俯いたままぼんやりしてたら、背中を擦ってくれた。
いつもの自分だと拒否するんだけど、あったかい手が心地よくて。
拒否しようにもだるくて動けなかったんだけど。
しばらく擦ってもらってて、だいぶ楽になった頃、「だるいならひざ枕する?」って言われて甘えることに。
頭を乗っけたら元カレと同じ香水の香りがして、なんか懐かしくなってしまった。
頭を優しく撫でられて、トローンとしてしまう。
それから眠ってしまったらしく、下半身がスースーする感じで目が覚めた。
ホテルのベッドの上。
仰向けで寝てる膝の間に男がいて、挿入しようとアソコをじっと見てるとこだった。
なんか息荒いし。
私は下着だけ脱がされてた。
アソコを指で拡げられる感触。
チンチンの先が穴の周りを撫でるように数往復してから、勢いをつけるようにズブッと入れてきた。
男が、「んっ」と声を漏らす。
ローションを塗ったのか、痛みもなくてすごく気持ちいい。
気持ちよくて声を漏らすと、「目覚めたの?可愛いね」と。
その言葉がなんだか嬉しくて、抵抗もせずにひたすら感じてた。
見ず知らずの男にいきなりっていうワイルドな感じと、相手の言葉が優しいっていうギャップが新鮮で気持ちよかった。
男はすごくやらしい腰つきで突いてくる。
掻き回されるように動いてくるから、半分叫ぶみたいに喘いでしまった。
シャツのボタンを外し、ブラをずらして男が胸にむしゃぶりつく。
私は、「乳首噛んで」とお願いしてしまう。
声が小さかったのか噛んでくれない。
「お願い、乳首噛んで」
男が胸から顔を離し、腰をいやらしく振り続けながら私の顔を覗く。
「噛まれるのが好きなの?」
それからは胸も触らず、私の表情を見つめてニヤニヤするばかり。
だんだん恥ずかしい気持ちが強くなって、泣き叫びながらセックスしてた。
強く抵抗はしなかったんだけど・・・。
終わってシャワー浴びてたら男が眠ったから、着替えて静かにホテルを出た。
カラスがゴミ袋を漁ってるような時間だった。
このあと引っ越したけど、なんだかまだ怖いです。
知らない人とのセックスを楽しんでた自分も怖いというか・・・。