子供の頃の僕は、母親の目を盗んで口紅を塗ってドキドキしたり、同級生が着ていたスカートを体育の授業中に誰もいない教室で穿いて興奮したりしていた。
やがて僕の行動はエスカレートして行き、家族が寝静まった深夜に自分の部屋で女装し近所を徘徊するようになっていた。
しかし、普段の僕は普通の男として生活をしていて、性的志向は異性が好きな一般的なヘテロで、ホモでもバイでもなかった。
僕のAGは、自分が女らしくなればなるほど興奮するもので、鏡に映った自分の女装姿を見ながらオナニーをしたり、他人に自分の女装姿を見られることに興奮していた。
学生時代の僕は若かったこともあり、ほとんどメイクをしなくても可愛い女の子に変身出来ていたが、社会人になる頃には体が大人の男に成長し、手の甲の血管や喉仏が目立ち始め、女性に見えない体になってしまった。
特に酷かったのは、飛び出た喉仏と野太い声だったので、僕は有名声優さんがしていた女声で喋るテクニックを習得するためにボイストレーニングに励んだ。
女声で喋るテクニックとは、物を飲み込んだ時に喉仏が上がる状態をキープしながら喋ることで声変わり前の子供の声に戻すテクニックだった。
その結果、僕は喉仏を引っ込めた状態を長時間キープ出来るようになり、声も女性らしい声で普通に会話が出来る状態になった。
また、顔の毛穴も目立っていたので、僕はドラッグストアで見かけた毛穴対策用のコスメやサプリメントを買い漁ったが、皮脂の分泌の多い男の顔には女性用の毛穴対策商品はほとんど効果がなかった。
しかし、そんなある日、僕は自分の体が変化していることに気が付いた。
変化していた部分は乳首だった。
僕の乳首は尖るように腫れていて、シャツに擦れただけで痛みを感じた。
変化の原因は、毛穴対策の為に服用していた美容サプリメントに含まれているプラセンタだとすぐに気づいた。
プラセンタは女性ホルモンと似た効果があることを知っていたが、どうしても可愛い女の子になりたかった僕は悩んだ末に服用していた。
僕はビタミン感覚でプラセンタを服用してしまったことを後悔したが、サプリメントの効果は乳首だけではなく肌質にも現れていたので、僕はサプリメントの服用を止めることが出来なかった。
自分が可愛くなれることは麻薬のようなもので、僕はその誘惑に勝つことが出来ず、やがて個人輸入の女性ホルモンに手を出していた。
やはり本物の女性ホルモン剤の効果は絶大で、僕の体はさらに女性化して行き、胸や肌質以外に、髪質や骨盤までも女性らしくなって行き、手の甲の浮き出た血管も目立たなくなっていった。
僕は学生時代のように、すっぴんの状態でも女性と間違われる状態に戻り、可愛くなった自分の姿に満足していたが、逆に通常時には男装を心掛けないと不味い状況になっていた。
Aカップの大きさに膨らんだ胸は、ダボダボのシャツや作業着のお陰で目立つことはなかったが、女性と同じ大きさにまで成長した乳首は性的な刺激がなくても勃起することがあり、シャツの上からでも大きな乳首が浮き出る状態になってしまった。
僕はやむをえず、シャツや作業着の下にタンクトップタイプのブラトップを着て、カップで乳首を押し潰すことにしていた。
また、年に一度の健康診断は、他の社員と日程をずらして女装で受診し、受付で自分は性同一性障害だと嘘をつき女性用の診察着を貰って受診していたので、診察中に白い目で見られることはなかった。
そして女性のような髪質になった僕は、女優の吉瀬美智子さんと同じ髪型にしていて、仕事の時はワックスで男らしい髪型に変えるようにしていた。
そんな僕の姿からは男らしさが消えていたが、意外なことに男として女にモテていた。
僕は、世の中には中性的な男が好きな女が多いことに驚いたが、男として女性化した裸を見られたくなかった僕は、女とのセックスを避けるようになっていた。
