友達と話が盛り上がってる最中だったけど、先輩からの誘いだから仕方なく一緒に帰ることにしたんだ。
部活なんかの話をしながら駅へ歩いていると、先輩が、「実はさ~、美菜ってカラオケ上手じゃない?ちょっと教えて欲しいんだよね、いいかな~?」だって。
いきなり話があるって言われて緊張してたのに損しちゃった。
確かにあたしはカラオケは得意だし、最新の曲もすぐ覚えちゃうからカラオケに行くのには抵抗ないんだけど。
ちょい怖のY先輩と二人ってのが・・・。
先輩のおごりってことで仕方なくカラオケの部屋に入り、とりあえずアユやELT、HITOMIなんかの得意どころを歌った。
先輩も最近の歌やちょい古を歌った。
(別に下手じゃないし、いやむしろ上手いのに、一体何を教えて欲しいんだろうか?)
そう思いながら中島美嘉を歌ってたとき、先輩の視線が気になった。
じっとあたしの顔を見つめていて、なんだか固い顔をしていた。
「なんですか?あたし何か悪いことしました?」
先輩に恐る恐る聞いてみた。
そしたら先輩は・・・。
「えっ?・・・。・・・そうね。美菜はいけないことをしたのかもね?・・・あたしの気持ちを美菜に向けさせたんだもん」
「はい?・・・」
あたしは先輩が何を言ってるのか意味が全く分からなった。
「どうしたのか、美菜のことが好きになっちゃった。あたしは今まで男の子にしか恋愛感情なかったのに・・・。去年の夏頃から美菜のことが気になり始めたんだ。自分でも最初はなんだかよく分からなかったんだけど・・・。それが日に日に美菜のことを意識しだして。今年になって、それが『好きだ』ということに気づいたの」
思いもよらない話にびっくり。
生まれて初めて告られたのに、それが女から~?
何がなんだか・・・分からない。
どう言ったらいいのか・・・返す言葉が見つからない。
「美菜、女の子が女を好きになっちゃったんだ。やっぱりあたし変よね?だけど・・・このまま黙っていたらもっと変になっちゃいそうで・・・。だから思いきって言います。あたしは美菜が好きです!仲のいい友達って感じでもいいから、あたしと付き合って!彼女になって!」
「えっ?で、でも・・・」
ちょい怖の可愛い系のY先輩に突然告られて、返事に困っていた。
「美菜、あたしの見る限り、美菜には『彼氏』はいないよね?どう?」
「いないけど・・・」
「好きな男の子は?」
「今はいない・・・」
「そうなんだ♪・・・じゃあ、『あたしを好きになって』とまでは言わない。でも好きな男の子が出来るまででいいから、あたしの事を“彼氏”だと思って欲しいの」
「そんなこと急に言われたって・・・。あたし困ります。あたしレズじゃないし・・・。先輩のこと嫌いじゃないけど、恋愛は・・・」
「そ、そうよね・・・。さっきも言ったけど・・・仲のいい友達ってのはどう?先輩、後輩じゃなくて、仲のいい友達」
「先輩がそう言うのなら、友達って事で・・・」
あたしはどう答えたらいいのか分からないので、とりあえずホッとしたけど・・・不安が残る。
「美菜はキスってしたことある?」
突然先輩が聞いてきた。
「・・・」
本当は経験ないから答えに困った。
「あたしは中学のときに付き合ってた男の子と最後までしちゃったんだ」
先輩はバージンじゃないらしい。
「男の子とはあるけど、もちろん女の子とはないんだ~」
あたしは男の子とだってない。
友達の中には経験済みの子や一人エッチしている子もいるけど・・・あたしはオナニーすらしたことがない。
話には聞いてるけど・・・。
「あっ!あたし、美菜にいいものをプレゼントするんだった・・・」
「えっ?な、なんですか?」
(プレゼントって、一体・・・。期待もあるけど・・・何?)
「目を瞑ってじっとしてて♪」
言われるままに目を瞑った。
ちゅっ♪
(!?!?!?!?)
何かが唇に当たった。
びっくりして目を開けたら、先輩の顔が超どアップで目の前にあった。
(!!・・・)
ちゅ~っ♪
やっぱりキスされたんだ!
なんだか柔らかいようで硬く、硬い様で柔らかい、そしてぬるっとした感触。
初めてキスをしてしまった。
それも男の子ではなく女の子と・・・。
びっくりして固まってた。
ちゅっ、ちゅ~っ♪
「どう?初めてのキスの味は?」
「えっ?・・・」
返事に困った。
しかも相変わらず固まったまま・・・。
ちゅっ、ちゅ~っ♪
またもやキスしてきた。
びくっ!として、そして腰から折れるような感じが身体に起こった。
「美菜のおっぱい、意外と大きいのね」
そう言いながら先輩が胸を揉んできた。
「・・・」
何も答えられない。
(一体何?なんだろう?)
先輩に胸を揉まれて、今まで経験したことのない感じが身体を走った。
も~みも~みとゆっくり優しく、ときには強く揉みながら、ちゅっ♪ちゅ~っ♪
またキスをしてきた。
何がなんだか分からない。
頭がボーとしてきた。
(あたしは一体何をしてるんだろう?・・・何をすればいいんだろう?)
キスをされながら胸を揉まれて・・・自問自答を繰り返していた。
(!!)
さらに電気が走った。
先輩の柔らかい指先が・・・あたしの乳首をつつん♪ってした。
いつの間にか服のボタンを外され、ブラの間から手を入れて、直にあたしのおっぱいを揉んでたみたいだ。
先輩の手のひらが、あたしのおっぱいを・・・下から持ち上げる様にそっと・・・優しく・・・そっと・・・ぎゅ~ってときには強く・・・強弱を混ぜながら・・・。
そして、つんつん♪つつんっ♪、クリクリクリクリって乳首を・・・。
(気持ちいい!何だろう?なんでこんなに・・・?)
初めて味わう気持ち良さにあたしは先輩に“されるがまま”になっていた。
「気持ちいいでしょう?」
先輩はそう言いながらブラのホックを外し、袖の通ってるだけのシャツと一緒に脱がせ上半身を裸にしてしまった。
(恥ずかしい!)って思うはずが・・・あまりにも気持ちいい。
“初めての電流”に浸っていたい気持ちが、先輩の手と指を受け入れていた。
あたしの脚の付け根の内側が・・・熱くなってきた。
湿ってもいるみたい。
テレビのラブシーンを観てるとき、たまになるけど・・・こんなに熱いの初めてだ。
こんなに濡れてるのも初めてだ。
先輩は相変わらずあたしのおっぱいを揉みながら乳首にキスをしてきた。
ちゅっ♪レロレロレロレロ~、ちゅっ♪
「あっ」
思わず声を出しちゃった。
レロレロレロレロレロレロ~♪ちゅっ♪
「気持ちいいでしょう?美菜の顔がだんだん泣き顔っぽくなってきてるの分かるよ?」
(カーッ!恥ずかしい!)
そう思えば思うほど先輩の感触を求めてるあたし。
いつの間にか・・・下を脱がされ、パンティ1枚にされてしまった。
先輩は左の手でおっぱいを揉みながら・・・そして左の手が・・・パンティの上から・・・クリちゃんを・・・。
ビクビクビク!!
頭が真っ白になってそこに稲妻の亀裂が走ってる。
膝がガクガクで力が入らない!
あたし・・・倒れそう?
夢中で先輩にしがみついてしまった。
「美菜~?・・・」
先輩の呼ぶ声が遠くの方からした。
先輩に呼ばれてるみたい。
・・・気づいたら先輩の家で二人とも裸で寝ていた。