高校2年生のときの話。
俺はよく文芸部に顔を出していた。
入部こそしていなかったが、依頼されて短編小説を書いたり、部員の書いた文を批評したりしていた。
なんで正式な部員にならなかったかと言うと、文芸部には俺と関係を持った女が複数いて、ちょっとややこしいことになりそうだったからだ。
PCMAX
秋の学園祭で発表する文芸部作品集のプロットもまとまり、俺も部外執筆者として参加することになった。
夏休み中に仕上げろ、という。
依頼してきたのはU子で、2ヶ月ほど前に俺に告白してきた部員だった。
好きな子がいるからと断ったが、本当の理由はU子がぽっちゃりタイプだったからだ。
俺は痩せている女が好みだった(今は違う)。

夏休みはダラダラと過ぎていき、盆も過ぎた頃、U子から電話があった。
全然書いてないと言うとかなり焦ったようで、「どうしよう」を繰り返している。
実は夏休みの間、小学生の従兄弟が遊びに来ていて落ち着いて書けない状況だった。
もちろん宿題もさっぱりやっていない。

U子は、「宿題を全部やってあげるから作品を書いて」と提案してきた。

断る理由はない。
宿題をかばんに詰めてU子の家に向かった。

駅前で待っていると、白いTシャツと赤いミニのキュロットを着たU子が小走りで来た。
3週間ほど会っていなかっただけなのに、なんか印象が違う。
聞くと、「夏バテのついでにダイエット中」だと言う。
気のない素振りをしていたが、内心ドキドキだった。
白いTシャツに水色のブラが透けて見え、元々大きいバストを強調している。
(胸は痩せてないな)とエロモード全開で考えながら歩いていた。

U子の家まで約15分。
U子は自分が書いた短編小説について話していたが、俺は全く別のエロいことを考えていた。

U子の家で、まず俺はU子の作品を読むことにした。
ファンタジー小説らしい。
俺が読んでいる前でU子は俺の宿題を片付け始めた。
とはいうものの俺の反応が気になるらしく、チラチラとこちらを窺っている。
俺はわざと難しい顔で読み進んだ。
いくつかの問題点を指摘し修正のポイントをアドバイスすると、U子は嬉しそうな顔で聞いていた。

一旦休憩しようということになり、U子は1階のキッチンへと下りていった。
当然のごとく俺はU子の部屋を物色し始めた。
机の上の小さなアルバムが俺のスナップを集めた写真集であることが分かり、ちょっと引いた。
盗撮されてたんだろうか?などと考えていると、麦茶とお菓子を持ったU子が戻ってきた。
俺の隣に座る。
いい匂いが鼻をくすぐる。
無言で麦茶を飲んだ。

「あのね」と、U子が切り出してきた。

「まだ好きなの」

上目遣いで俺を見るU子に、無言のまま顔を近づけ軽くキスをした。
抱き締めたまま、ゆっくりとU子の体を押し倒して長いキスをした。
糸を引くくらいねっとりと。
左手はU子の耳をくすぐり、右手はわき腹からお尻の辺りまでをくすぐる。
U子は息を荒くして強く抱きついてくる。
全く抵抗がないので右手を胸に移動した。
一瞬ピクっとするものの嫌がりはしない。
Tシャツの上からボリュームのある胸を揉み続けた。
息はますます荒くなり、吐息が混じり始める。

Tシャツを捲り上げ、水色のブラにキスをした。
U子の腕は俺の頭を抱き締めている。
ちょっと動きにくかったが右手でブラを外し、口で少しずつずらしていった。
ピンク色の乳首はすでに硬くなっている。
吸い付くようにキスをして、両手で胸を揉みほぐした。

U子から「好き」とか「気持ちいい」とか、言葉にならない声が漏れ始めた。
乳首を舐めながら右手をキュロットの裾に伸ばした。
しばらく太ももを撫で擦る。
U子の快感が持続していることを確認しつつ、ゆっくりと右手を裾から奥の方に移動した。
指がパンティに到達。
濡れていた。
U子の声の中に、「嬉しい」が混じるようになってきた。
俺は右手をそのままにしてU子にキスをした。

目が会うと、U子は小さく頷いた。
俺はU子のキュロットを脱がし、自分の服を脱いだ。
U子の下着はブラとお揃いの水色だった。
2人とも下着のみの状態でベッドに移動した。
右手でU子のアソコを刺激する。
もうズブ濡れ。

「エッチな音がしてる」

耳元で囁くと、U子は強く抱きついてきた。
俺も股間をU子の太ももに押し付ける。
右手の指を下着の脇から入れ、直接刺激した。
クリの辺りを刺激すると、U子は背中を反らして気持ちよがった。
腰が浮いたので、素早く下着を脱がした。
俺も下着を脱いでU子の手に握らせた。
初めはおずおずと、やがてギュっと握ってきた。

「気持ちいいよ」

耳元でそう囁くと、嬉しかったのか微笑みながらキスをしてきた。
その間も俺の右手はU子を刺激し続けている。

俺は体を起こしてU子の足を開いた。
キスをしながら手を添えてゆっくりと挿れた。
痛そうだったが、構わず半分くらいまで挿れた。

「もうやめようか?」

そう聞くと首を振るので、奥まで挿れた。
動くのは無理そうだったので、そのままキスをして胸を軽く刺激した。
しばらくそうしていると、「もう大丈夫」とU子が言うので、ゆっくりと動いた。
やっぱり痛そうだ。
俺にも限界が来たので、U子のお腹の上に出した。
ちょっと血が混じった精子がU子の白い腹の上に飛び散った。

その夏休みから冬まで、俺とU子は付き合った。
夏の間は痩せていたU子だったが秋になると元のポッチャリに戻ったということが原因だ。
俺に非はない。

ちなみに、学園祭の作品集に俺の作品は載らなかった。
U子とサルのようにヤリまくっていたので、書く暇がなかったからだ。

終わり。