僕は毎日のようにオナニーをしないと収まらない男の性欲から解放されたが、ある時、痛みがなくなった乳頭を触ってみると、今まで感じたことのない気持ちよさを感じた。
男の体の頃は普通の皮膚と同じ感度だった僕の乳首も、いつの間にか敏感な性感帯に変わっていた。
当初は乳頭を先端に尖るように硬く膨らんでいた僕の乳房は、丸みを帯び柔らかくなっていて、乳頭を指で摘まんだり弾いたりすると無意識に声が溢れた。
男の頃のオナニーで声を出したことのなかった僕なのに、勃起した乳頭からの刺激は男のオナニーの快感を軽く超えていた。
その日からの僕は、胸を揉みながら乳首を弄るオナニーの虜になっていた。
そして、今までは男側の視点で見ていたAVやエロ動画を、いつしか女性側に感情移入して見るように変化していて、男に犯されることを想像しながら、吸盤で床に固定するタイプのディルドを騎乗位の体位でアナルに挿入しながら、乳首を弄るオナニーに嵌っていった。
女のオナニーは男のオナニーとは比べものにならないほど気持ちよく、快感の深さが違い、体が勝手に痙攣し、一切ペニスを触っていないのに絶頂を迎えるとペニスから透明な精液が溢れ出た。
しかも、一度の快感が長く続き、イッた後も荒い呼吸のまま床に倒れて、快感の余韻に浸っていた。
だんだん自分の性的志向が分からなくなっていたが、元々ノーマルだった僕は、実際に男とセックスすることには抵抗があった。
そんな毎日を送っていた僕が自宅近くのショッピングモールで女の子の格好で買い物をしていると、同じ会社の女子社員と偶然遭遇してしまった。
いつかはこんな日が来るとは思っていたが、会社から離れた自宅近くでの遭遇に油断していた僕は気が動転してしまい、その焦った態度から彼女に自分の正体を悟られてしまった。
その時は彼女に連れがいたこともあり挨拶程度の話をして別れたが、僕は翌日の出勤が憂鬱で眠れない夜を過ごした。
しかし意外なことに、翌日の会社では社員達の僕に対する態度に変化はなかった。
有り難いことに、女子社員は僕が女装することを秘密にしてくれていた。
僕は安心したが、昼過ぎに彼女から社内メールが届き、『今夜、会って話がしたいです。女の子の格好で会えませんか?』と告げてきた。
僕は彼女の誘いを断ろうか悩んだが、彼女には女装のことを内緒にしてくれた恩義があったので、自宅近くのファミレスで会うことにした。
男の僕を知っている人と女の格好で会うことが初めてだった僕は、一旦、自分のマンションに戻り軽くメイクをして、女物だけど男が着てもおかしくない地味なデニムのパンツにチェックのシャツを着て出かけた。
待ち合わせたファミレスには彼女が会社帰りの格好のまま一人で待っていて、僕の格好を見るとテンションが上がり、「可愛い!凄くスタイルがいいですね!」と言って喜んだ。
パンツスタイルは身体のラインがはっきりと分かり、スカートより女らしく見えるので、通勤時の僕は男物のズボンを腰パンに穿き、大きなお尻とくびれたウエストが目立たないようにしていた。
彼女は女装した僕の姿に抵抗がないようで、昨日、女装の僕を見た時も嫌がる様子はなかった。
しかし僕は、男の状態を知っている彼女と、どう接すれば良いか悩んだ。
女の格好をしている時の僕は女を演じていて、姿勢や仕草、歩き方や声や喋り方も変えていた。
僕は小声で挨拶をして、隠れるように彼女の向かいに座り大人しくしていると、「やっぱり、◯◯主任って性同一性障害の人だったんですね」と彼女が話し掛けてきた。
彼女は僕を勝手に性同一性障害だと勘違いしていた。
世間一般的には、『女装をする人=性同一性障害』だと思われているようで、彼女は『AG』という性的嗜好を知らない様子だった。
僕は彼女に自分の性癖を正直に告白するつもりでいたが、昨日、彼女と遭遇した場所がショッピングモールの女性下着専門店だったこともあり、思わず自分が性同一性障害だと嘘をついてしまった。
