その女もロビーに戻ってきた。
同僚を含め、女と俺たち4人でロビーのソファーで寝ることにした。
少し時間が経った時、女に「ジュース買ってくるからついて来て」と言われ、ついて行った。
しかし、ここの旅館、自動販売機が1つもないおかしな旅館だった。
浴場に1つあったはずなのでそちらへ行くが、やはり浴場は閉まっていた。
その道中、妙にその女がくっついてくるので俺は外へ連れ出した。
冬だったのでめちゃ寒くて震えながらも2人で海を見ていた。
その海を見ている俺と女はかなり密着度が高く、女の顔もかなり近い。
しばらく経って俺は、(このまま何もなしで引き帰ったら絶対後悔する!)と思い、女の顔が寄ってきたときにキスをした。
女は笑いながら「どうしたの?」と言い、拒否る感じはなかった。
あまりにも寒いので風の当たらないところで2人で寝転がって話をした。
真冬なのに1時間以上はそこにいて、やっぱりあまりにも寒いので再び移動した。
そこで俺はあることを思い出した。
(そうだ!露天風呂から内風呂に通じるドアが開いてるかもしれない!)
我ながらよく思いついたものだ。
そして俺はどこへ向かうとも言わず、女を露天風呂に誘導する。
そしてドアの前に立った。
ガチャ。
開いた。
この瞬間、俺の頭には、パンパカパーンとファンファーレが鳴り響いた。
内風呂へ入ると、そこはとても暖かく天国のようだった。
そしてさらに天国へと昇っていく出来事が起こる。
「暖かーい!」と言いながら女が抱きついてきた。
そこでもう1回キスをした。
ここで俺はもう一押しする。
「混浴しよう!」
女はちょっと渋々の様だったが、俺は脱衣所で服を脱ぎ捨て浴槽に入る。
数分後、女もタオルを巻いてはいるものの入ってきた。
真っ暗なのであまり何も見えないが夢のようだった。
もうここまで来たら、やらずにはいられない。
ちょっと胸を触ってちょっかいをかけてみる。
「イヤー」と言いながらもあまり拒否る様子はない。
そこで下にも手を伸ばしてみたが、これは手で押し返される。
そして女は俺からちょっと距離をおくように窓の方へと行ってしまう。
だが、俺は諦めなかった。
後ろから女の背中を舐めてみる。
微かに喘ぎ声がしたが、よく聞こえない。
そこから今度は懲りずに下の方に手をやった。
今度ははっきり聞こえた。
しかもヌルヌルと濡れている。
そして女も次第に淫らになっていく。
大浴場での仁王立ちフェラ。
洗い場で69のあと生ハメ中出し。
タイルがごつごつと痛かったが、ありえないようなシチュエーションでのセックスに興奮が冷めなかった。
時間は4時を回っていた。
今度は脱衣所で2回目に突入したその時!
浴場の正面玄関の方からガチャッと扉の開く音がした。
(ヤバ!!)
慌てて服を着る。
しかし逃げ場がなく、掃除のオッサンに見つかってしまう。
服を着るのには間に合ったものの、「何をやっとるんじゃー」と呆れ顔で怒られ、「すいませーん」と謝りながら退場した。