
道徳も性知識も知らないまま、ただ本能のままに触り合いました。
そんな事を何日も続けたある日、「しよっか?」といつものように聞くと、淳子ちゃんは元気なく答えました。
「お母さんに、『もう、エッチごっこしちゃダメ』って言われたの」
「え?え?」
その瞬間、(もうエッチごっこができないんだ)というショックと、(大人にバレた!ヤバい!)というショックに叩きのめされました。
そして次に、(2人だけの秘密なのに、なんでお母さんにしゃべったんだろう?)という気持ちが湧いてきました。
子供ながらに打ちのめされた僕は、「そうなんだ~」とやっと絞り出すと、とぼとぼと歩いて家に帰りました。
後から考えると、淳子ちゃんは両親のセックスを見てしまったのでしょう。
それを両親は、『エッチごっこ』だと誤魔化したのだと思います。
そんな経緯で淳子ちゃんは、単なる好奇心から触りっこを始めたのでしょう。
それから10年、隣に住んでいましたが、『エッチごっこ』を再開することはありませんでした。
ちなみにその後、淳子ちゃんは中学のクラスメートと本当の初エッチをしたようです。