すると彼女は、「だったら無理しないで下さい!私の前では女らしくしても大丈夫ですよ」と微笑みながら言ってくれた。
僕は男でも女でもない態度をやめ、普段通りに女を演じ始めると、彼女は「その方が自然ですよ」と言ってくれた。
その後も彼女(名前は清水さん)と話をしましたが、僕とは別の部署に勤める彼女は、僕のマンションのすぐ近くに両親と住んでいることや、僕より5歳年下であることが分かりました。
そして清水さんは性同一性障害のことを仕事中にネットで調べたようで、僕の身の上に同情して泣いてくれたり、僕の他愛もない話に爆笑したり、喜怒哀楽の全ての感情を顕わにして喋り続けました。
僕は、ほぼ初めて会話をする女性が、こんなに積極的に喋ることに驚きました。
会社での清水さんは地味な印象で、男性社員と喋る時は照れながら敬語で話をしていました。
どうやら彼女は、僕を本物の女性と認識しているようでした。
そして別れ際に清水さんは、会社には僕が女装することを内緒にしてくれることを約束してくれました。
その日からの僕達は頻繁に会うことになり、まるで女同士の友達のような関係になり、僕は彼女を「結衣ちゃん」と呼び、彼女は僕を「裕ちゃん」と呼ぶようになりました。
やがて結衣ちゃんは、自分の実家から近い僕のマンションにお泊りをするようになりました。
結衣ちゃんは僕を同性だと認識しているので、僕の前で全裸になることに抵抗がなく、やがて一緒にお風呂に入ったり、僕のペニスを弄ってきたりしました。
男性経験のない結衣ちゃんは、ゆっくりとペニスを観察した経験がないようで、彼女にとって僕のペニスは性教育の教材のような存在になっていました。
そして、いつしか結衣ちゃんは僕と同じベッドで寝るようになっていました。
結衣ちゃんは女子高出身で、男と喋ることが苦手らしく、セックスはもちろん、異性とのキスの経験もありませんでしたが、彼女は同じベッドに寝ている僕にキスをしてきたり、全裸で抱きついたりしてきました。
僕は結衣ちゃんとどう接したら良いか分からず、レズプレイの真似事をしていましたが、やがて自然な流れでセックスをしていました。
僕は彼女の処女を奪ってしまい申し訳ない気持ちになりましたが、結衣ちゃんも性同一性障害の僕に男としてセックスをさせたことを謝ってきて、ネットで勉強したと言って僕のアナルにディルドを挿入しました。
その日からの僕達は、まさに“友達以上・恋人未満”の関係になり、双頭のディルドやペニスバンドを使ってセックスをするようになりました。
僕にとって結衣は最高のセックスパートナーになりました。
その頃になると、僕は結衣の女友達とも一緒に遊ぶようになっていましたが、本物の女性同士の会話は展開が早く、男の僕にはついていけるものではなく、僕はもっぱら微笑みながら相槌を打つだけで、質問されたことだけに答える感じでした。
結衣の女友達は彼女とは違い、男性経験が豊富で会話の内容はかなりエグいものでした。
女同士のエロ話は男とは違い生々しいもので、お店に入るとすぐにそのお店にいる男の品定めを始め、どんなセックスをするかを予想して盛り上がっていました。
そんなある日、地元の居酒屋に彼女達と行くと、いつものように奥のテーブルにいるイケメン達の話題になりました。
すると、そのイケメン達が僕達のテーブルにやって来て、一緒に飲もうと言ってきました。
彼女達はテンションが上がり、嬉しそうに即席の合コンを楽しんでいましたが、男達の態度が明らかに僕狙いだったため、徐々に彼女達は不機嫌になりました。
自分で言うのもおこがましいですが、僕より可愛い女性はそのお店にはいない状態で、僕は普段からナンパされることも珍しくなく、都心に行くとモデルのスカウトを受けることもありました。
しかし僕は男性経験がない状態だったので、男達の誘いを断っていると、場は白けていきました。
僕は男達の興味を彼女達に向けるために自分が男であることを告白しましたが、かえって男達は盛り上がり、僕の見た目が本物の女性より可愛いと褒めたり、一緒に写真を撮ったりしました。
すると一緒にいた彼女達は、さらに不機嫌になってしまいました。
そんな感じのことが何回か続くと、僕は彼女達からハブられることが多くなりました。
僕は、その時になって、やっと自分がしてはいけないことをしてしまったと気づきました。
思い返せば、彼女達は僕を初対面の女友達に紹介する時は、僕が男であることを伝えて女友達の驚いたリアクションを楽しんでいましたが、男友達には僕が男であることを黙っていました。
それは女に女として負けることは我慢出来ても、男に女として負けることは彼女達のプライドが許さなかったからだと思いました。
僕は知らないうちに彼女達の女としてのプライドをズタズタに傷つけていました。
男よりも女としての魅力のない女・・・最低の侮辱でした。
そしてあの日、休日に一人で買い物を楽しんでいた僕に、彼女達から久しぶりにお誘いがありました。
僕は久しぶりのお誘いが嬉しくて、買い物を中断して、一旦自分のマンションに戻り、メイクやファッションを彼女達のレベルに合わせ地味な感じにしてから、待ち合わせ場所に向かいました。
久しぶりに会った彼女達は意外にも怒っていない感じで笑顔で僕を向かい入れてくれましたが、その中に結衣の姿はありませんでした。
その後、僕が女声の発声練習のために通い詰めていたカラオケ屋さんに行くことになりました。
カラオケ屋さんでの彼女達はいつになくハイテンションで、女性ホルモンの影響でお酒が弱くなった僕に強いお酒を勧めてきました。
普段は結衣が庇ってくれていたので僕はビール1杯をチビチビと飲んでいましたが、その日は結衣がいなかったので僕は彼女達のペースに合わせてウィスキーのロックやテキーラを飲まされることになりました。
そして普段はそんなことをしないのに、彼女達はコスプレ衣装を借りて来て、僕に着替えるように言ってきました。
僕は彼女達との関係を悪くしたくなかったので、彼女達の言いなりになって、アニメキャラクターやアイドルのコスプレを次々としました。
僕のコスプレ姿を見た彼女達は、「やっぱり、スタイルいいね!」とか「脚が細いし長いし羨ましい!」と言って褒めてくれました。
僕は自分が綺麗な女になるために普段から努力していたので、何もしていない彼女達より女として綺麗なことは当然でした。
しかし酔いが回った僕は立っていられなくなり、ソファに座ると急に眠くなってしまいました。
いつもは僕が眠くなると無理やりにも起こそうとする彼女達でしたが今日は、「疲れてるならソファで横になって」と優しい言葉をかけてくれました。
僕は彼女達の言葉に甘えて少し横になることにしました・・・。
それから、どのくらい時間が経ったのか分かりませんが、いつの間にか僕は熟睡していたようで、下半身を圧迫される感触で目を覚ますと、周りから複数の男の歓声が聞こえていて、目の前には知らない男が僕の顔を覗き込んでいました。
僕はアイドルの衣装を着て、見知らね男に肩を抱かれソファに深くもたれている状態です。
僕の顔を覗き込んでいる別の男は、床に膝立ちになって両腕で僕の剥き出しの白い太ももを抱え、一定のリズムで腰を僕の下半身に押し付けていました。
僕は寝ている間にレイプされていました。
男にレイプされている状況でしたが意外にも冷静でした。
それはすでにレイプ中で、今さらどうしようもない状況だったことや、部屋には男が5人もいて逃げることが不可能だと分かったからでした。
僕にとって初めての男とのセックスでしたが、感覚としては、定期的にお腹を圧迫される不快感があるものの肛門自体に痛みはなく、かと言って気持ちのいいものでのありませんでした。
その時の僕は、飲み過ぎたお酒のせいで頭がガンガンしていて、耳からは誰も歌っていない大音量のカラオケが聞こえ、口には隣に座る男の柔らかい唇の感触とタバコの生臭い味を感じていました・・・。
逃げられない状況だった僕は抵抗しても無駄だと思い、もう一度目を閉じて泥酔して眠っているふりをしました。
僕をレイプしている男達もその方が都合が良かったようで、無理に起こそうとはしませんでした。
僕が目を瞑って男達の会話を聞いていると、今、僕の中に射精した男が2人目だと分かりました。
僕は妄想で何度も男に抱かれていましたが、本物のセックスは思った程に気持ちの良いものではなく、太くて長いディルドに慣れていたアナルは標準的なペニスでは何も感じず、胸を揉まれることは痛いだけで、乳首をザラザラした舌で舐められることだけが気持ち良く感じていました。
また、男達の中にアナルセックスの経験者がいたようで、新しい男が私の中に入ってくる前にローションを塗っていたので、肛門が摩擦で切れることもありませんでした。
僕は残り3人の男を我慢すればよいと思い、寝たふりをしながら我慢するつもりでした。
しかし僕の肩を抱いていた3人目の男のセックスは2人目とは違い、僕の感じる部分をペニスでゴリゴリと刺激してきました。
執拗に前立腺を刺激された僕は無意識に声が漏れてしまい、男のペニスの動きに合わせて腰を振っていました。
本物のペニスと力強い男の腰使いは結衣のペニスバンドとはまるで違いました。
僕は絶叫に近い喘ぎ声を上げながら男の首に自ら腕を絡ませていました・・・。
永遠に続くと思われたレイプは、意外にもフロントからの時間延長の確認電話でお開きになりました。
去り際に男達は、僕がレイプされている画像の映ったスマホを見せ、「このことを黙っていれば、僕達も◯◯建設には黙っていてやるよ」と、僕が勤める会社の名前を出して脅しました。
男達がいなくなった部屋を見渡した僕は、テーブルに置かれた料理やグラスで、自分がいる部屋が女友達といた部屋だと分かりました。
やっと僕は、嫉妬した女友達に嵌められたことに気づきました。
僕は絶望し、気が付いたら泣きながら結衣に電話をしていました。
結衣は僕が女友達と会っていたことを知らない様子で、カラオケ屋さんまでやって来てくれて、泣きながら僕を抱き締めてくれました。
そして数分後に救急隊員が部屋に入って来ました。
結衣は119番に通報していました。
僕の格好を見て状況を一瞬で理解した救急隊員は、僕を毛布で包んでカラオケ屋から連れ出し総合病院に搬送しました・・・。
病院で診察と治療を終えた僕の元に警察や会社の上司がやって来て、その日を境に僕の女装趣味は実家の家族や勤めている会社に知れ渡りました。
しかし家族も会社の人達も僕が女装することに驚いた様子はなく、みんな僕の性癖に薄々気付いていた様子でした。
どうやら女装がバレていないと思っていたのは僕だけのようでした。
後日談。
会社では本当の性である女性の格好をすることを許されましたが、僕は女物のパンツで仕事をするようにしました。
女子社員達は僕に親身になって、スカートを穿いたり濃い目のメイクをするように勧めてくれましたが、女の怖さを身をもって知っている僕は、地味なナチュラルメイクとパンツスタイルを崩しませんでした。
きっと女子社員達も、僕が自分達よりも綺麗な女になったら、嫉妬して嫌がらせをしてくるはずだからです。
しかし僕は、無理のある男装から解放され、24時間女性の格好でいられることが幸せで、最近はセミロングの長さまで伸びた髪を流行りの色に染めたり、正式なホルモン治療でCカップの大きさに成長した胸に可愛いブラをしたりして女を満喫しています。
ちなみに、男とのセックスに抵抗のなくなった僕の男性経験の人数は3桁の大台に乗り、セックスの気持ち良さは、相性ではなく男のテクニックの良し悪しによるところが大きいことも知りました。
また、今は結衣の実家の近くから引っ越しをしましたが、彼女との仲は継続中で、会うとセックスをする間柄です。